LDHからPSYCHIC FEVERがついにデビュー! 7人が語る1stアルバム、メンバーだけが知る素顔
音楽
インタビュー

PSYCHIC FEVER 撮影:源賀津己
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すべて見るLDH が運営するダンススクール“EXPG STUDIO”でしのぎを削る若者たちの中から集められた精鋭によって2019年に結成された7人組、PSYCHIC FEVER(サイキックフィーバー)。7人それぞれがダンスを得意とするだけでなくボーカルやラッパーとしてマイクを握るスタイルで、同年には全国47都道府県を巡る“武者修行”を敢行、その後も先輩グループのステージなどで経験を積んできたが、そんな彼らがついに、2022年7月13日に“PSYCHIC FEVER from EXILE TRIBE”として1stアルバム『P.C.F.』(ピーシーエフ)でデビュー! そこで今回は記念すべきデビュー直前の彼らにインタビューを敢行、アルバムについてはもちろん、メンバーそれぞれの素顔や関係性についても語ってもらった。

最年長でありながら
チーム1のお茶目な剣
――ついにデビュー、おめでとうございます! デビューアルバム『P.C.F』について教えていただきたいのですが、剣さんからお願いします。
剣 今作は、僕たちの今までの夢に対する想いや、これから夢を叶えていく自分たちの気持ちがすごく詰まったアルバムとなりました。これまで配信でブレデビュー曲をリリースさせていただく中で、本当にいろいろな方にサポートしていただいたんです。それらの曲も収録された、バラエティ豊かな10曲となっているので、とても豪華な1枚になりました。

――すごく豪華ですよね。それにしても、剣さんはビジュアルだと少し近寄りがたいイメージを持たれることもあると思うのですが……。
JIMMY それが、チーム1のお茶目なんですよ。やることが意外とかわいいんですよね。最年長でありながら、チームのまとめ役と可愛さの二面性を持っているんです。
剣 (嬉しそう)
――どんなところがかわいいんですか?
JIMMY いつもスーツでビシッとしているんですが、家だと基本的に半袖半ズボンで少年のようなんです(笑)。
渡邉廉 眠るときはちゃんとズボンの中にTシャツを入れるんだよって教えてくれました(笑)。
剣 やめて!(笑)
小波津志 僕もそれを教えてもらって、やってます(笑)。そうやってメンバーとコミュニケーションをとってくれるんですよ。
JIMMY あと、(中西)椋雅くんにもらったヘッドバンドをずっと付けているんですよ。
中西椋雅 たしかに、ずっと付けてくれているよね。
剣 それはもう、椋雅からもらったものは大事にしますよ。椋雅は戦友ですし、EXPGのスクールでずっと一緒で頑張っていたライバルなんです。本当なら気まずいはずなのに、椋雅はプレゼントをくれたんですよ。それはずっと大事にしたいじゃないですか。これを付けていると、初心に戻れるんです。
渡邉廉はなんでもできて
面倒見の良いお兄ちゃん
――すごく素敵な話をありがとうございます。渡邉さんは今作についていかがですか?
渡邉 2年前に武者修行をさせていただいたんですが、そこで初めてもらったオリジナル曲『Spread The Wings』という曲も収録されているんです。昔から応援してくださる方にやっと曲として聴いてもらえることがすごく嬉しいですね。さらに新曲もかなり色とりどりなので、楽しんでもらえる作品になったと思います。

――2年が経った今だからこそ響くリリックになっていそうですね。
渡邉 そうですね。当時はすごく必死で、上手く歌わなくちゃという気持ちが強かったんです。でも今はちゃんと想いを伝えるという気持ちで歌っているので、また違う感覚なんですよね。
――渡邉さんはどんなキャラクターなんですか?
WEESA 廉くんは、なんでもできる人なんです。すごく優しいし、なによりいつ誘っても来てくれるんです。
渡邉 それって都合のいい男ってこと!?(笑)
WEESA いやいや、寂しくて一緒にご飯食べたいなって思ったときに廉くんを誘うと“いいよ”って言ってくれるんです。
半田龍臣 廉くんは、同じ地元で付き合いも一番長いんですが、すごく優しいという言葉が似合うんですよ。面倒見も良いし、お兄ちゃん的存在なんです。
渡邉 嬉しいなぁ。
剣 でもWEESAにだけじゃない? 俺が誘っても“もう食べました”って言われるけど(笑)
一同 (笑)
半田 でもいつもスマホを見ないから、全然連絡がつかない!
渡邉 没頭しちゃうんだよね(笑)。
WEESA でも一緒にいるときは、スマホを触らず全力で楽しんでくれるので、幸せです(笑)。
愛されキャラで、チームでは
誰よりも声が大きい(!?)半田龍臣
――あはは。では半田さん、今作について教えてください。
半田 今作には本当にいろんなジャンルの曲が収録されています。中でも、ボーカルチームだけで見せる曲だったり、僕たちが歌いたかった音楽性の曲だったりと、いろんな世代の方が聞いても楽しめる作品になっているんです。このアルバムを引っ提げて早くライブがしたいですし、今作は、応援してくださった方みなさんと作り上げてきたアルバムなのかなと個人的に思っています。

――たしかにジャンルレスですよね。
半田 そうなんです。『Snow Candy』は年上の方から好きと言ってくださることが多くて、男性からは『Tokyo Spiral』のようなHIP HOP調の曲が、評判がいいんですよね。聴く場所も選ばないので、いろんな人に届いてもらいたいですね。
――半田さんは少し話しただけで、喋りが達者だなという印象が……。
半田 そうです、止まらないです(笑)。
JIMMY 龍臣はかわいいよね。愛されキャラ!
渡邉 あと声が大きい! それはいいことだよね。
JIMMY 今、リリースイベントをしているときにメンバーの間にアクリル板があるんですが、誰よりも声が大きいので、ファンの方から“元気でいい!”と言ってもらえるんです。
半田 メンバーの中だったら声の大きさは負けません!(大声)
――先ほどからJIMMYさんはメンバーのことを“かわいい”と連呼していますが、たまらないんですね!
JIMMY かわいいんですよ! 僕は立ち位置が端っこなので、メンバーのことがよく見えるんです。ずっと見ていると、みんながかわいくて……!(笑)
半田 お母さんだな(笑)。
ストイックだけどおっちょこちょい
二面性が魅力の小波津志
――かわいいは最強ですからね。さて、小波津さんは今作についていかがですか?
小波津 『P.C.F』というタイトルは“サイキックフィーバー”の略称になっているんです。それに、収録曲すべてがリード曲なんじゃないかと思うほどなんですよね。どの曲もそれぞれの表情があって、めっちゃいい曲なので、最初から通して聴いても飽きることがないんです。1曲1曲独立して聴いてもすごく素敵なので、楽しんでもらいたいですね。

JIMMY 志くんは、真っ直ぐでストイックです。
小波津 かわいくはない?
JIMMY かわいいのは大前提!
一同 (笑)
JIMMY もともとダンサーをしていたときに僕は知っていたんですが、歌に出会ってからすごく努力をしてここまできている子なんです。グループでは中間の年齢なんですが、年下の子には積極的に教えてくれたり、たまにおっちょこちょいなところがグッときちゃうんですよね。
半田 もう愛おしさが止まらないね(笑)
小波津 ありがとうございます(笑)。
渡邉 でもたまにすごく天然で、ジャージを裏表反対に着たりしていて! そのまま違う話をしたりするんですよ。
小波津 自分は完璧に着ていると思っているんですけどね……。
“触れると分かる最年少”
実は18歳のWEESA
――あはは。ではWEESAさん、アルバムについて教えてください。
WEESA 今作は、結成してから3年間の想いや夢が詰まっている作品になっているんです。リリックは身近にあるような言葉が多いので、親近感を持ってもらえると思います。さらに、『Hotline』や『Bitter Sweet』はラブソングなんですが、甘くて苦い青春を思い描くような曲ばかりなんです。きっと、お気に入りの曲を探してもらえると思います。

――『Tokyo Spiral』はカッコいい曲ですよね。
WEESA カッコいいですよね。どちらかというと威圧的で、現実離れしたリリックなんですが、僕らZ世代の人たちにもすごく興奮してもらえると思います。
中西 WEESAは、“触れると分かる最年少”なんです。
――いいキャッチコピーですね(笑)。
小波津 見た目も大人っぽいんですが、話したり、一緒に練習をすると、そう言えば18歳だったって思うんです。
渡邉 18歳だって落ち着く部分もあれば、“18なんかい!”って思うこともありますね。
半田 性格も18歳なのに、ちゃんと意見を言ってくれるので助かっています。
中西椋雅はみんなのまとめ役で
お母さんみたいな存在
――中西さん、今作についていかがですか?
中西 まず、アルバムデビューということがすごく嬉しいんです。僕たちのことを知らない方にも、知っている方にも、たくさん僕たちを知ってもらえることが嬉しいんですよね。僕たちは日本から世界へという言葉をよく使うんですが、その夢をみなさんと一緒に叶えていきたいという想いを込めているので、手に取ってくれた方と一緒に夢を叶えていきたいですね。

――どの曲がお気に入りですか?
中西 『Spark It Up』という曲は、一番ぶち上がる曲になっているんです。ライブでも絶対盛り上がる曲になると思うので楽しみにしていてもらいたいですね。その他にも、エモい曲があれば、ストレートに刺さる曲もあるので、じっくり聴いてもらえたら嬉しいです。
――中西さんは、YouTubeなどを見ていると、まとめ役として活躍されているなと思いますが、普段はどんなキャラクターですか?
半田 めっちゃ甘いものが好きですね。
中西 みんなのことをまとめるために考えるからね。糖分が必要なの(笑)。
半田 ふたりでパンケーキを食べに行ったり、僕からしたらお母さんみたいな存在なんです。それに、年下の僕やWEESAは、東京で暮らし始めたときに、椋雅くんからいろんなことを教えてもらったんです。
WEESA 洗剤はどこに入れたらいいですか? とか(笑)
中西 かわいい質問でした(笑)。
なんでも器用にこなすJIMMYが
最近ハマっているのは料理
――グループにひとりはお母さん的存在が必要ですからね(笑)。ではお待たせしました。JIMMYさん、アルバムはいかがですか?
JIMMY 今作には、『Choose One』をはじめ、ここで初めて発表する曲が3曲あるんです。そこは僕たちの新しい一面や、自分たちの心境にすごくリンクしているんですよね。正解がない世界の中で、自分たちがどれを選び、どれを伸ばしていくかというメッセージや、僕たちのこれまでの想い、そしてこれからの想いなどを詰め込んでいるので、じっくり聴いてもらえたら嬉しいです。

――JIMMYさんのキャラクターはどんなタイプですか?
中西 料理が得意なんですよ。前はカオマンガイとスタミナ丼を作ってくれたよね。
JIMMY 最近料理にハマっていて、近くにいるメンバーを呼んで「食べなよ」って言うのが楽しいんですよ。ちょっと多めに作れば、みんなが食べられるので。
剣 ここにもお母さんがいた!(笑) なにに対しても器用だよね。
渡邉 楽曲制作もしていたり、知識もあるし、ラップも先陣を切って教えてくれるんです。同じ歳なんですが、お世話になっています(笑)。
――すごく素敵なメンバーがそろっていることが分かりました。では最後に中西さん、まとめて下さい!
中西 はい! この度、デビューアルバムを出させていただきますが、これが本当にスタートなので、今後、夢を叶えるために全力で頑張っていきますので、楽しみにしていて下さい!
一同 さすが!!!



取材・文:吉田可奈 撮影:源賀津己
<リリース情報>
PSYCHIC FEVER from EXILE TRIBE 1stアルバム『P.C.F.』
Now On Sale
●初回生産限定盤(CD+Blu-ray):4,400円

●初回生産限定盤(CD+DVD):4,400円

●通常盤(CD):3,300円

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