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松田龍平主演ドラマ「鵜頭川村事件」に蓮佛美沙子、伊武雅刀、工藤阿須加、山田杏奈ら

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「連続ドラマW 鵜頭川村事件」ポスタービジュアル

松田龍平が主演、入江悠が監督を務める「連続ドラマW 鵜頭川村事件」の新キャストが明らかに。蓮佛美沙子、伊武雅刀、工藤阿須加、山田杏奈、綾田俊樹、眞島秀和、荒川良々らが出演する。

櫛木理宇の小説を実写化した本作は、行方不明となった妻の故郷・鵜頭川村を訪れた医師・岩森を主人公にしたパニックスリラー。村は12年ぶりに行われる「エイキチ」という名の神を祀る祭りの準備中だった。都市部から取り残された若者たちが鬱憤をためる村は、ある日、突如大雨に襲われ孤絶状態に。やがて1人の若者が何者かに殺害され、遺体で発見される。岩森は妻の行方を探しながら村の騒動、そして自身の過去に向き合うことになっていく。現在、特報がYouTubeで公開中だ。

蓮佛が演じたのは、失踪した岩森の妻・仁美と、その双子の妹・矢萩有美。有美は岩森とともに仁美を探しながら村で起こる事件の真相に迫っていく。蓮佛は「不信、悪意、因習、ありとあらゆる負の感情を背負った約2ヶ月の地方ロケは、想像以上に精神的に負荷のかかる日々でした。有美として、仁美として、光を求めるでもなく、ただただ闇の先を目指して歩いていたように思います」と撮影を振り返りながら、「辿り着いた先にあるのは希望なのか、それとも絶望なのか、閉鎖的な空間から浮き彫りになる人々の本性と事件の真相を、一緒に体感していただければと思います」と語っている。

矢萩家と降谷家の血縁にもとづく権力闘争が根深く残る鵜頭川村。伊武が産業廃棄物で財を成す矢萩総業のトップで村一番の権力者・矢萩吉朗を演じ、青年団のリーダーを務める降谷辰樹に工藤、事件の糸口をつかむ女子高生の降谷美咲に山田、両家の中立を保つ村長・降谷正宗に綾田が扮した。また眞島が次世代クリーンパークの建設をもくろむコンサルタントの金井誠、荒川が駐在所の警察官・吉見忠彦を演じている。6名によるコメントも下記に掲載。このほか板橋駿谷、冨手麻妙、吉岡睦雄、和田光沙、宇佐卓真が鵜頭川村の住人役で出演する。

全6話の「連続ドラマW 鵜頭川村事件」は8月28日にWOWOWで放送・配信がスタート。第1話は無料放送される。

蓮佛美沙子 コメント

大雨によって孤絶状態になった小さな村で、突然起こる殺人事件。不信、悪意、因習、ありとあらゆる負の感情を背負った約2ヶ月の地方ロケは、想像以上に精神的に負荷のかかる日々でした。有美として、仁美として、光を求めるでもなく、ただただ闇の先を目指して歩いていたように思います。辿り着いた先にあるのは希望なのか、それとも絶望なのか、閉鎖的な空間から浮き彫りになる人々の本性と事件の真相を、一緒に体感していただければと思います。

伊武雅刀 コメント

渡された台本を一気に読んだ。面白い。閉ざされた村で不可解な事件が次々に起こる、波乱に満ちた展開を存分に楽しんで頂けると思います。今回の役は村を支配する権力者。憎まれ役です。徹底的に嫌われる人物を演じようと臨みました。撮影は冬の信州。長野の天気予報は連日の雪マーク。ところが撮影地一帯は殆んど降雪なし。だが寒かった。夜間のシーンが多く、そのために防寒対策で着込んだ大量の下着のせいで機敏に動けない。お陰でギックリ腰になった。年寄りには過酷な現場だった。近場に温泉があって助かった。信州は馬刺しが美味い。入江監督と馬刺しで一献を傾ける事が出来なかったのが心残りだ。夏の放送、画面から冷を楽しんで下さい。

工藤阿須加 コメント

辰樹というキャラクターに向き合ううえで、自分の中に支柱を作るのが大変でした。
現場では入江監督に常に想像力と瞬発力を試されたと思います。葛藤の日々でしたが、毎シーン鍛えられました。五感のアンテナをいつも以上に使っていたと思います。
この作品には緊迫感がとても大事な要素の一つでしたし、オールロケ撮影だったので、自分にとってそれが相乗効果でプラスに働いてたかもしれません。
妬み、嫉妬、復讐、正義、歪な想い、人間の怖さがこの作品の魅力の一つだと感じています。

山田杏奈 コメント

今回演じた美咲は鵜頭川村で生まれ育ちましたが、閉鎖的な環境の中で浮き彫りになる違和感と村のしきたりに翻弄されていきます。撮影の中で村の空気感が作られていき、その中で美咲として反応して生きることがとても刺激的な時間でした。
入江監督とは初めてご一緒させていただきました。それぞれの生の感覚やひりひりとした空気を丁寧につくってくださり、監督に委ねれば鵜頭川の住人で居られると思いました。
私自身こういうテイストの作品が好きなのでどんな仕上がりになっているかとても楽しみです。

綾田俊樹 コメント

監督の入江さんには数年前、「太陽」という衝撃的な映画で使っていただいている。
あの作品もいわば閉鎖社会のような、そして、あの作品もロケ場所は都会から離れた山中の村。
今回も唄になるような伊那の村に何度通ったか。監督はきっとそういう場所での人と人の凝縮された関係に興味があるのだろうな、と勝手に納得している。だから面白い。そういう作品に使っていただいて光栄である。
そして、主演の松田さんとは撮影直前まで舞台で、杏奈さんとは撮影直後にテレビドラマでご一緒で楽しかった。きっと話題作になると思います。

眞島秀和 コメント

群像劇の一登場人物として、初めて入江組に参加しました。
演じた役柄は、村の人間ではなく東京から来た金井誠という人物です。
なので、ちょっと俯瞰した立ち位置にいます。
人間の業を鋭く描いた作品です。ぜひご覧ください。

荒川良々 コメント

今回初めて入江監督と一緒にやらせていただきました。元々監督の作品のファンでしたので嬉しかったです。見た目は可愛らしい狸みたいな感じなのですが、演出をされてる時の眼は鋭く濁っておりました。後スタッフの皆さんが入江監督が指示を出さなくても個々がオモシロい作品をつくるという気持ちがビシビシ伝わってきてとても居心地が良かったです。ゼシ観てください! よろしくお願いします!