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監督も制作を後悔…不安定な若者の絶望描く「ブロークン・ジェネレーション」初公開

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「ブロークン・ジェネレーション」キービジュアル

1985年に製作された日本未公開のアメリカ映画「The Boys Next Door」が、「ブロークン・ジェネレーション」の邦題で8月19日より東京・シネマカリテほか全国で順次公開される。

本作は工場で働く退屈な日々を目前に控えた2人の青年が、ハリウッドへ現実逃避の旅に出る物語。どこにでもいる普通の若者がささいなきっかけで殺人に手を染め、破滅の道をたどる姿がつづられる。国内で発売されたVHSのタイトルは「ブロークン・ジェネレーション 撲殺!射殺!極限の暴力少年たち」。

主演は「プラトーン」のチャーリー・シーンと「グリース2」のマックスウェル・コールフィールドだ。「反逆のパンク・ロック」「ウェインズ・ワールド」で知られるペネロープ・スフィーリスが監督を務めた。

スフィーリスは実在の連続殺人鬼の記事を目にしたことをきっかけに、不安定な若者たちの絶望を淡々と描く本作を発表。しかし近年のインタビューではその暴力描写を悔やんでおり、監督したことへの後悔まで語っているという。このたび制作から37年を経て、国内初のロードショー公開。上映はデジタルニューマスター版となる。

「ブロークン・ジェネレーション」は 7月15日より開催される「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2022」でも特別上映。

(c)1984 The Killer Venture. All rights reserved.

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