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堂本光一、コロナ禍乗り越え『SHOCK』上演1900回を達成!ファンの「理解と協力」に感謝

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『SHOCK』上演1900回記念カーテンコールより  写真提供:東宝演劇部

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ジャニー喜多川氏がエターナル・プロデューサーとして名を連ね、堂本光一が作・構成・演出・主演を務める『SHOCK』が5月31日、帝国劇場での『Endless SHOCK -Eternal-』昼の部をもって通算上演回数1900回を達成。2000年11月の初演『Millennium SHOCK』(作・構成・演出ジャニー喜多川氏)以来、ミュージカル単独主演記録を自ら塗り替える、大きな節目となったこの日、光一は「コロナ禍ですが、お客様のたくさんの理解と協力のもと、皆さんのおかげで幕を開けることができていますので、その思いひとつひとつにこれからも応えていきたい」と共に歴史を歩むファンに感謝を示した。

上演後のカーテンコールにて、共演する佐藤勝利と前田美波里から、キャスト43名とオーケストラ20名の人数分にあたる計63本のバラの花束を受け取った光一は、「夜公演もあるから、5分で終わらせて(笑)」と照れ笑い。客席を埋めた約1900人のファンも、バラを手に、偉業を祝福した。

また、お祝いのくす玉が割られると、中から「あと100回!」と2000回公演を期待する垂れ幕が現れ、光一は「皆さん、気が早いんですよ」と苦笑いも。「回数というのは、自分だけのものではないし、やりたくてできることでもない。皆さんの思いに応えていくことがすべてで、それが数になっている。その日その日の公演が、いつも特別」と思いを新たにしていた。中断している『Endless SHOCK』本編についても「この先、できるようになれば。ひとつひとつの積み重ねですし、2000回はいつになることやらですが」と再開に期待を寄せていた。

万全の感染対策を敷いてきたが、定期的に行っているPCR検査において、アンサンブル・キャストに陽性者が判明し、7公演が休止に。それでも「今はノウハウというか、いろんな形ができてきたので、中止するときにスパッと中止し、再会のめどをしっかり立てるという風に変わってきている。感染した本人はつらかったと思いますが、感染が広がることもなかった」と前向きな発言。「お客様がすごく理解してくださっているのが、我々としてはありがたい」と改めてファンへの感謝を述べていた。

カーテンコールでは、昨年出演したミュージカル『ナイツ・テイルー騎士物語ー』で共演した井上芳雄、音月桂、上白石萌音、演出のジョン・ケアードからのビデオメッセージがサプライズ上映され、「どんどん素晴らしく進化していること、自分のことのようにうれしく思います」(井上)、「この後、2000回、3000回、1万回、1万5000回を迎えられることをお祈りしています」(音月)、「初めて拝見したのは中学生の頃。あの総合芸術に感動したことを覚えております」(上白石)、「2000回でも驚きはしないよ。だから、頑張ってね」(ケアード)と祝福の声が到着。光一は「今もこうしてつながっている感覚になれるのは、すごくうれしいし、ありがたい。すごく心強く思います」と感無量の面持ちだった。

取材・文=内田涼

【公演概要】
『Endless SHOCK -Eternal-』
エターナル・プロデューサー:ジャニー喜多川
作・構成・演出・主演:堂本光一
出演:佐藤勝利(帝劇)/北山宏光(博多座)
越岡裕貴 松崎祐介
高田翔 原嘉孝 大東立樹 今村隼人
石川直 綺咲愛里
前田美波里(帝劇)/島田歌穂(博多座)

2022年4月10日(日)~5月31日(火)帝国劇場
2022年9月、博多座にて上演

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