ディズニー新作映画『くるみ割り人形と秘密の王国』が本日公開
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『くるみ割り人形と秘密の王国』 (C)2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
ディズニーの新作映画『くるみ割り人形と秘密の王国』が本日から公開になる。名作“くるみ割り人形”を題材に、主人公の少女が不思議な世界で冒険する新たな物語を描いている。
誰もが一度は耳にしたことがあるチャイコフスキーの『くるみ割り人形』は、童話を基にしたバレエのために作曲されたもので、呪われて“くるみ割り人形”になった王子と、ねずみの王様、そして彼らの世界に迷い込んだ少女のドラマが描かれる。バレエは現在も繰り返し上演され続けており、1979年には日本で人形アニメーション映画も製作された。
本日から公開になる『…秘密の王国』はバレエの映画化ではなく、その世界観やキャラクターをモチーフに生み出された新たな作品だ。主人公のクララは、発明好きで聡明な少女だが、愛する母を失ったことで心を閉ざし、父親との関係もうまくいっていない。そんなある日、彼女は叔父のクリスマスパーティに参加し、導かれるままに不思議な世界に迷い込む。
クララが足を踏み入れた世界は、“雪の国”“花の国”“お菓子の国”と“第4の国”から成り立っており、“第4の国”は荒れ果てた誰も知らない世界が広がっていた。なぜか“プリンセス”と呼ばれるようになったクララは、残りの3つの国の統治者に出会い、亡き母がこの王国をつくったこと、そして王国が“第4の国”によって危機を迎えていることを知る。愛する母の国を守るため、プリンセスになったクララは冒険に出かけるが、そこには彼女が想像もしなかった“真実”が待っていた。
クララを演じるのは、幼い頃からモデルとして活躍し、クリストファー・ノーラン監督の『インターステラー』で主人公の娘を演じたマッケンジー・フォイ。また、キーラ・ナイトレイが“お菓子の国”の統治者を、名女優ヘレン・ミレンが謎に満ちた“第4の国”の統治者を演じ、モーガン・フリーマンがクララを秘密の王国に導く叔父に扮している。
美しいビジュアル、豪華な衣装、ヒロインの成長ドラマ……ディズニーの近年のヒット作が備えていた要素がすべて揃った本作も、日本で好評を博すことになりそうだ。
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