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喜びも悲しみもかき混ぜて、吉岡里帆が“カチャーシー”の意味を説く「島守の塔」

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「島守の塔」

本日7月22日に封切られた「島守の塔」の本編映像の一部がYouTubeで解禁された。

太平洋戦争末期、住民を巻き込んだ激しい地上戦の舞台となった沖縄。本作では県民の命を必死に守る知事と警察部長の苦悩や葛藤、そして戦争に翻弄された市井の人々の姿が描かれる。萩原聖人が知事の島田叡、村上淳が警察部長の荒井退造を演じたほか、島田の世話役となる県職員・比嘉凛に吉岡里帆、現代の凛に香川京子が扮した。

映像には島田が禁止されていた芝居や酒、たばこを県民に許したことに対し、当時軍国教育を受けた凜が不満をあらわにするシーンが収録された。島田は県民へ課した飛行場建設や食料増産に感謝しつつ「それに報いるものがなんやと思う? 敵の上陸戦やったり、集団玉砕かもしれん」「こんな時や、人間ちょっとくらい楽しみがあったってええんとちゃうか」と吐露。島田の考えを知りほほえむ凜が、沖縄に伝わる踊りカチャーシーの意味を「喜びも悲しみもかき混ぜてみんなで分かち合う」と伝える場面となった。

五十嵐匠が監督を務めた「島守の塔」は、東京・シネスイッチ銀座ほか全国で順次ロードショー。

(c)2022 映画「島守の塔」製作委員会