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学生が経営・店舗運営、プロモーション・接客販売を手掛けるセレクトショップがオープン!

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8月2日に東京駅日本橋口前のTOKYO TORCH街区に開業する学生運営の47都道府県地域産品セレクトショップ「アナザー・ジャパン」の内覧会が7月27日に行われ、第1弾となる「アナザー・キュウシュウ展」の魅力を福岡県・長崎県・沖縄県出身の学生たちが語った。

「アナザー・ジャパン」は、経営・店舗運営、プロモーション・接客販売に至るまで、全国6つの地域それぞれ3人、合計18人の学生たちが手掛けるプロジェクト。九州地域から始まり2か月ごとに、北海道、中部、関東、近畿、中国・四国地域の地域産品が販売される。学生たちの準備期間、研修期間は2640時間にも及び、「コミュニケーションチーム」「プロダクトチーム」「オペレーションチーム」の3つのチームに分かれて開業。

この日、仕事の一つであるメディア対応を行ったのは、長崎県出身の山口晴さん、福岡県出身の安見茜音さん、沖縄県出身の比嘉涼夏さん。「アナザー・キュウシュウ展」のコンセプトは“宴”。コロナ禍でなかなか人と人との繋がりが持てなくなってしまったなか、少しでも心を満たしてくれるような郷土の魅力満載の商品が並ぶ。

それぞれ「乾杯」=各地のお酒や酒器、おつまみや調味料、「宴席」=大分、福岡、佐賀、沖縄の特色ある器、「彩り」=お香や風鈴など、宴の時間・空間を五感で楽しむ品、「装い」=宴に出かけるときの華やかなアクセサリーや洋服、「お祭り」=下駄や花火、郷土玩具など夏の宴を盛り上げる品々、「贈り物」=有田焼のカップや酒や、点字レターセットなど、「余韻」=お茶やお菓子など宴を締める商品、とテーマづけられた棚には、彼女たちが数十日をかけて現地に赴き、じっくりと吟味した個性的な品々が並ぶ。総点数は350点にも及ぶ。

またセレクトショップに併設されるのが「淹れる(いれる)」をテーマに喫茶文化をリスペクトしたカフェ「KITASANDO Kissa」。お茶のお点前やハンドドリップコーヒーなどが楽しめる。企画展に合わせて九州・沖縄産の食材を活用したフードやドリンクメニューも学生たちとメニュー開発し販売される予定だ。

「いらっしゃい」「おかえり」「いってらっしゃい」。そんな日常が想像できるセレクトショップになっている。

取材・文・写真=磯部正和

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