カトリーヌ・ドヌーヴ出演「愛する人に伝える言葉」予告解禁、ナレーションは笠井信輔
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「愛する人に伝える言葉」
カトリーヌ・ドヌーヴとブノワ・マジメルが共演した「愛する人に伝える言葉」の予告編がYouTubeで公開された。
「太陽のめざめ」のエマニュエル・ベルコが監督を務める本作では、がんを宣告された主人公とその母親が、限られた時間のなかで“人生のデスクの整理”をしながら、穏やかに死と対峙していく過程が描かれる。膵臓がんを宣告されたバンジャマンをマジメル、バンジャマンの母・クリスタルをドヌーヴが演じた。さらにバンジャマンを献身的に看病する看護婦役でセシル・ド・フランス、主治医のドクター・エデ役で現役のがん専門医であるガブリエル・サラが出演する。
予告編には、バンジャマンがエデから「一緒に進みましょう」と声をかけられる場面などを収録。ナレーションを、フリーアナウンサーの笠井信輔が担当した。笠井は本作について「これは、末期がんを悲しむ映画ではありません。人生の終点までどう生きればいいのか? そして、どう見送ってあげればいいのかを優しく教えてくれるのです。がんサバイバーの私も希望と気づきを頂きました」とコメントを寄せている。
「愛する人に伝える言葉」は10月7日に東京・新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国で公開。なお本作のムビチケは7月15日から発売される。
(c) Photo 2021 : Laurent CHAMPOUSSIN - LES FILMS DU KIOSQUE