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「一富士茄子牛焦げルギー」小柴陸・羽野晶紀・橋本さとしの顔合わせで再演へ

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左から橋本さとし、小柴陸(AmBitious / 関西ジャニーズJr.)、羽野晶紀。

リーディングアクト「一富士茄子牛焦げルギー」が12月に大阪と東京で上演される。

本公演は、絵本作家のたなかしんによる小説「一富士茄子牛焦げルギー」を河原雅彦の演出、野上絹代の脚本で立ち上げるリーディングアクト作品。昨年1月に大阪と東京で上演を予定していたものの、新型コロナウイルスの影響で大阪で1日のみの上演となった本作が、一部新たなキャストを迎えて再演される。

出演者は前回公演から続投となる小柴陸(AmBitious / 関西ジャニーズJr.)と、新キャストの羽野晶紀、橋本さとし。劇中ではとある家族の物語が展開する。小柴は「僕にとってターニングポイントとなった舞台でした。今回は橋本さん、羽野さんの背中を見ながら全力で食らいつき、前回で学んだことを出し切れるように頑張ります!」と再演への意気込みを述べた。公演の詳細は続報を待とう。

小柴陸コメント

前回はコロナの影響で1日しか公演ができず残念でしたが、稽古を通して生瀬さん、沢口さんのお二人からお芝居をするということを勉強できたことや、河原さんに芝居の基礎を一から丁寧に教えて頂いたりと僕にとってターニングポイントとなった舞台でした。今回は橋本さん、羽野さんの背中を見ながら全力で食らいつき、前回で学んだことを出し切れるように頑張ります!

羽野晶紀コメント

ある日、綺麗な色彩で味のある可愛い富士山が表紙の本が届いた。読み始めたら面白くて、ペラペラ読み進む。お? そうやんか、私、朗読劇を承ったんやった! どれどれ?と、途中からぼくのセリフもおとんのセリフもト書も全部1人で声に出して読んでいった。うおー! なんてことか! 笑ろてるのに涙がダダ漏れ、鼻水ズルズルなって、読まれへんやん。あかんやん。あー! なんやこれ。ちょっと待って~。この純粋な感動と、感覚を忘れないように。私は毎回、新鮮な気持ちでおかんやらねば! もー! えらいこっちゃー! 笑ろたり、泣いたり、怒ったり、忙しいで~! さとし先輩はアホな所もカッコいい所もおとん役にピッタリ! おかんやらせてもらうのが楽しみになってきた ー!! 小柴君! 3人で生き生きやるで~!

どうぞ皆さま~劇場にお越しくださいね~

橋本さとしコメント

朗読劇は今回が自身初挑戦となります! なぜなら避けてきたからです。そりゃだって怖いですよ……本を持ち動きを制限され、本を見ながら台詞を言うのですから、読み間違ったり噛んだり飛ばしたりってできないでしょ? お客様の観劇ハードルは高くなるわけですよ。だから今回は焦げルギーにエネルギーをもらい、ケツを蹴られて挑戦することにしました。何気なく飾り気もない「生きる力」を言葉の力で感じてもらえたらええなぁ、と思っております。

たなかしんコメント

待ちに待った再演、めちゃくちゃ嬉しいです! 初演が本当に素晴らしく、いつか必ず……と願っていたことが現実になったのですから。私があんまりにも願うものだから富士山が叶えてくれたのかな。餅が焦げないか確かめないと。小柴陸さんの「ぼく」が帰ってくるのも、橋本さとしさん、羽野晶紀さんの「おとん」と「おかん」が観れるのも待ち遠しいです。再演に向けてご尽力くださったみなさんに、あの感動を忘れられない一人としてお礼を言いたいです。そしてまだ観たことのない人へ、素敵な焦げルギーをお届けすることをお約束します!

河原雅彦コメント

焦げルギーの再演は本当に本当に嬉しい。初めて朗読劇を作らせてもらったが、「いいものになったんじゃないか」という手応えがあったので。小柴君もつくづくラッキーだね。初演の生瀬さん&沢口さんに続き、(橋本)さとしさん&羽野さんと共演だもの。

初演とはまた違う素敵で切ない焦げになるよう、みんなで楽しみながら頑張らせていただきます。

リーディングアクト「一富士茄子牛焦げルギー」

2022年12月
大阪・東京

原作:たなかしん
演出:河原雅彦
脚本:野上絹代
音楽:瓜生明希葉
出演:小柴陸(AmBitious / 関西ジャニーズJr.)、羽野晶紀、橋本さとし