劇団四季『キャッツ』名古屋公演の舞台セット公開! 8/5(金)にはぴあ創業50周年記念公演も開催!
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舞台全体イメージ
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すべて見る劇団四季『キャッツ』が、2022年7月18日(月・祝) に名古屋四季劇場で開幕する。
名古屋での上演は実に21年ぶり。名古屋初演は1988年の旧国鉄笹島貨物駅の跡地(名古屋市中村区)、2度目は1999年の新名古屋ミュージカル劇場(名古屋市中区)、そして今回、3度目の名古屋公演を迎える。
現在、開幕に向け準備が進められている『キャッツ』の舞台が、メディア関係者向けの取材会にて公開された。
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『キャッツ』は「都会のゴミ捨て場」が舞台となる。そのため、猫の目線に合わせて、実物の3~5倍の大きさで作られた巨大なゴミのオブジェが設置されている。それは舞台上から客席に至るまで設置され、客席に足を踏み入れた瞬間、自分が猫のサイズになったかのような感覚に陥る。
取材会では、舞台監督を務める村田舟氏と舞台美術を担当している土屋茂昭氏が、作品の魅力やデザイン、舞台仕込みの作業内容、『キャッツ』との思い出など話した。
村田「名古屋四季劇場に『キャッツ』の舞台を設営するために、もともとあった1260席から316席をカットし、本来の劇場の壁の内側にさらに壁を作りました。その壁には猫の出入り口を設置し、舞台上と合わせると約50カ所になります。びっくりするところから出てくる猫もいるので楽しんでいただきたいです」
土屋氏は1983年の『キャッツ』日本初演から本公演の舞台美術に関わっているという。土屋「強烈に印象深かった思い出は1回目の名古屋公演。旧国鉄笹島貨物駅の跡地にテント式仮設劇場を建設して行った約一年にわたる公演の千秋楽です。たくさんの方がテントの外で音漏れを聞いている姿に感動しました」
今回の舞台設営は11トントラックを49台、4トントラック6台という、計55台分の道具を搬入。飾られているゴミだけでも11トントラック3台分はあるという。劇団四季の作品の中でも『キャッツ』は最大規模の設営である。
そんな『キャッツ』舞台装飾の特徴は、公演場所にちなんだ「ご当地ごみ」。名古屋では「東山動植物園のチケット」や「スガキヤのラーメンフォーク」「manaca」など、約20点のご当地ゴミが会場内に装飾されている。
さまざまなゴミがあり、1983年の日本初演時から飾られているパンダは、今回も名古屋公演を見守っている。
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また、四つ葉のクローバーのオブジェもあるのだが、これは公演の度に設置場所が変わる予定とのこと。見つけた人に幸運が訪れるかも!?
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実は『キャッツ』と縁の深いぴあ。『キャッツ』日本初演時に、当時まだなかったオンラインでのチケット販売を実施した。そんなぴあも「ご当地ゴミ」に登場! 『キャッツ』が初めて名古屋公演を行った1988年11月に発刊された情報誌「ぴあ」が、会場のどこかに設置されている。中身も当時のものと全く同じに作られており、再現度の高さに驚きだ。
※特別に許可を得て中身を撮影しております。舞台装飾にはお手を触れないようお気をつけください。
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今年創業50周年を迎えるぴあ。名古屋公演の1日、8月5日(金) は「ぴあ創業50周年記念公演」として開催する。こちらの公演もお見逃しなく!
ぜひ、猫の世界を楽しみつつ、ご当地ゴミやぴあの雑誌など思い出のつまったゴミを会場で探してみよう。
<公演情報>
劇団四季『キャッツ』名古屋公演
会期:7月18日(月・祝) ~ロングラン上演
会場:名古屋四季劇場
【チケット料金】
S1席:9,900円~12,100円
S席大人:9,900円~12,100円
S席子ども:4,950円~6,050円
A1席大人:8,250円~9,350円
A1席子ども:4,125円~4,675円
A2席大人:8,250円~9,350円
A2席子ども:4,125円~4,675円
B席:6,050円~7,150円
C席:2,750円~3,850円
※公演当日3歳以上有料、2歳以下入場不可。子どもは公演当日3歳~小学校6年生以下対象。
※公演日程により料金が異なります。
チケットはこちら:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2205961
■ぴあ創業50周年記念公演
日時:8月5日(金) 13:30 開演(12:45 開場)
チケットはこちら:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2211661
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