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首位・横浜FMから最多7名を選出! 国内組で臨むE-1で目指すは4大会ぶりのV!!

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水沼宏太(横浜F・マリノス) (C)スエイシナオヨシ

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目標は4大会ぶり2度目の優勝である。7月13日『EAFF E-1 サッカー選手権 2022』決勝大会に臨むSAMURAI BLUE(サッカー日本代表)のメンバー発表会見が行われた。記者会見に出席した反町康治技術委員長と森保一監督は次のように抱負を語った。

反町技術委員長「いよいよはじまる。今回大会は9回目を迎えるが、我々日本の優勝は1回だけ。韓国が5回で中国は2回。ホームでやるということでぜひ優勝したい」

森保監督「『E-1』の我々の目標は優勝すること。そして、戦いの中で日本の選手層をより厚くすること。結果、内容を持って『W杯』に向かっていければと思っている。今回は国内組のメンバー編成。国内組の価値、Jリーグの価値を上げられればと思っている」

国内組26名、10名が代表初招集というフレッシュな顔ぶれとなった日本代表のメンバーは以下の通り。
【GK】1大迫敬介(サンフレッチェ広島)
12谷晃生(湘南ベルマーレ)
23鈴木彩艶(浦和レッズ)
【DF】19佐々木翔(サンフレッチェ広島)
3谷口彰悟(川崎フロンターレ)
2山根視来(川崎フロンターレ)
5畠中槙之輔(横浜F・マリノス)
25小池龍太(横浜F・マリノス)
4中谷進之介(名古屋グランパス)
22荒木隼人(サンフレッチェ広島)
24大南拓磨(柏レイソル)
13杉岡大暉(湘南ベルマーレ)
【MF/FW】18水沼宏太(横浜F・マリノス)
10武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)
17宮市亮(横浜F・マリノス)
15橋本拳人(ヴィッセル神戸)
7野津田岳人(サンフレッチェ広島
14脇坂泰斗(川崎フロンターレ)
9西村拓真(横浜F・マリノス)
16相馬勇紀(名古屋グランパス)
6岩田智輝(横浜F・マリノス)
8森島司(サンフレッチェ広島)
21満田誠(サンフレッチェ広島)
11町野修斗(湘南ベルマーレ)
20細谷真大(柏レイソル)
26藤田譲瑠チマ(横浜F・マリノス)

横浜F・マリノスから最多の7名が選出された点を問われると、森保監督はこう答えた。
「シンプルに今Jリーグでトップを走っているチームだということ。内容的にもインテンシティの高い戦いをしている。チームとして戦術的な戦いをしながら、個のクオリティを発揮しているということで選んだ。チームとしても、個人としても結果を出していることは評価しないといけない。結果を見ながら、個のクオリティを見させもらった」

4位のサンフレッチェ広島から6人、2位の鹿島アントラーズからは0人となった理由も質問された。
「(広島は)個の部分で我々が視察を重ねた中でいいパフォーマンスを見せてくれたということで選ばせてもらった。チームが攻守ともにアグレッシブな戦いをしている中、個の輝きを放っている選手を選ばせてもらった。
鹿島もインテンシティの高い、攻守ともにアグレッシブないいサッカーをしていると思っている。鹿島の選手たちも候補として数名見てきた。今回の選考のタイミングでは移籍などの理由で選べなかった」

32歳にして初招集の水沼、約10年ぶりの代表となる宮市についても言及した。
「Jリーグでトップを走っているチームで、チームを勝たせる存在感を発揮している選手だと思っている。ベテランとしてこれまでの経験を生かしてほしいというのと、いち選手として代表で存在価値を発揮し、チームを勝たせるプレーをしてほしいと思う。ふたりとも特徴があり、チームで存在感を見せている。
水沼はサイドで起点になってクロスで得点チャンスをつくることも、ゴール前に入ることもできる。運動量もある。
宮市は爆発的なスピードで上下動でき、得点もチャンスメイクもできる。それぞれに特徴がある。この代表でもその特徴を発揮してほしいと思っている」

指揮官は『東京五輪』メンバーに残れなかった杉岡、岩田とのA代表での再会も喜んだ。
「本当にうれしく思っている。我々日本代表の活動は日々選手を見られるわけではないが、選手の成長を見られるのは楽しみだし、視察で成長が見られるのもうれしく思っている。『東京五輪』で選ばれなかった選手が自チームの活動でレベルアップしているのはうれしく思う。岩田であり、杉岡であり、ほかの選手たちも成長を見させてもらっている」

反町委員長はJFAアカデミー出身者初となるA代表入りした小池に期待を寄せた。
「小池はJFAアカデミーで6年やって、最終的に日本代表にのぼってきた。JFAアカデミー出身者はアンダーカテゴリーには何人かいるが、A代表は初めて。JFAが力を入れてきたアカデミーで成果が出てうれしいし、携わった人たちの励みにもなる。小池選手には選ばれただけではなく、活躍を期待している」

森保監督は改めて大迫勇也、長友佑都、酒井宏樹を招集しなかった理由を述べた。
「3人は『W杯』でもレギュラーとして出て、経験値が高い。今大会では経験が浅い選手たちに国際経験を積んでもらいたい。日本代表として優勝を目指して、個の価値を上げることにつなげていきたいと思っている」

キャプテン候補も口にした。
「選手が集まったところで発表したいと思うが、谷口を候補として考えている」

最多7人が選出された横浜FM勢はクラブを通してコメントを発表した。
畠中「今回、F・マリノスから7名選出され、F・マリノスというクラブがなぜ強いのかということを証明できるように、しっかりと責任を持ってがんばりたい」

藤田「『五輪』に向けて経験を積むというより、上の世代の選手たちに食らいつき、これからいつでもA代表を狙えるように、結果にこだわってプレーしていきたい。この遠征で、また自分が成長できるきっかけをつかみたい」

宮市「選出を聞いた時は、正直喜びよりも驚きの方が大きかった。F・マリノスからも多くの選手が選出されているので、コミュニケーションのところは問題ない。日本を代表して戦う大会になるので、誇りを持ってプレーしていきたい」

水沼「日本代表に選んでいただきありがとうございます。心の底からうれしく思う。自分らしく、F・マリノスの選手として思いっきり自分を表現したい」

岩田「普段、F・マリノスのサッカーを表現できているからこその代表選出だと思う。全勝するためにも常にいい準備をし、出場機会があれば普段どおりのプレーをしたい。そうすれば結果はついてくると思っている」

小池「日本代表に初選出していただきとてもうれしいし、F・マリノスを代表できることをとても光栄に思う。これまでのすべてを代表活動で表現し、楽しんできたい」

西村「初の代表選出でうれしい気持ちもあるが、しっかりと戦いに行くという気持ちも芽生えている。 F・マリノスでやっていることを自分らしく表現したい」

果たして、今回アピールして『W杯』へのサバイバルに名乗りを上げるのは誰だ。『EAFF E-1 サッカー選手権 2022』決勝大会でSAMURAI BLUEは7月19日(火)・県立カシマサッカースタジアムにて香港代表、24日(日)・豊田スタジアムにて中国代表、27日(水)・豊田スタジアムにて韓国代表と対戦。19日(火)は女子日本代表×韓国代表と同日開催。チケット発売中。

取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)

チケット情報
https://t.pia.jp/pia/search_all.do?kw=EAFF+E-1+%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E9%81%B8%E6%89%8B%E6%A8%A9+2022

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