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熊谷彩春「今こそ上演する意義がある」 NHKみんなのうたミュージカル『リトル・ゾンビガール』

ぴあ

熊谷彩春 撮影:川野結李歌

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日生劇場ファミリーフェスティヴァル2022 NHKみんなのうた ミュージカル『リトル・ゾンビガール』が2022年8月20日(土) から日生劇場で開幕し、全国で巡回される。

人里離れた森で暮らすゾンビの女の子・ノノと、街で暮らす人間の男の子・ショウの小さな友情の物語。1961年の放送開始からおよそ1500曲以上の名曲を送り出し、広く人々に親しまれてきたNHK『みんなのうた』の歴代の名曲を全編に散りばめた、子どもから大人まで楽しめる新作オリジナルミュージカルとなっている。

今回、主人公のノノを演じる熊谷彩春。ミュージカル『レ・ミゼラブル』で、史上最年少でコゼット役に抜擢されたり、『笑う男 The Eternal Love -永遠の愛-』でヒロインのデア役を演じたりと、今後が期待されている逸材で、今回の出演にあたっては「ノノは天真爛漫で疑問に思ったことを『なんで?』と追求していく。私自身も、疑問に思ったことはすぐ口にしてしまう子どもだったので、昔の自分を見ているようで。演じるのが楽しみです」。

Wキャストを組む髙橋ひかるについて、熊谷は「すごく柔らかくて、明るい雰囲気をお持ちの方。それぞれ全く違ったノノになる予感がしていて、いろいろ見て学んでいけたら」と話す。これまでの出演作でもWキャストやトリプルキャストを組むことがあったが、今回は初めての“年下”だそう。「今まで先輩方に頼りっぱなしだったので、ちょっとは自分も頑張らないと」と意気込む。

本作は親しみやすいキャラクターやおなじみの歌など、子どもたちにとって初めての観劇体験としておすすめできる内容でありながら、今の時代にまさに問われる「多様性を認め合うこと」や、普遍的な“共生”を考える要素も含まれている。

熊谷も幼い頃イギリスやマレーシアに住んでいたことがあり、多様性については考えることが多かったといい、「コロナや戦争など、今起きている分断の状況を考えると、今こそこの物語を上演する意義があると感じました。これからを担う子どもたちに観ていただくことに大きな意味があると思います」と作品の魅力を語った。

熊谷自身、幼少期にロンドンで『ライオンキング』を観た原体験から、ミュージカル俳優の道に進んだという。「この作品を観た子がいつか舞台に立つようになって『あのとき観ていました』と言ってくれたら。これ以上嬉しいことはないですね」。

まだまだ俳優としては伸び盛り。これからの展望を尋ねると「いままで清楚なお嬢様役が多かったのですが、どんどん役の幅を広げていきたい。イメージに囚われない、七変化できる俳優になりたいです」。

その他の出演者は石井杏奈、伊藤理々杏(乃木坂46)(Wキャスト)、エハラマサヒロ、石田佳名子、コング桑田、大和悠河ほか。東京公演は8月20日(土) 〜28日(日)、日生劇場。そのほか全国公演あり。詳しくは公式ホームページで。

取材・文=五月女菜穂
撮影=川野結李歌

<公演情報>
日生劇場ファミリーフェスティヴァル2022
NHKみんなのうたミュージカル『リトル・ゾンビガール』

2022年8月20日(土) 〜28日(日) 日生劇場(東京公演)
※そのほか全国公演あり

チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2205142

公式ホームページ:
https://zombiegirl.nissaytheatre.or.jp/