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「アンパンマン」ジャンポケ太田が実写化を希望、戸田恵子は100作公開目指す

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「それいけ!アンパンマン ドロリンとバケ~るカーニバル」公開記念舞台挨拶の様子。

映画「それいけ!アンパンマン ドロリンとバケ~るカーニバル」の公開記念舞台挨拶が本日6月25日に東京・新宿バルト9で行われ、キャストの戸田恵子、中尾隆聖、北川景子、ジャングルポケットが登壇した。

劇場版「それいけ!アンパンマン」シリーズ第33弾にあたる本作。あらゆるものに変身できるオバケたちの街「オバケタウン」で開催されるお祭り・バケールカーニバルを、ばいきんまんから守るために奮闘するアンパンマンたちの冒険が描かれる。映画のゲストキャラクターである、変身が苦手なオバケの男の子・ドロリンに北川、オバケタウンの町長と側近にジャングルポケット、伝説のオバケ・まっくろ魔王にDAIGOが声を当てた。

まずはアンパンマン、ばいきんまんが舞台に登場したのちにキャスト陣が呼び込まれ、アンパンマン役の戸田が「ここ数年はコロナ禍ということもあって舞台挨拶もできずにおりまして、ようやく皆さんにお会いできて今日は本当にうれしいです」と挨拶。続くばいきんまん役の中尾も「ハーヒフヘホー!」とばいきんまんの声で会場を沸かせた。

北川は「今日はたくさんのお子さんたちの笑顔が見られるのでうれしく思います。楽しんでいってください」と述べる。オバケタウンの町長役のジャングルポケット斉藤慎二は、本物のばいきんまんとは似ても似つかない低い声で「ハヒフヘホ……」と挨拶。太田博久に「本物のあとによくできるな」とツッコまれていた。町長の側近A役のおたけは「セリフは多くないんですけど、一生懸命やりました。でも最初と最後で声がちょっと違うと思います」と、慣れない声優業の難しさについてコメント。側近B役の太田は「今日は見る限り、側近Bのお面を付けてるお子さんがたくさんいて……」とボケてみせ、斉藤から「1人もいないだろ」と冷静に指摘された。

映画の見どころを問われると、戸田は「戦うところもいいんですが、景子ちゃんが演じてくれたドロリンと、アンパンマンが肩を寄せ合ってしんみりと話すシーンがあるんです。悩んでるドロリンに向かって生い立ちを語るところがありまして、今回はそこが心に残るシーンとなりました」と回答。中尾は「今回のばいきんまんは強いです!でもやられちゃうんですけどね(笑)。だけどいつもと違うばいきんまんが見れるんじゃないかなと思うので楽しみにしてください」と注目ポイントを挙げた。

また七夕が近いということで、登壇者がそれぞれの願い事を発表。戸田が「映画をたくさんの人に観てもらえますように!!」と書かれたフリップを出しながら、「2番目のお願いは、『お金がたくさんたまりますように』です」と述べて登壇者を笑わせる。続く中尾も「毎日笑顔で過ごせますように…!!」と発表するが、ここで戸田が「2番目はなんですか?」と問いかけ、中尾が「お金がいっぱい……(笑)」と期待に応え、ジャングルポケットの3人が「やめましょう」「1番さえ発表すればいいですから」と止めていた。

北川の「家族とクワガタが健康に暮らせますように」という願いに続き、斉藤は「アンパンマン映画に毎回出演」とフリップを出しながら「これから先も一生付き合い付き合いたいなと思いました。こういった作品にずっと携わっていきたいと思います」と欲を見せる。おたけは「愛犬が近くに来ますように」と切実な悩みを発表。また太田は「『ドロリンとバケ~るカーニバル』の実写化」を掲げ、「最近は人気のアニメが実写化されるので。その際には(ドロリン役の)北川さんには真っ白になってもらって」と展望を述べた。

続いてアンパンマンとばいきんまんがダンスを披露したのち、最後に戸田が挨拶。「この映画で33作目。うまくいけば100作ぐらいできるんじゃないかなと思ってます。長く長く続けていきたい。私も中尾さんもそのうち、すーっと消えていくことになるわけですけども(笑)、1作でも多く皆さんにお届けできればと思います。コロナがあったり、戦争があったり、大変な世の中ですけど、やなせ(たかし)先生は『人生は喜ばせごっこ』という言葉を残して天国にお引越しされました。人を喜ぶことをおやりなさい、と私たちは教わってきました。その精神をアンパンマンに乗せて、これからもお届けしていきたいと思います』と、原作者であるやなせの言葉を引用しながら、イベントを締めくくった。

(c)やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV (c)やなせたかし/アンパンマン製作委員会 2022