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後藤輝基、9月に初の本格ライブ 藤井隆「緊張しながらステージを楽しみにしてくれてます」

音楽

インタビュー

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左から藤井隆、後藤輝基 (C)SLENDERIE RECORD

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藤井隆の全面プロデュースにより、後藤輝基(フットボールアワー)が5月11日にカバーアルバム『マカロワ』で歌手デビューを果たした。9月には大阪&横浜のビルボードでライブを行うことも決定している。2カ月後に初の本格的なライブを控えるシンガー後藤輝基と、プロデューサー藤井隆にカバーアルバムを制作することになった経緯から、選曲やレコーディング、ライブについて語ってもらった。

――そもそも藤井さんが後藤さんをプロデュースしたいと思われたのは、なにがきっかけだったんでしょうか。

藤井 フットボールアワーとは大阪で20年近くテレビのレギュラー番組を一緒にやっている仲で、ボクは2人のことが大好きなんです。20年やってますが、日帰りでお互い交通手段が違うので、収録終わりに飲みに行ったりしたことがないままだったのですが、コロナ禍になる前に一緒に飲みに行けました。そのときに楽しくなってカラオケに行ったのですが、原田真二さんの「キャンディ」を後藤クンが歌ったときに、普段のイメージとは違う後藤クンに出会えたのがきっかけです。

――後藤さんはリリースの話を聞いてどう思われましたか。

後藤 正直、驚きました。僕でいいのかなぁ……というのもありましたが、カラオケで歌った「キャンディ」がすごくよかったとか、番組の企画で僕がリリースした曲がよかったと昔から言っていただいたこともあって。本当に気に入っていただいていると感じたのでお受けさせていただきました。

――アルバム『マカロワ』はカバーアルバムになりましたが、選曲はどのようにされましたか。

藤井 後藤クンの歌声に色っぽい表情を感じましたので、そんなムードが出せるような選曲を目指しました。

後藤 選曲そのものが、さすが“藤井隆!”という感じでした。果たしてこれを本当に僕が歌えるのか……、という不安がどの曲にもありました。

――後藤さんのレコーディングでどの曲が印象に残ってますか。

藤井 一番最初に歌ってもらった「悲しみSWING」がとても印象に残っています。自分の頭の中にある曲の中から後藤クンに歌ってほしいと思う歌を探したときに、一人称が「わたし」の女性が主人公の歌を歌ってほしいと思いました。後藤クンの色っぽさが伝わるのではないかと考えました。

――藤井さんからはどんな要望がありましたか。

後藤 細かい音楽の専門的な指示が来るかと思いましたが、藤井さんには楽曲の世界観がハッキリありまして。「じゃあこの曲は、ベテランの役者さんが周りから“歌って歌って!”と言われて、レコーディング現場に来てパッと2回ぐらい歌って、“もうオーケー? じゃあもう僕帰るね”みたいな役者さんの感じで歌って」と。「もう少し、綱渡りしてる感じがほしいねん」とか言われても……。それで自分なりに解釈して歌うと、「オーケー、オーケー!」と。僕もそれでいいのか分からなかったのですが、藤井さんの頭の中には、すでに僕の歌のイメージが出来上がっていたのだと思います。それから、「こぬか雨」のレコーディングのときには、「すごいメッセージがあるわけでも、大きなことを言っているわけでもない。ただただ時間だけが流れていて、その状況をほわっと歌っているので、そのあたりを強く意識して歌ってください」と言われたのをよく覚えています。

藤井 ボクに自覚がないまま無理なリクエストをしていたこともあったと思うのですが、一度もノーと言わずにトライしてくれたのは嬉しかったです。

藤井隆 (C)SLENDERIE RECORD

――曲のアレンジには、スカートの澤部渡さん、NONA REEVES / ZEUSの奥田健介さん、KASHIFさんが参加されています。どんな交流がありましたか。

後藤 食事を一緒にさせていただく機会があって、KASHIFさんや皆さんとピザを食べました。そのときに、ミュージシャンの話や僕のギターのことについて話したのが印象的です。レコーディングのときは、どちらかというと隆プロデューサーを介していたので直接という感じではなかったです。

藤井 最高のアレンジをご用意したかったので、最高のお3人さんに力を貸していただけて本当に嬉しかったです。普段からお世話になっている方々が後藤クンに対して真正面からぶつかってくださいました。

――アルバムタイトルが『マカロワ』になったのはどういうわけですか。

藤井 後藤クンがレコーディングでの思い出の景色を話してくれたときに、スタジオの横にバレエ教室があって、喫煙所からレッスンしている生徒さんの姿が見えたそうで、その景色が印象に残ったと話してくれました。後藤クンの“タバコの煙とバレリーナ”というイメージをヘビースモーカーのバレリーナさんのお名前“ナタリア・マカロワさん”からいただいて『マカロワ』と決めました。

――プロモーションビデオ「VIDEO マカロワ」はインタビュー映像込みで17分間の大作ですが、撮影はどんなことがありましたか。

後藤 スチール撮影の日、隆プロデューサーから「むちゃくちゃ寒くなるけどごめんな」と。2月の寒い日で、誰よりも早くカメラの三脚を持って移動し、凍える僕たちにホットコーヒーを出してくれる、という感じでした。PVの撮影は熱海に行きまして、意外と天気もよく、撮影が順調に続いたような印象でした。一気に撮影したので、正直あまり覚えてません(笑)。

――リリース後にはイベントを開催されて、ファンの皆さんと直接交流されましたがどうでしたか。

後藤 そもそもこのアルバムを作るときに、“後藤クンの魅力をすごい知っているファンの人に届けて、ファンと後藤クンが出会うようなものを作りたい”と言われました。リリースイベントではたくさんの方が来てくれて、「10年以上前から応援してます」「フットボールアワー結成したときから応援してます」「3年前から好きです」ときっかけがよく分からないファンも来てくれて、直に話せる機会になったのですごく新鮮でした。

後藤輝基 (C)SLENDERIE RECORD

――“藤井隆プロデュース”を今後も続けたいと思われましたか。

後藤 それは、“隆のみぞ知る”ですね。いろんなところにアンテナ張って敏感につないでいく人なので、きっとそういうものが僕から出てればきっとまたやってくれるでしょうし、逆に「その人でやんねや!」というところも見てみたいです。まだ、今後というよりはまずは皆さんの前で歌うライブがあるので、ライブを楽しんでいただけるようにしたいということを考えています。

――そうですね。9月のビルボードライブはどんなライブになりそうですか。

後藤 今のところ、全貌は何も分かってないです。すべては藤井隆の頭の中だと思います。僕にどれだけのことができるか分かりませんが、僕自身もとても楽しみにしています。聞くところによると、ご飯のメニューも決められるというシステムがあるそうなので、藤井さんとメニューも決めていきますので、そのあたりも楽しんでいただければと思います。

藤井 先日「何がいい?」と聞いたときには「焼きそばはどうでしょう?」と言ってました。ビルボードで焼きそばを食べるのもオシャレかもしれませんね!

――ライブに参加するファンの方へのメッセージをお願いします。

藤井 ボク自身もとても楽しみにしています。後藤クンの初めてのステージを盛り上げてくださるべく、ZEUSさん、KASHIFさん、スカート澤部さんのライブもあります! 後藤クンが緊張しながらステージを楽しみにしてくれてますし、本人が楽しいと思えるのがなにより一番だと思っています。お客さまにも必ず楽しいと思っていただけるようなステージをミュージシャン、スタッフの皆さんと作りますので、ぜひ、ぜひ、ご検討よろしくお願いします!

<ライブ情報>
SLENDERIE RECORD Presents
後藤輝基『LIVEマカロワ』

9月8日(木) Billboard Live OSAKA
1st:開場15:30 / 開演16:30
2nd:開場18:30 / 開演19:30

9月15日(木) Billboard Live YOKOHAMA
1st:開場15:30 / 開演16:30
2nd:開場18:30 / 開演19:30

【出演】
後藤輝基
ZEUS / KASHIF / スカート
バンド:冨田謙(Key・Bandmaster) / 小松シゲル(Dr) / 南條レオ(Ba) / 藤井隆(Bp)

【チケット料金】
サービスエリア:8,000円(税込)
カジュアルエリア:7,500円(税込)

チケット購入リンク:
https://w.pia.jp/t/goto-makarowa2022/

<リリース情報>
後藤輝基 カバーアルバム『マカロワ』

Now On Sale
価格:2,200円(税込)

後藤輝基『マカロワ』ジャケット(撮影:永瀬沙世 (C)SLENDERIE RECORD)

【収録内容】
1. Cat-Walk Dancing
※1989年リリースWink6枚目のシングル『One Night In Heaven ~真夜中のエンジェル~』のカップリング曲。

2. Carnival
※1997年リリース宝生舞のシングル曲。詩人の血、Oh! Penelopeの渡辺善太郎が作曲・編曲活動を始めた初期の作品。

3. ハートのIgnition
※1986年にリリースされた福永恵規2枚目のシングル。『スケバン刑事 III 少女忍法帖伝奇』主題歌。

4. 悲しみSWING
※1987年リリース本田美奈子.13枚目のシングル。オリコン3位を記録。

5. リズムとルール
※2000年リリース篠原涼子の14枚目のシングル曲。レコード会社移籍第1弾としてリリースされた楽曲。

6. こぬか雨
※シュガーベイブ、EPO等、様々なアーティストに歌われた伊藤銀次の名曲。いくつかのバージョンがある中、今作には1977年にリリースされた伊藤銀次のバージョンを収録。

配信リンク:
https://lnk.to/Makarova

後藤輝基 VIDEO マカロワ

KAKKO(Anju Suzuki)and TAKASHI(Takashi Fujii)「We Should be Dancing」

Now On Sale

KAKKO(Anju Suzuki)and TAKASHI(Takashi Fujii)「We Should be Dancing」ジャケット

作詞・作曲:Matt Aitken, Mike Stock & Pete Waterman
編曲:Night Tempo

配信リンク:
https://lnk.to/weshouldbedancing

藤井隆 5thアルバム『Music Restaurant Royal Host』

2022年9月21日(水) リリース

藤井隆『Music Restaurant Royal Host』通常盤ジャケット (C)SLENDERIE RECORD

●初回限定盤 メニュー型スペシャルパッケージ:4,950円(税込)
●通常盤:3,300円(税込)

関連リンク

後藤輝基 HP:
https://www.terukinland.com/

藤井隆 HP:
https://takashi-fujii.com/

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