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原菜乃華、新海誠監督最新作『すずめの戸締まり』ヒロインに決定 「まさか自分が届ける側になるなんて」

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新海誠、原菜乃華 (c)2022「すずめの戸締まり」製作委員会

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11月11日(金)に公開される映画『すずめの戸締まり』のヒロイン・すずめ役の声優が原菜乃華に決定した。

本作は、新海誠監督の3年ぶりとなる最新作。日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく旅をする少女・すずめの解放と成長を描く。

4月にはヒロイン・すずめのビジュアルや特報映像が公開され、圧倒的かつ神秘的な雰囲気を纏ったビジュアルで話題となり、さらに本作の4つのキーワード、「旅の青年」「白い猫」「小さな椅子」「扉の鍵」が発表されると、大きな関心を集めた。

1700人を超えるオーディション参加者の全ての声を聴き、新海監督が自ら探し出した「すずめ」役は、フレッシュな魅力あふれる原菜乃華に決定。

原が声を吹き込む岩戸鈴芽は、九州の静かな町で、叔母とふたりで暮らす17歳の女子高校生。広大な廃墟の中、幼い自分が草原をさまよい歩く不思議な夢をよく見る少女で、今作はそんなすずめが日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる“扉”を閉めていく、すずめの解放と成長を描いた現代の冒険物語となる。

以前から大好きだったという新海監督から直接、最終選考と称したサプライズという形ですずめ役に決定したことを告げられた原は、号泣しながらも「頑張ります!」と力強く宣言。 「中学1年生の夏、新海監督の作品を初めて映画館で観た時の、あの一生忘れる事の出来ない胸が震えるような感動を、まさか自分が届ける側になるなんて、全く実感がわきません」と戸惑いを感じつつも、「不安やプレッシャーも大きいですが、監督はじめスタッフキャストの皆さまと一緒に、岩戸鈴芽として、喜び、怒り、悲しみ、楽しみ、沢山悩み考え、成長していけたらと思っています」と、喜びの気持ちと抱負を語っている。

新海監督が語る原の稀有な才能とは「感情と声の距離が、誰よりも近い」ところ。「分厚い雲が吹き払われた瞬間のような眩しくて鮮やかな感情を、原さんならばすずめにたっぷりと与えてくれるはずです。それが今から楽しみでなりません」と語っている。

「あちこちで開け放しにし続けてきてしまった扉を、どのように閉めることが出来るのか。それをすずめに託し、戸締まりをしながら日本列島を旅する物語を作っています。」と新海監督が語る最新作『すずめの戸締まり』。果たしてどのような物語が紡がれていくのか。

コメント全文
●原菜乃華
いまもまだ夢なんじゃないかと気持ちが落ち着きません。中学1年生の夏、新海監督の作品を初めて映画館で観た時の、あの一生忘れる事の出来ない胸が震えるような感動を、まさか自分が届ける側になるなんて、全く実感が湧きません。でも何か物凄い事が動き始めたような感覚に、今は目の前がキラキラ輝いています。

「すずめの戸締まり」は、今の世の中で少しずつ薄れてしまった、人と人との繋がりや温かさ、本当に大切なものに気づかせてくれる物語だと思います。映画館を出た時、目に映る全てが前より鮮明に輝くような、自分の周りの人達も、自分の事も、大切にしたいと思えるような素敵な作品です。

新海監督作品の大ファンであるが故に、不安やプレッシャーも大きいですが、監督はじめスタッフキャストの皆さまと一緒に、岩戸鈴芽として、喜び、怒り、悲しみ、楽しみ、沢山悩み考え、成長していけたらと思っています。

●新海誠監督
感情と声の距離が、誰よりも近い。それが原菜乃華さんの稀有な才能だと思います。
分厚い雲が吹き払われた瞬間のような眩しくて鮮やかな感情を、原さんならばすずめにたっぷりと与えてくれるはずです。それが今から楽しみでなりません。

『すずめの戸締まり』
11月11日(金)公開

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