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「だれもが文化でつながる国際会議」6月28日より開幕 開会式および本会議への参加者を募集中

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「だれもが文化でつながる国際会議」

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東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団が主催し、芸術文化による共生社会の実現を目指す国際カンファレンス「だれもが文化でつながる国際会議」が、いよいよ6月28日(火)より開幕。7月7日(木)まで、東京国立博物館、東京都美術館ほか上野エリアで開催される。

芸術文化が有する多様性や相互理解等の特徴から生み出される社会包摂性や、人々がウェルビーイングを享受できる機能を重視した取り組みが、世界各地に広がっている昨今。同カンファレンスでは、こうした国内外の動向を紹介し、交流と新たな連携を促進するべく、世界5カ国・地域から100組以上の専門家、団体、クリエイターが東京に集結。国際会議、ショーケース、短期集中キャンプ、ネットワーキングの4つのプログラムが実施される。

7月2日(土)に行われる開会式および基調講演には、2015年に東京都と姉妹友好都市関係を結んだロンドンより、文化・クリエイティブ産業政策に関する中心的な役割を担うロンドン市副市長のジャスティーン・サイモンズ、筑波技術大学教授で手話言語学・ろう者学専門の大杉豊、福祉実験ユニット・ヘラルボニーの松田崇弥の3名が登壇。各分野を代表する有識者の講演から、芸術文化が有する多様性や相互理解等が切り拓く社会・文化・エコシステムの可能性について考える。

続いて7月2日(土)~4日(月)には、同カンファレンスを構成する5つのテーマ「ウェルビーイング」「ダイバーシティ」「インクルーシブ・デザイン」「アクセシビリティ」「つながり・居場所づくり」について、本会議および分科会を開催。多様な性的アイデンティティや日本に暮らす外国人の姿を描く作品で知られ、19年に芥川賞を受賞した作家の李琴峰、ダンディー大学教授のグラハム・プリンらをはじめ、多様な地域・領域から政策立案者や研究者、実務家、クリエイター等を迎え、国際的な見地における共通課題を提起していく。

ほかにも、東京パラリンピックの開会式で手話を交えた美しいダンスが話題となった鹿子澤拳が獅子舞と各地域の音楽を交えたパフォーマンスを披露するオープニング・パフォーマンス、分身ロボットにより障害者雇用を生み出す(株)オリイ研究所によるプロジェクトなど、世界各地で展開される芸術文化による社会包摂の取り組みを紹介するショーケース(展示会)のほか、企業や団体の取り組みを紹介するネットワーキング(ブース・プレゼンテーション、グループ・ミーティング)など、さまざまなプログラムを用意。短期集中キャンプ「共鳴する身体」では、障害当事者や専門家のみならず、文化や言語、考え方の異なる人々が協働し、芸術文化の新しい楽しみ方を追求することを目指すワークショップが行われる。

現在、開会式・基調講演、本会議の参加者を募集中。イベントの公式サイトから事前予約を受け付けている。あらゆる人々を文化の力でつなぐ、アジア初の国際カンファレンスに参加してみよう。

ジャスティーン・サイモンズ
大杉豊
松田崇弥
李琴峰 撮影:稲垣純也
グラハム・プリン
鹿子澤拳
獅子と仁人ー現代芸能プロジェクト
株式会社オリイ研究所 参考写真

【開催概要】
「だれもが文化でつながる国際会議:Creative Well-being Tokyo 2022」
会期:2022年6月28日(火)~7月7日(木)
※国際会議は7月2日(土)~4日(月)
会場:東京国立博物館、東京都美術館、上野恩賜公園竹の台広場、LIFULL Fab
イベント公式サイト: https://creativewell.rekibun.or.jp/conference/
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況等によって、登壇者やプログラム内容は予告なく変更になる場合あり

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