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2019年チャイコフスキー・コンクール優勝者の実力や如何に!? アレクサンドル・カントロフ ピアノ・リサイタル

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『アレクサンドル・カントロフ ピアノ・リサイタル』

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2019年にモスクワで行われた「チャイコフスキー国際コンクール」は、我々クラシックファンに様々なプレゼントを与えてくれた。その1つがピアノ部門第2位に輝いた藤田真央だ。コンクール後の彼の眩いような活躍ぶりは、コンクールの価値と意味を改めて認識するにの充分だ。そうなると当然、藤田真央を押さえて優勝を果たしたピアニストが気になるのは道理だろう。という訳で、2019年「チャイコフスキー国際コンクール」ピアノ部門の優勝者アレクサンドル・カントロフの来日公演に改めて注目したい。

“カントロフはリストの生まれ変わりだ。私は、彼のように楽器を操り、これらの作品を奏でるピアニストを他に知らない” Jerry Dubins(『ファンファーレ』誌)

その実力や如何に!?

●公演概要

「アレクサンドル・カントロフ ピアノ・リサイタル」

・6月28日(火)ザ・シンフォニーホール
・6月30日(木)東京オペラシティ コンサートホール

https://www.kajimotomusic.com/concerts/2022-alexandre-kantorow/

●アレクサンドル・カントロフ(ピアノ)

22歳で挑んだ2019年のチャイコフスキー国際コンクールにおいて、フランスのピアニストとして初めて優勝。演奏活動と録音活動のいずれも、各地の批評家たちから絶賛を浴びている。今やフランス・ピアノ界のホープとして定評のある彼は、早くに演奏活動を開始。16歳の時、ナントとワルシャワのラ・フォル・ジュルネ音楽祭から招かれシンフォニア・ヴァルソヴィアと共演して以来、数多くのオーケストラからソリストとして招かれており、とりわけゲルギエフ指揮マリインスキー劇場管弦楽団と定期的に共演を重ねている。
またアムステルダムのコンセルトヘボウ、ベルリンのコンツェルトハウス、フィラルモニー・ド・パリ、ブリュッセルのボザールなどの一流ホールで演奏を披露し、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭、ジャコバン国際ピアノ音楽祭、ハイデルベルク春の音楽祭などの著名な国際音楽祭に出演している。
録音では、デビュー・アルバム『A la russe』(BIS)が、クラシカ誌の年間最優秀ショク賞に輝き、ディアパゾン誌、ピアノニュース誌の特薦盤に選ばれるなど、広く注目され高い評価を得た。BISレーベルからは、『リスト:ピアノ協奏曲集』、『サン=サーンス:ピアノ協奏曲第3・4・5番』(ディアパゾン・ドール賞と年間最優秀ショク賞2019を受賞)、最新盤『ブラームス、バルトーク、リスト』(ディアパゾン・ドール賞と年間最優秀ショク賞2020を受賞)がリリースされた。
2019年、フランス批評家協会賞の年間最優秀新人音楽家部門を受賞。
2020年には、先述のサン=サーンスの協奏曲アルバムで、フランスの最も権威ある音楽賞「ヴィクトワール・ド・ラ・ミュジク・クラシック」の2部門(年間最優秀録音部門/年間最優秀器楽ソリスト部門)を同時受賞するという快挙を成し遂げた。
これまで、ピエール=アラン・ヴォロンダ、イーゴリ・ラシコ、フランク・ブラレイ、レナ・シェレシェフスカヤに師事する。サフラン財団賞および、バンク・ポピュレール財団賞を授けられ、助成を受けている。