77人の命奪ったテロを72分ワンカットで描く「ウトヤ島、7月22日」公開
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「ウトヤ島、7月22日」ティザービジュアル
2011年7月22日にノルウェーで起きた無差別テロ事件を、72分間ワンカットで映像化した「ウトヤ島、7月22日」が公開される。
たった1人の男が77人のもの命を奪ったノルウェーにおける戦後最悪の惨事を、事件発生から終息までの72分で描く本作。サマーキャンプ中に突然降りかかったテロの中で妹を探し続ける少女カヤとその友人たちの姿が、実際の生存者の証言にもとづいた映像で映し出されていく。「ヒトラーに屈しなかった国王」のエリック・ポッペがメガホンを取り、第68回ベルリン国際映画祭にて、エキュメニカル審査員賞スペシャルメンションを受賞した。
YouTubeにて公開された特報には、キャンプに参加していた少年少女たちが逃げ惑うさまが収められている。「ウトヤ島、7月22日」は3月8日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国でロードショー。