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大西流星がうさぎを抱える場面写真も 『この子は邪悪』本編映像公開

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『この子は邪悪』 (C)2022「この子は邪悪」製作委員会

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『嘘を愛する女』『哀愁しんでれら』など、クオリティが高い作品を輩出してきたオリジナル作品の企画コンテスト「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2017」の準グランプリ作品を映画化した『この子は邪悪』が、9月1(木)より新宿バルト9他にて全国ロードショーとなる。このたび、本編映像と場面写真が公開された。

主人公の窪花(くぼはな)役を演じたのは、『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』で数々の新人賞を受賞し、『ドラゴン桜』『鎌倉殿の13 人』などで女優として注目を集める南沙良。本作ではシリアスな役柄を繊細に演じている。

また、主人公の幼馴染の四井純(よついじゅん)役を演じたのは、『初心 LOVE(うぶらぶ)』で念願のCDデビューを果たし、『鹿楓堂よついろ日和』『彼女、お借りします』などで俳優としても人気を誇る大西流星(なにわ男子)。本作が初の単独映画出演となる。

そして、主人公の母・窪繭子(くぼまゆこ) 役に、『コンフィデンスマンJP-ロマンス編-』『真犯人フラグ』などの桜井ユキ、 主人公の父・窪司朗(くぼしろう)役に、『極主夫道 ザ・シネマ』『マイファミリー』などの玉木宏が顔を揃え、演技派・実力派が脇を固めている。

監督・脚本を務めたのは、『ノイズ』『ネメシス』などの脚本を手掛け、『さよなら、ムッシュ』などの小説も執筆し、本作が長編監督3本目となる新鋭・片岡翔。

主題歌を書き下ろしたのは、「猟奇的なキスを私にして」「私以外私じゃないの」「ロマンスがありあまる」などのヒットを飛ばし、結成10周年を迎えて改名を発表した、独自のポップメロディを奏でる4人組バンド・ゲスの極み乙女。

作品は、世界三大ファンタスティック映画祭のひとつ、第42回ポルト国際映画祭のファンタジー部門にて審査員スペシャルメンションも獲得。予想外のストーリーと想定外のラストが待ち受ける、世にも奇妙な謎解きサスペンスとなっている。

このたび公開されたのは、似通った境遇のふたりが友達になるシーンを切り取った本編映像と場面写真。



父・司朗が営む心理療法室で飼っているウサギが逃げ出し、慌てて追い駆けた主人公・花が目にしたのは、ウサギを抱いている幼馴染・純だった。花を見上げた純は「かわいいね、やっぱりウサギ飼ってたんだね」と話し、続けて「ねぇ、僕と友達になってくれない?」と声を掛ける。

突然の出来事に茫然とする花は「え?」と聞き返すが、慌てた純は「ごめん、5年前の事故のことをネットで知って……」と言い、「どうして……」と聞く花に、「いや、違うんだ、たまたま見つけちゃって。何か、僕と似てるなぁって思って。僕も、お母さんが病気で、ずっと話すこともできないんだ」と純が言う。

純の告白に一瞬言葉を失う花だったが、純が「ちょっ、くすぐったいよ」と無邪気に笑う姿を見て、安心して僅かに微笑む花だった。

ちなみに、ちょうど1年前の7月7日に満を持してクランクインを迎えた撮影では、35℃を超える真夏日が続き、繊細なウサギを扱う為には温度調整が必須だった。

しかし、物語の中心となる窪家は古い家屋だったこともあり、エアコンが設置されていなかったため、現場にはスポットクーラーが多数用意され、スタッフ総出でウサギ用の環境整備が行なわれた。そんなウサギとの撮影は、キャスト陣にとっても一服の清涼剤になったようだ。

『この子は邪悪』
9月1日(木)より公開