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大名家の子供たちの暮らしとは?『こどもと楽しむ永青文庫』7月30日より開催

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重要文化財 津田友正作、安井算哲識《天球儀(渾天新図)》寛文13 年(1673)、永青文庫蔵

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永青文庫の収蔵品を子供にもわかりやすい解説付きで紹介する『こどもと楽しむ永青文庫』が7月30日(土)より開催される。

肥後54万石を治めた細川家の下屋敷跡にある、東京で唯一の大名家の美術館、永青文庫は、細川家伝来の美術工芸品や歴史資料、そして設立者である16代細川護立の蒐集品を収蔵。その数は国宝8件、重要文化財34件を含む9万4000点にのぼる。

同展では、永青文庫が収蔵する織田信長が発給した書状59通のなかから、信長が唐綿一巻(きれいな布)をプレゼントされ、喜んだことがわかる礼状《織田信長黒印状》、江戸時代の星空模型《天球儀(渾天新図)」》の2点の重要文化財を公開するほか、藩主所用の甲冑や参勤交代の図、行楽に用いた携帯食器セット(ピクニックセット)や、藩主が描いた我が子の肖像画、子供用の能装束、かわいらしい着物など、細川家の子供たちに関する資料なども公開し、大名家の暮らしぶりを解説する。

会期中、小学生・中学生には、夏休みの自由研究のヒントになるようガイドブックをプレゼント。また、永青文庫は熊本ゆかりの美術館であることからくまモンも遊びに来る予定となっている。くまモンの来館については永青文庫のホームページやTwitterで確認を。

重要文化財《織田信長黒印状》細川忠興宛、(天正9 年カ〈1581〉)2 月17 日、永青文庫蔵(熊本大学附属図書館寄託)
《昆虫胥化図》8 代細川重賢、天明9 年(1789)鶴田健春模写、永青文庫蔵
《菊蒔絵提重》江戸時代(18〜19 世紀)、永青文庫蔵
10 代細川斉茲《融姫像》文化10 年(1813)、永青文庫蔵
《狂言面 狐》江戸時代(18 世紀)、永青文庫蔵

【開催概要】
夏季展『こどもと楽しむ永青文庫』
会期:2022年7月30日(土)~2022年9月25日(日)
会場:永青文庫
時間:10:00~16:30 (入館は16:00まで)
休館日:月曜(9月19日は開館)、9月20日(火)
料金:一般1,000円、70歳以上800円、大高500円
美術館公式サイト:https://www.eiseibunko.com/

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