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手と目で考えるユニークな教材・資料を紹介『美術館はおもちゃ箱・道具箱』7月9日より開催

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《ネフスピール》1956 年発表 Naef AG/ スイス

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今秋、開館35周年を迎える目黒区美術館にて、同館を “おもちゃ箱・道具箱” に見立て、ユニークな教材・資料のコレクションを紹介する『美術館はおもちゃ箱・道具箱』が7月9日(土)より開催される。

特色のあるコレクション形成を目指し、これまで主に日本人画家による海外との関わりの中で生まれた作品の収集を行ってきた同館。美術作品のほかに、作家や作品制作にまつわる画材や素材、美術を楽しむための教材のコレクションにも注力し、展示だけでなく教育普及に展開するという活動も繰り広げてきた。

同展では、目黒区美術館を “おもちゃ箱・道具箱” に見立て、独自に選び収集した木製玩具を中心としたトイコレクションのなかから約150点を展示。会期中の土日は「プレイコーナ」で実際にトイを手に取って動かすこともできる。触って遊び、新たな発見や視点を与えてくれるトイは、これまで同館のボランティアチームによる教育普及プログラムでも活用されてきた。

また、画家が制作に使った鉛筆、パレット、イーゼルなどを収蔵作品と合わせて紹介。戦前の画家が滞欧米留学期に使用した旅行用トランクや、滞在地で入手した冊子などの印刷物などの資料も公開する。

さらに、作品制作に欠かせない画材の成り立ちや素材の特徴をテーマ別に引き出しにまとめた同館オリジナルの教材「画材と素材の引き出し博物館」も展示。作品と鑑賞者を繋ぐツールとして制作された引き出しで、画材や素材の文化的背景や歴史を知ることで、これまでとは違った角度から作品を眺めることができるだろう。

伊原宇三郎旧蔵の画材
川村清雄旧蔵の画材
「画材の引き出し博物館」 引き出しているところ
「画材の引き出し博物館-オイルパステル・クレヨン」

【開催概要】
『目黒区美術館開館35周年記念展 美術館はおもちゃ箱・道具箱』
会期:2022年7月9日(土)~2022年8月28日(日)
会場:目黒区美術館
時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜(7月18日は開館)、7月19日(火)
料金:一般700円、 大高・65歳以上550円
美術館公式サイト:https://mmat.jp/index.html

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