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尚玄「沖縄から披露することができて感激」 『義足のボクサー GENSAN PUNCH』沖縄での初日舞台挨拶映像公開

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『義足のボクサー GENSAN PUNCH』 (c)2022「義足のボクサー GENSAN PUNCH」製作委員会

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映画『義足のボクサー GENSAN PUNCH』の沖縄先行公開が開始となり、6月3日(金)よりTOHOシネマズ日比谷で先行公開、6月10日(金)より全国公開となる。この度、本作の東京上陸を迎え、沖縄での初日舞台挨拶映像が到着した。

『キナタイ -マニラ・アンダーグラウンド-』(2009年)で第62回「カンヌ国際映画祭」監督賞を受賞、『ローサは密告された』(2016年)など、不条理な社会でもがきながら懸命に生きる人々を撮り続けてきたフィリピンの名匠ブリランテ・メンドーサ。

社会派監督の最新作となる『義足のボクサー GENSAN PUNCH』は、プロボクシングライセンスが取得できない日本からフィリピンへと渡り、プロボクサーを目指した“義足のボクサー”を描く。国際派俳優として活躍する尚玄が、友人である土山直純氏の実体験を基にした感動作だ。



解禁映像となったのは尚玄の母校・那覇高校で行われた学生試写会のもようからスタート。学生たちとセルフィを撮り「頑張って下さい」と気さくにサインに応じる姿が映し出される。

続いて場面は日本初上映を迎えたシネマQへ。初日舞台挨拶には製作も務めた主演の尚玄、土山直純、BEGINの島袋優、タレントの崎山一葉が登壇。

そして尚玄が「10年来の友人である土山直純君から半生を映画化する承諾を得て、紆余曲折あり8年もかかってしまったのですが、このように沖縄から皆さんにお披露目することができて感激しています」と挨拶。

さらに「俳優が企画を立ち上げて映画を作ることが日本ではまだ一般的ではない。だから映画を作ること自体が僕にとって挑戦で、ここでは言えないトラブルなどもあったが、本当に感無量です。僕の想いが詰まっている。何かを感じてほしい」と、満員の観客に熱く語った。

ツアーの合間をぬって駆けつけた島袋は「この映画を観た後、よい言葉に出会った。砂浜の道は歩きづらい。アスファルトの道は歩きやすい。でも、砂浜の道は足跡が残る。(主人公の)足跡がしっかり残っている映画だ」とコメント。

15歳からボクシングを始めたという土山は「プロになって10年、チャンピオンにもなれなかったけれど、(尚玄の尽力で映画化されたことで)応援してくれた人に違った形で恩返しができたかなと嬉しく思います」と言葉を寄せた。

映画『義足のボクサー GENSAN PUNCH』
TOHOシネマズ日比谷で先行公開中
6月10日(金)全国公開