興奮と緊迫の136分！　この傑作を絶対に見逃すな！
『アンビュランス』救出大作戦！

埋もらせてしまうのはもったいない！ マイケル・ベイが放つ
ド派手なノンストップアクション『アンビュランス』が発売！

『トランスフォーマー』シリーズでおなじみのマイケル・ベイ監督によるサスペンスアクション『アンビュランス』が、いよいよ8月3日、パッケージ・リリース(デジタル先行販売)される。この映画、宣伝期間が限られていたこともあり、日本での劇場公開時は予想を下回る興行収入に終わってしまった。しかし、この結果は、あまりにもったいない！　スケールの大きなアクション、手に汗握るスリル、そしてグッとくる人間ドラマ。これらが高濃度で絡み合い、観る者を興奮の渦へと巻きこむ、エンタメ映画の鑑というべき必見作。ぴあでは、この傑作アクションを埋もれさせないために、救出作戦を敢行。ファンは盛り上げるべし！

これを見逃すなんてもったいない！『アンビュランス』のココに注目！

1. ネット上でも話題に！　“破壊王”が放つノンストップアクションが最高！

まず注目すべきは、やはりマイケル・ベイの監督作であること。『トランスフォーマー』シリーズはもちろん、『バッドボーイズ』シリーズ、や『ザ・ロック』『アルマゲドン』『パール・ハーバー』などのアクション大作を放った、言わずと知れたヒットメーカーだ。

これらの作品からも明らかだが、彼の生み出すアクションは、度肝を抜く、もしくは驚がくという表現がふさわしい。カークラッシュはただただ凄まじいし、爆破も容赦なし。彼の映画の中ではビルも車も、街さえも吹き飛んでしまう。“破壊王”の異名は、決して伊達ではないのだ。

『アンビュランス』は劇場でのヒットには至らなかったものの、鑑賞したファンは大いに熱狂。ロサンゼルスの路上でパトカー同士が激しく激突し、豪快に火の手が上がる！　ヘリに追跡される救急車をとらえた、空と陸両面からの映像がスゴい！　ド派手なスペクタクルはSNS等で話題となった。まさに破壊王の面目躍如。そういう意味でも必見だ！

2. CGIほぼなしのライブ・アクション&斬新なドローン映像に興奮！

CGIで実写のような映像が作れる時代ではあるが、マイケル・ベイはあくまで生身の迫力にこだわる。リアルな現代劇なら、なおさらで、『アンビュランス』では、ほぼすべてのスペクタクルがロサンゼルス市内で撮影された。銃撃戦も爆破もクラッシュも追跡用ヘリも、すべて実写なのだ！

特筆すべきは、ドローンを使った空撮。高層ビルの壁面を下降して再上昇し、そのまま市街地を俯瞰からとらえたり、チェイスを宙から接写したりなど、とにかく凄い。これは19歳の天才ドローンパイロット、アレックス・バノーバーのカメラ操縦によって収められたもの。ドローンカメラの移動速度は最大で時速160キロにも達したというから驚きだ。

ブルーレイにはこれらのアクションシーンの舞台裏を明かす多種メイキング映像も収められている。空撮の他、スタントや主な舞台となる救急車内での撮影や、市街地でのカーチェイスなど、撮影の内幕をスタッフ＆関係者のインタビューとともに覗けるので、ぜひチェックを！

3. “家族”“正義と悪”を描いた人間ドラマにまさかの涙！

主人公の兄弟ダニーとウィリアムは金に困り、銀行強盗を働く。計画は誰の命を奪うことなく遂行されるはずだったが、予期せぬトラブルにより銃撃戦に発展。兄弟は救急車を強奪して逃走するが、そこには女性救命士キャムの他に瀕死の警官が。警察官を死なせるわけにはいかず、一方では逃げ切りたい。かくして兄弟は危険な橋を渡ることになる……。

ウィリアムは重病の妻を救いたい一心で、悪事に手を染める。ダニーはワルだが弟を心から愛している。そんな家族の絆に、重傷者を救いたいキャムの使命感の物語が絡み、ドラマはエモーショナルな盛り上がりを見せる。

ダニー役には『ブロークバック・マウンテン』の演技派ジェイク・ギレンホール、ウィリアムに『マトリックス：レザレクションズ』のモーフィアス役で注目されたヤーヤ・アブドゥル＝マティーン2世。キャムには『ゴジラVSコング』の注目株エイザ・ゴンザレスが紛する。それぞれにアツいドラマを体現した、俳優陣の熱演から目が離せない！

テキスト：相馬学