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日本初演となる『スカラムーシュ・ジョーンズ or 七つの白い仮面』出演する加藤健一よりコメント到着

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『スカラムーシュ・ジョーンズor七つの白い仮面』チラシ

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加藤健一事務所8月公演『スカラムーシュ・ジョーンズ or 七つの白い仮面』が、8月18日から28日まで東京・本多劇場にて上演される。

本作はイギリスの作家ジャスティン・ブッチャーが手掛けた一人芝居。夜の娯楽として「喜劇的で風刺的な千年紀の物語を書く」と自らに課して書いた作品で、作中にはブッチャーの両親・親族の生まれや人生、そして自身が得てきた様々な経験が盛り込まれている。2001年にダブリン・シアター・フェスティバルにて初演、2021年にウィルトンのミュージックホールなどで上演され、今回の加藤健一事務所公演が日本初演となる。

1899年12月31日、19世紀の終わり、大晦日のカーニバルの中、美しい褐色の肌を持つ女から生まれた小さな赤ん坊は抜けるように白く、何か特別なことのために生まれてきた子だ……と、つけられた名前は道化師を意味する、スカラムーシュ。生涯で唯一“我が家”だといえる場所を僅か6歳で後にし、たった一日で孤児となり、奴隷となり、流浪の身となり……そしてこれが、これから長く続く波瀾万丈な旅路へのスタートとなる。時にその光景や匂いに恍惚とし、この世のものとは思えぬ魅力的な音楽と共に旅をした。自身の透き通るような白い肌によって巻き込まれた数奇な運命は、恐怖と喜びに満ちていた。そして今夜は1999年12月31日、20世紀のどん尻でありミレニアム・イブ。大きな花火が打ち上がる大晦日にスカラムーシュ“道化師”が己の人生を、仮面を剥がすように語り始める。

加藤健一事務所は、1980年、役者・加藤健一が一人芝居『審判』を上演するために立ち上げ、劇団員は加藤健一のみ。上演プログラムからキャスティング、演出、照明、音響、美術、衣裳など全てにわたって加藤本人がプロデュースするという体制をとっている。今回演出は鵜山 仁が務めた。チケットは、7月3日より一般発売が開始される。

■加藤健一 コメント
2年半にも及ぶコロナとの長い闘いで、文字通り「刀折れ矢尽き」立っているのがやっとという日々の中、
心に灯り続ける温かい光は、劇場に足を運んで下さる皆さまとの目に見えない絆です。
そんな皆さまのエールにお応えするには、役者加藤健一が全身全霊で舞台に立つ姿をお見せするしかないと考え、この一人芝居を選んでみました。
『スカラムーシュ・ジョーンズ or 七つの白い仮面』は、今の僕にとって8,000メートル峰単独登頂に挑むような心境です。
「そこに山があるからだ」と言った登山家がいますが、目の前に高い山が現れると、危険を顧みず挑んでみたくなるのは、舞台に生きる芝居者の性でしょうか。
皆さまの応援だけが頼りです!!

『スカラムーシュ・ジョーンズ or 七つの白い仮面』スチール撮影裏側

<公演情報>
『スカラムーシュ・ジョーンズ or 七つの白い仮面』

2022年8月18日(木) ~8月28日(日) 下北沢・本多劇場

【日時】
8月18日(木) 14:00
8月19日(金) 14:00
8月20日(土) 14:00
8月21日(日) 14:00
8月22日(月) 14:00
8月23日(火) 休演日
8月24日(水) 19:00
8月25日(木) 14:00
8月26日(金) 14:00
8月27日(土) 14:00
8月28日(日) 14:00

【チケット料金】
前売:5,500円
当日:6,050円
学生:2,750円(学生証提示、当日のみ)

一般発売:7月3日(日) 10:00より

【キャスト / スタッフ】
出演:加藤健一
作:ジャスティン・ブッチャー
訳:松岡和子
演出:鵜山 仁
美術:乘峯雅寛
照明:古宮俊昭
音響:秦 大介
映像:浦島 啓
衣裳:加納豊美
マイム指導:小島屋万助
舞台監督:畑﨑広和

チケットはこちら:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2211519

公式サイト:
http://katoken.la.coocan.jp/112-index.html