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豊田利晃の新作映画公開イベント開催、音楽手がけた向井秀徳とED担当の切腹ピストルズがライブ

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ナタリー

「生きている。」ポスタービジュアル

向井秀徳が音楽を担当した短編映画「生きている。」のワールドプレミア公開イベントが7月24日に東京・WWW Xで開催される。

「生きている。」は「青い春」「泣き虫しょったんの奇跡」などの監督として知られる豊田利晃による新作。神社の祭りに松明を持って現れた男が騒動を起こすというストーリーの、18分の短編映画となっている。主演は渋川清彦。エンドクレジット曲は切腹ピストルズが担当した。本作は現時点で、映画館での上映は予定されていない。YouTubeでは映画のティザー映像が公開された。

イベントでは映画上映のほか、豊田と渋川による舞台挨拶、向井と切腹ピストルズのライブ、イッセー尾形の一人芝居が行われる。イッセー尾形の一人芝居は豊田のラブコールにより決定した。チケット販売は6月11日10:00に豊田が代表を務める豊田組のオンラインショップでスタートする。

豊田利晃 コメント

毎年、2月6日に和歌山県新宮市で行われるおとう祭りに10年以上参加している。白装束に身を包み、身体に荒縄を巻き、松明を持って山に上り、御神火をつけて階段を駆け下りる。火祭りとも呼ばれる祭りだ。原田芳雄も20年以上、参加していて一緒に山に上ったのは僕にとって宝のような想い出だ。コロナパンデミックの影響で2年連続、今年も中止になった知らせを聞き、原田芳雄や中上健次が愛した祭りを、自分たちで映画の中で再現してみたくなった。祭りとは一年に一度、自らの霊性に目覚め、生命力を自覚する日だ。そして仲間たちと逢える日。一日で終わり、また普段の日常に戻っていく祭りは、どこか映画作りとよく似ている。「映画は祭りだ」とは映画人がよく口にする言葉だ。この時代に生きる意味を問いかける、力が溢れ出すような映画にしたいと思った。生きているのかいないのか、それは自分だけが知っている。生きていること、それだけがいつの時代でも希望の証だ。

映画「生きている。」ワールドプレミア公開イベント

2022年7月24日(日)東京都 WWW X
<出演者>
舞台挨拶:渋川清彦、豊田利晃
一人芝居:イッセー尾形
ライブ:切腹ピストルズ / 向井秀徳