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クリス・へムズワースが語る、ソーの集大成『ソー:ラブ&サンダー』特別映像公開

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『ソー:ラブ&サンダー』 (C)Marvel Studios 2022

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7月8日(金)公開となるマーベル・スタジオ最新作『ソー:ラブ&サンダー』より、スタッフ・キャストが、クリス・ヘムズワースや彼が演じるソーのキャラクターについて語る特別映像が公開となった。

物語の舞台は『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界。激闘の末、銀河一の落ちこぼれチーム、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの仲間たちと宇宙へ旅立ったソーは、多くの仲間を失い、いつしか戦いを避けるようになっていた。ブヨブヨに太った体をシェイプするも、未だ自分探しに迷うソーの前に神々の殲滅を目指す最強最悪の敵“神殺し”ゴアが現れる。

シリーズ最新作となる本作は、神々の殲滅を目指す“神殺し”のゴアを前にソーが絶体絶命に追いつめられる。そんななかで救世主として現れたのは新たなヒーロー“マイティ・ソー“となった元恋人のジェーン。ソーは彼女とタッグを組み、最強最悪の敵へと対峙していく。



今回公開となった映像は、ソーが歩んできたこれまでのシリーズの名場面や、貴重なメイキングのシーンも交えながら、スタッフやキャストが、ソーのキャラクターやソーを演じるクリス・ヘムズワースについて語る特別映像となっている。

マーベル・スタジオのCEOにしてMCU作品すべての制作を手掛けるケヴィン・ファイギが、主人公ソー役にヘムワーズを抜擢した“ソーの誕生”の経緯を語るシーンでは、ソー役のオーディションを受けている若かりし頃のヘムワーズの映像も登場。そして、前作『マイティ・ソー バトルロイヤル』で監督を手掛け、ソーをより魅力的で人間味のあるキャラクターへと昇華させた仕掛け人タイカ・ワイティティが、いかにソーというキャラクターを主演であるヘムワーズと作り上げていったのかなどがインタビュー形式で語られている。「常に楽しんで演じてきた 初作からもう10年だ。またソーを演じられるなんて夢みたいだよ」そう語るヘムワーズの表情は、『マイティ・ソー』の頃のフレッシュな印象から打って変わって、雷神ソーとして10余年歩んできたからこそ醸し出される貫禄も漂っている。

ヘムワーズは、本作の出演について、前作『マイティ・ソー バトルロイヤル』での好評を受け、“ものすごいプレッシャー”があったという。「MCUで、同じキャラクターが主人公としてシリーズ4本目をつとめるのはソーが初めてだから、今までとは違うことをしたいと思っていたんだ。いつだってこのキャラクターをより良く演じたいと思っているからね。こうして再び映画を作れるチャンスを得られて、とにかく最高だよ。」と、プレッシャーの中でも、ソーのこれまでと違う部分を作り上げ演じることは、ヘムワーズ本人にとっても充実した作業だったようだ。

さらに、「今回の作品で、タイカと僕はまた新たにソーのキャラクターを膨らませる機会を得たんだよ。『マイティ・ソー バトルロイヤル』から始まり、そこには心が引き裂かれるほどの傷心もあったけれど、今回、タイカはそれをロマンティック・コメディの方向に導いているんだ。それはヒーロー映画というジャンルにしては、とても独創的なものだと思うよ。」とコメント。本作では、ワイティティ監督と共にこれまで以上に独創的な物語の中でソーのキャラクターを膨らませていったという。

ヘムワーズは、本作でのワイティティ監督との作業について、「彼は大きな子供みたいな、天才児みたいな人なんだ。彼のイマジネーションは他に類を見ないものだね。新しいアイデアには必ず興味を持つし、彼自身を笑わせてくれそうなものには全身で飛び込んでいく。退屈な瞬間が一瞬たりともないから、彼と仕事をするのが本当に大好きなんだ。」と語るなど、ワイティティ監督との強い信頼関係も伝わってくる。

本作はそんなワイティティ監督が「“共感できて笑えるキャラクター”」と語る、ヒーロー・ソーの何が起こるかわからない、ノープランな新章を描く迫力のバトル・アドベンチャー作品となっている。

『ソー:ラブ&サンダー』
7月8日(金)公開