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“お父様”の正体とは? 物語の始まりを描く5分間『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』特別映像公開

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『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』 (c)2022 荒川弘/SQUARE ENIX (c)2022 映画「鋼の錬金術師2&3」製作委員会

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現在公開中の映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』、『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』より、5分間の新たな本編映像が公開された。

2001年に月刊『少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載が開始するや、魅力的なキャラクター、緻密に練られたストーリー、圧倒的で唯一無二な世界観で人気となった『鋼の錬金術師』。2017年12月に1本目の実写映画『鋼の錬金術師』が公開され、興行収入約12億円のヒットを記録。その続編となる映画が『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカ―』、完結編となるのが『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』だ。

主演は前作に引き続きHey! Say! JUMPの山田涼介が務め、主人公で“鋼の錬金術師”のふたつ名を持つ国家錬金術師エドワード・エルリックを演じる。また本田翼をはじめ、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多らが続投。そして本作から登場する新キャストに、内野聖陽や新田真剣佑、舘ひろし、渡邊圭祐、黒島結菜、山本耕史、栗山千明、山田裕貴ら豪華俳優陣が名を連ねる。

『最後の錬成』では、エドとホムンクルスの生みの親とされる“お父様”の最終決戦が描かれているが、原作者の荒川弘も一番の見所に挙げるほど完結編に相応しい圧巻のクライマックスとなっている。原作の再現度に加え、原作愛に溢れるキャスト陣による熱演にも注目だ。

本作の役作りにおいて山田は15キロ増量するほどの肉体改造をして挑み、エドと“お父様”の若い姿、そしてホーエンハイムの若かりし頃の姿である、奴隷23号の1人3役を演じている。また内野はホーエンハイム、お父様、さらには物語の鍵を握るフラスコの中の小人の声を担当。



公開された本編映像は『鋼の錬金術師』のすべての物語の始まりでもある、はるか昔に栄えた国家クセルクセスにて山田演じる奴隷23号がフラスコの中の小人に出会い、ヴァン・ホーエンハイムと名付けられる場面から始まる。

フラスコの中の小人によって知識を与えられ、読み書きを教わったホーエンハイム。ある時“完全な存在”になることを望んでいたフラスコの中の小人は不老不死を求める国王を騙し、クセルクセスの国土を使った錬成陣で、国民の魂を使って賢者の石を錬成する。

その結果、肉体を手に入れたフラスコの中の小人はホーエンハイムと瓜ふたつの姿に変貌し、自由の身となる。そして、フラスコの中の小人と血を分けたホーエンハイムは、賢者の石によって不老不死の体を与えられたのであった。映像の最後には、大勢の命を犠牲にした大惨事に絶叫するホーエンハイムの姿を捉えている。

『最後の錬成』のクライマックスである国家をも揺るがすエドと“お父様”の最終決戦、そして“約束の日”に繋がる重要なシーンを収めた本映像。第1作から座長として常に高みを目指し、走り続けてきた山田の見事な演じ分けに加え、内野演じるホーエンハイムと“お父様”が対峙する場面では見ているものに緊迫感を与え、キャスト陣の熱量と本気度が伝わるはずだ。

国家を巻き込む恐ろしい計画を企てる“お父様”。刻一刻と“約束の日”が迫る中、果たしてエドたちは史上最大の敵に打ち勝ち、元の体を取り戻せるのか。

『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』
公開中

『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』
公開中