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ディーン・フジオカ、岩田剛典へ「最高のバディに出会えたからここまでたどり着いた」

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「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」初日舞台挨拶の様子。

「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」の初日舞台挨拶が本日6月17日に東京・TOHOシネマズ 日比谷で行われ、キャストのディーン・フジオカ、岩田剛典(EXILE / 三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、広末涼子、小泉孝太郎、椎名桔平、監督の西谷弘が登壇した。

本作は、アーサー・コナン・ドイルによる小説「シャーロック・ホームズ」シリーズの1編「バスカヴィル家の犬」がモチーフのミステリーエンタテインメント。“人を襲う不気味な魔犬”の伝説がささやかれる島を舞台に、犯罪コンサルタントの誉獅子雄と元精神科医の若宮潤一がある誘拐未遂事件の犯人捜索に奔走するさまが描かれる。2019年のドラマ「シャーロック」に引き続き、フジオカが獅子雄、岩田が若宮を演じた。

公開初日を迎えた心境をフジオカは「特別な日を迎えられたことを心からうれしく思います。ミステリーなので、魅力を宣伝で伝えるのが難しかった。この作品を一言で説明すると“あやとり”みたい。1本の糸でいろんな形を作るので」と語る。岩田は「自分の演じた役はある意味、お客さんと作品の架け橋だった。(この作品には)1つ大きな“愛”というテーマがあって、ちょっとしたボタンのかけ違いによって世界が変わった悲しい物語だと思います」と考察した。

フジオカと岩田の魅力について西谷は、「僕から見て2人の共通項が2つある。気さくだけど、普段の佇まいは“孤高”。もう1つは意外と、笑いを誘うようなところに情熱を懸けていること。孤高な部分と、人を喜ばせたいというところ、このギャップです」と分析する。フジオカは「エンタテインメントの仕事なので、人に喜んでもらえたらいいなあと思っています」と目を細めた。

広末は「できあがりを観て、とにかく皆かっこよくて! いろんな男性の美しさを見せてもらいました。ストーリーはもちろんのこと美意識や映画の重厚感を感じさせてもらいました」と作品の感想を述べる。大学准教授・捨井遥人を演じた小泉は、「監督とも何パターンか役作りについて話し合った。僕の中でも思い入れのある役、作品になりました」と述懐。蓮壁家に仕える使用人・馬場杜夫役の椎名は「所作の先生についていただいて。学びながら、いろんな発見がありました」と撮影を振り返った。

イベントでは、タイトルの“犬”にちなんで、それぞれの“ナンバー1”を発表する場面も。岩田は「この作品と出会えたこと。今日も朝からずっと一緒に番宣を奔走している、名実ともにバディでもあるディーンさんとの出会いもですね。お芝居の世界はもちろんのこと、音楽の話などいろんなことに精通しているリスペクトできる先輩と出会えたのは、シャーロックのおかげです」と伝えた。

最後にフジオカは「ぜひ惜しまずに、作品を観たあとの思いを表現していただけたらうれしいです。僕はこの作品の続きが観たいと思っています。岩ちゃんという最高のバディと出会えたから今日ここまでたどり着いたんだなと改めて確信しました」と話し、イベントを締めた。

「バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版」は全国で公開中。

(c)2022映画「バスカヴィル家の犬」製作委員会