Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > ぴあ映画 > 田中圭、共演した“俳優犬”の演技を絶賛「ちゃんと“ひとり”で芝居をしている」

田中圭、共演した“俳優犬”の演技を絶賛「ちゃんと“ひとり”で芝居をしている」

映画

ニュース

ぴあ

続きを読む

フォトギャラリー(13件)

すべて見る

俳優の田中圭が8月1日、都内で行われた出演作『ハウ』の完成披露試写会に共演した“俳優犬”のベックとともに出席した。人と保護犬の絆を描いた感動作。田中は「完成した映画を見ると、そこにいるのはベックじゃなくて、ハウなんです。雨宿りするシーンなんて、ちゃんと“ひとり”で芝居をしている。あれはすごいなと思いました。きっとズキュンってなると思うので、皆さん覚悟したほうがいいですよ」と俳優犬の名演技を絶賛していた。

市役所職員の民夫(田中)が、飼い主に捨てられて保護犬になった真っ白な大型犬・ハウとの絆を育む感動のヒューマンドラマ。『ナミヤ雑貨店の奇蹟』『余命1ヶ月の花嫁』などで知られる脚本家の斉藤ひろしが原作・脚本を手がけた。舞台挨拶の壇上では、SNSで投稿された飼い主が愛犬から“最高に癒された瞬間”の写真や動画約18,000点で構成されたモザイクアートがお披露目された。

主人公を演じた田中は「心が温まる、いい映画が仕上がった」と手応えを示し、「そう思えるのは、ベックが演じるハウの思いのまっすぐさが、僕たちに届くから。見習わないといけないこと、こうなりたいと思えることを学ぶことができる」とアピールした。

民夫と運命の出会いを果たし、優しく寄り添い、そっと支えるかけがえのない存在になっていく保護犬を好演しているベック。『南極物語』『ハチ公物語』『クイール』『犬と私の10の約束』に参加したドッグトレーナー・宮忠臣氏の指導を受け、演技初挑戦ながら、田中ら出演者やスタッフたちを唸らせる抜群の演技力を発揮した。「とてもヤンチャで、一緒に散歩するシーンでも本気で走るんですよ。『よーい、スタートは、いつですか?』ってしっぽを振る。そんな自由奔放さに癒された」(田中)。

舞台挨拶には田中&ベックに加えて、共演する池田エライザ、渡辺真起子、モトーラ世理奈、長澤樹、犬童一心監督が登壇。「このでっかいボディにたくさん愛が詰まっている。まっすぐ見つめられると、心がキュッとなる」(池田)、「うまく説明できないけれど、触りたい、撫でたい、ぎゅっとしたい」(渡辺)、「現場にいるだけで、みんなが癒される。大丈夫だよって言ってくれているような存在感」(モトーラ)、「一緒にいると悩みや不安が一気に吹き飛んだ」(長澤)と女性陣もベックにメロメロ。動物を描いた作品も多く手掛ける犬童監督も「犬は演技というものをするんだと思いました」と田中同様に、その演技力に感心しきりだった。

取材・文・写真=内田涼

『ハウ』
8月19日(金)公開

フォトギャラリー(13件)

すべて見る