Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > ぴあ映画 > 地上波ではできないアクションを、「GAME OF SPY」は東山紀之の願いから始まった

地上波ではできないアクションを、「GAME OF SPY」は東山紀之の願いから始まった

映画

ニュース

ナタリー

「GAME OF SPY」プレミア潜入生配信イベントの様子。

Amazon Originalドラマ「GAME OF SPY」のプレミア潜入生配信イベントが6月23日に東京・Hibino VFX Studioで行われ、キャストの東山紀之、小澤征悦、ローレン・サイ、松平健、渡部篤郎が登壇した。

本作は、世界中の犯罪者からターゲットにされる日本が舞台のスパイアクション。法務省外局・公安調査庁にある極秘スパイ機関“GOS(Global Operation Service)”諜報員の活躍が描かれる。

本作は、東山の「地上波ではできない激しいアクションをやりたい」との思いから企画がスタートしたそう。彼は「アクションシーンはエンタメとして表現しつつ、リアリティも欲しかった。皆さんにはずいぶん意見を聞いていただきました」とスタッフに感謝する。チャーミングな一面もある役どころについては「方向音痴だったりデジタルに弱かったり、僕自身の素に近い。愛すべきキャラクターになったと思います」と紹介した。

「東山さんのバディ役を演じられてものすごくうれしかった」と喜んだのは小澤。彼は撮影前からボクシング練習に励んだそうで「一緒にやっていたヒガシ(東山)さんは汗ひとつかいてなかった(笑)。そのあと家まで走って帰ってましたからね」と回想した。その言葉に東山は「そうやって体力作りをしていますから」とひょうひょうと返し、小澤と笑い合った。

サイは「日本語の演技は初めて。普段使わない言葉が多くて勉強になりました」と挨拶する。YouTubeの動画や映画などを観て日本語を学んだというサイを、小澤は「日本語上手でしょ? 素晴らしい!」と、東山は「ローレンのがんばりは現場に刺激を与えてくれた。すごい才能ですよ!」と絶賛。渡部は「感慨深いものがあります。今もこうして(俳優を)やっていられる自分を褒めてあげたい」と東山との久々の共演に言及し、東山も「30年以上経っている感じがしなかった。いい出会いだったなと改めて思います」としみじみと話した。

イベントでは、MCからキャストへ「スパイに向いている人は?」との質問が。東山は「健さんは普段すごく静かな方なので、合っていると思います」と発言し、小澤も「(松平が)気付いたら真後ろに立っていたこともあった!」とうなずく。当の松平は東山を選んで「歌って踊って、時代劇をやってとなんでもできる」と理由を述べ、東山に「歌って踊っては健さんもですよ!」とツッコまれていた。なお東山は松平の楽曲のファンだそうで「バックダンサーをやりたい」とつぶやいていた。

「刑事7人」の及川拓郎が監督を務めた「GAME OF SPY」は、Amazon Prime Videoでプライム会員向けに独占配信中。8月1日からは英語、中国語、韓国語の字幕で世界配信も行われる。

(c)東映株式会社