堤幸彦×本広克行×佐藤祐市「SUPER SAPIENSS」映像第1弾のヒロインは岡エリカ
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「SUPER SAPIENSS THE BEGINNING」完成披露上映会の様子。
堤幸彦監督作品「SUPER SAPIENSS THE BEGINNING」の完成披露上映会が7月10日に東京・新宿バルト9で行われ、堤、本広克行、佐藤祐市、プロデューサーの森谷雄、キャストの岡エリカ、池浪玄八、伊藤さゆり、藤嶋花音、屋良学、植田崇幸、花岡咲、田島冴香、渡邉泰良、高橋美津子、比佐仁、児玉純一、主題歌を歌うAlisaが登壇した。
「SUPER SAPIENSS」は、堤、本広、佐藤という3人の映像監督と森谷が共同で製作指揮を務め、映像作品やWebtoonを展開するプロジェクト。堤が監督、萱野孝幸が脚本を担当した「SUPER SAPIENSS THE BEGINNING」は物語の序章となる作品で、ヒロイン・環栄李花役の岡をはじめとするキャスト陣は2000名を超えるオーディションによって選ばれた。
1月のプロジェクト発表から約半年で完成披露試写会を迎えたことについて、森谷は「まさかここまで早くできるとは思いませんでした! それは監督の皆さんのパワーとサポーターの皆様のお力添えのお陰です!」と感謝を述べる。プロジェクトについて堤は「今まで経験したことのない座組で今までにない形の作品作りができた」と手応えを感じたようだった。本広は「僕が監督した『踊る大捜査線』のヒットはファンがいてくれたからこそ。今回もそれをやっていきたいので、映画を作るからにはみんなが楽しめる映画を作っていきたい!」と述べる。続く佐藤は「お二人の意見が刺激的で、僕はそれに圧倒されながら付いてきた感じです。新しいものを壊して、新しい方向へ向かおうという意思が感じられます」とプロジェクトの魅力について語った。
プロジェクトの第1弾となる「SUPER SAPIENSS THE BEGINNING」について、堤は「萱野さんを脚本に迎えて、みんなでアイデアをブレストしてこの作品の大きなコンセプトは何なのか?というところから共有しました。テーマを語り始めると1時間くらい必要なので、短く説明しますと『ネアンデルタール人のホモサピエンスに対する復讐劇』です!」と紹介。森谷は「今回のプロジェクトのキーワードは100年続く連続ドラマ。まさに100年続く物語のはじまりの始まりです」と明かした。
この日解禁となったキャスト陣も挨拶。初の映像作品出演となる岡は「このような大きな作品に参加することになり、嬉しさと不安がありましたが、作品に関わる方々のお陰で楽しんで演じることができました。一生忘れられない思い出です」、山中伝蔵役の池浪玄八も「こういう場所で舞台挨拶ができるとは思いませんでした!」と感激した様子。YouTuberとして活動し、本作には渋谷のネアンデルタール人役として出演する鴨頭は「3監督の新しいチャレンジへの意気込みに惚れました。このプロジェクトは既存の映画作りとは違い、観客参加型の取り組みが面白い。観るだけよりも一緒に絡んだ方がエンタメが味わいやすいはず」と観客に呼びかける。Alisaは作品について「ミステリアスでいい意味でわけのわからない作品!」とコメントして観客を笑わせつつ「このような話題のプロジェクトに参加できて光栄に思っています!」と喜んだ。
「SUPER SAPIENSS THE BIGINNING」の今後の展開について森谷は「世界配信をしていきます!」と予告。これに堤は「字幕を付けるのに苦労しそう!」と苦笑いしながら、「通常の映画作りは監督とプロデューサーが主導して船を動かすが、このプロジェクトでは船をぷかぷか浮かばせながらみんなで楽しく新しい方向へと進んでいく。これは全く新しい形です。色々な方々にこのプロジェクトのことを広めていただきたい!」と、プロジェクトの広がりに期待を込めていた。