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アニソンシーンの2大ユニットJAM Project、GRANRODEOによる「HIGHWAY STAR PARTY」9月野音で開催!HIGHWAY STARの代表アーティストとして恥じないライブに

音楽

インタビュー

ぴあ

左から遠藤正明、奥井雅美、e-ZUKA、きただにひろし

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アニソンシーンを中心に活動するアーティストらが多数所属する音楽事務所・HIGHWAY STAR。その代表格のJAM ProjectとGRANRODEOがそれぞれコンセプトを掲げてライブを行う『HIGHWAY STAR PARTY』が、9月17日(土)、18日(日) に日比谷野外音楽堂で開催される。GRANRODEOはBLUE ENCOUNTを迎えての対バン。JAM Projectは『スーパーロボット大戦OG』の楽曲をフィーチャー。メンバーから4人が出演した『A&GミュージックX』(文化放送超!A&G+)の記念特番の収録に潜入して、アフターインタビューも行った。

予定外のメンバー(!?)で収録スタート 「今日ラジオ替わってくれへん?」

遠藤正明

特番に出演したのは、JAM Projectから遠藤正明、きただにひろし、奥井雅美と、GRANRODEOのギタリスト・e-ZUKAの4人。もともとJAM Projectからはリーダーの影山ヒロノブの参加が告知されていたが、2日後にレコーディングする曲の歌詞が全然できてなかったそう。収録の当日になり、撮影現場で奥井が「メイクしていたらコン、コンと入ってきて『今日ラジオ替わってくれへん?』と言われた(笑)」とのことだった。

奥井雅美

まずは9月17日と18日の『HIGHWAY STAR PARTY』について、メンバーから改めて説明。
「1日目はGRANRODEOがホストアーティストとなる『GRANRODEO VS LIVE Ramble Scramble』。4人組エモーショナルギターロックバンド・BLUE ENCOUNTをゲストに迎える、対バンライブとなります」(e-ZUKA)
「2日目は『JAM Project STRONG LIVE feat.SRW OG』を開催。『スーパーロボット大戦 OG』シリーズの楽曲たちをフィーチャーした、コンセプトライブとなっております」(きただに)
HIGHWAY STARでは初めての試み。事務所名について「小4くらいの子が付けたがる名前(笑)」(e-ZUKA)、「オーナーたちが青少年の頃に憧れたものに辿り着いたんじゃないかな」(奥井)といった話も出る。スタッフがアーティストに寄り添ってくれる事務所だといい、e-ZUKAがBLUE ENCOUNTを知ったのは「スタッフが車で曲を流していて、『カッコイイね』と言って、教えてもらったんです」というきっかけだったそうだ。

きただにひろし

事前にツイッターで募集したメッセージからは、2020年発売のJAM ProjectのアルバムにGRANRODEOが提供した「ROCK五銃士」について聞きたい、との声が紹介された。
「KISHOWくんが『タイトルが浮かんだとき、勝ったと思った』と話していました。e-ZUKAくんからもらったデモとKISHOWくんの歌詞が乗った仮歌で、譜割りが全然変わっていて」(遠藤)
「結構無視されます(笑)。僕が『ダーダーダーダー』にしていたところが、『ダカダカダカダカ』になっていたり。そこは歌う人のもので、あまり気にしません」(e-ZUKA)
そんな秘話に続き、1日目の『GRANRODEO VS LIVE Ramble Scramble』について、JAM Projectのメンバーがe-ZUKAに聞いていく。ライブタイトルについて「これはスタッフからの提案で、ゴチャ混ぜ、スクランブルエッグみたいなイメージ」と話した。
対バンには呼ばれることは多かったが、呼ぶのは初めて。BLUE ENCOUNTとはイベントやテレビで何度か一緒になったことがあるそう。

e-ZUKA

「対バンの相手と聞いて、『世代が全然違う!』と(笑)。ブルエンは熱いんです。MCもアオハルで号泣しながら話して、お客さんも若いから、みんなで泣いています。ライブ会場はアリーナクラスで、この夏はフェス出まくり。僕らは胸を借りるつもりでやりたいなと」(e-ZUKA)
このライブの10日前には、GRANRODEOはブルーノート東京でのライブも控えている。
「そちらではジャジーでアダルトでダンディなライブをしますから、振り幅がすごい(笑)。野音では反動で爆発したいですね」(e-ZUKA)

ツイッターでは「季節によって演奏したい曲はありますか?」との質問が寄せられていた。e-ZUKAは「夏は「サマーGT09」や「恋のHEAT WAVE」、冬だと「Snow Pallet」、春は「桜色第2ボタン」。秋がないんです」と答え、「JAMさんはありますか?」と逆に質問。遠藤が「ないですね。ロボットに季節は関係ないですから(笑)」と即答した。奥井が「女の子のファンはラブソングも聴きたいと思うんです。炎とか鋼とか命令形の歌ばかりでなくて(笑)」と言うと、e-ZUKAが「では、「鋼の七夕」とか「鋼の海開き」という曲がいいんじゃないですか(笑)」と笑わせた。

「我々はパワースタイルのシンガー。ロボットソングが合うんですよね」

次は2日目『JAM Project STRONG LIVE feat.SRW OG』について、e-ZUKAがJAM Projectに聞いていく。タイトルについて、きただにが「JAMはこういうのばっかり(笑)。この通りのストロングな内容になると思います」と話すと、奥井が再び「私はちょっとバラードも歌いたい!」とアピール。
フィーチャーする『スーパーロボット大戦』については、遠藤が「JAM結成からずっと共に歩んできて、育ててもらったと言っても過言でない。全部で40数曲あります」と語った。「我々はパワースタイルのシンガー。ロボットソングが合うんですよね」とも。
e-ZUKAからの「ファンの皆さんにはどういうふうに楽しんでもらいたいですか?」という質問にも、話が盛り上がる。
「たぶん雨なので(笑)。野音の雨って伝説が多いじゃないですか。俺が大好きだったTHE MODSさんだったり、キャロルさんだったり。雨も演出のひとつで、野外ならでは。降ったら降ったで、楽しめると思います」(遠藤)

「ファンの子のツイッターをのぞきに行くと、私たちも忘れているようなマニアックな曲を『やってくれたらいいのに』と言われたりしていて、私と気が合うなと(笑)。いつも暑苦しい曲が並ぶので、バラードやミディアムが多いエンディング曲をリクエストしてください! それを偉い人たちに見せます(笑)」(奥井)
遠藤が「俺はやっぱり「SKILL」をやりたい」と言うと、e-ZUKAも「それはやらないと締まりませんね」と同調した。

ツイッターには、2組が同じステージに立った2020年の無観客ライブ『JAM FES.』の思い出を尋ねる質問もあり、きただにが「きーやん(KISHOW)からの高級焼肉弁当の差し入れが粋だった(笑)」と答えた。GRANRODEOのライブにJAM Projectが飛び入り参加したところ、「バンドの音がデカくて、イヤモニをしていても押された」との話も。
e-ZUKAは「コロナ禍の中でも『こうすればライブができる』という道を、JAMさんが鋼のハートで示してくれて。頼れる兄さんたちだと思いましたね」と振り返った。

1時間の放送のエンディングでは、改めて『HIGHWAY STAR PARTY』について、1人ずつメッセージをリスナーに送った。
「大人げないライブをやってやろうかなと。対バンというよりタイマンで、ケチョンケチョンにやられて(笑)、一緒に楽しみたいと思います」(e-ZUKA)
「シンプルに頑張ります! 久しぶりの野外で楽しみ。精いっぱい歌います」(奥井)
「JAMは変わらずストロングなところを見せます。年は取ってねえぞ! いや、取ったけど(笑)、まだ元気やぞと」(きただに)
「HIGHWAY STARの代表アーティストとして恥じないように頑張りたいので、皆さん、ぜひ参加してほしいです。来月、野音でお会いしましょう!」(遠藤)

アフターインタビュー「e-ZUKAさんからJAM Projectを見ると?」「暑苦しいですね(笑)」

――ライブに向けて、体力作りはしていますか?

きただに ジムで走ったり筋トレすることは、ずっと続けています。最近ちょっとサボりぐせが付いちゃいましたけど、暇があれば週7くらい行っています(笑)。

遠藤 僕は唯一やっていた水泳を、コロナ禍でやめてしまって。自分のライブもあるので、徐々に体力を戻さないと。何があっても120%で返せるような態勢にしておきたいです。

奥井 1年ごとに大人になっていくので、歩いたりして鍛えつつ、ノドも消耗品だと思うんです。若いときは無理もして、潰れるギリギリまで訓練しましたけど、今は温存することも大事かなと。JAMは化け物みたいに強いと思われがちでも(笑)、無理はしないようになりました。ダニー(きただに)みたいに、ほっといたら毎日ジムに行っちゃうのは、私はちょっとね(笑)。体の声をちゃんと聴くように気をつけています。

e-ZUKA 僕は何もしていません(笑)。自分の家から借りているスタジオまで、歩くと15分くらいなところを、ずっと車で行ってました(笑)。でも、河口湖(ステラシアター)でのライブが近づいて、さすがに歩くようにしたんです。そのおかげもあって、河口湖は何とかやれましたけど、めちゃくちゃ疲れました。すり鉢状のステージで熱がこもって、3曲目でもう汗びしょびしょ。体力が奪われると、指も動かなくなって。ちゃんとした演奏を聴かせたいけど、パフォーマンスもしたいし、みんなと楽しみたい。そこのせめぎ合いなんですよね。お客さんとのエネルギーの循環というか、力をもらって、こちらがまた返す。それで何とか持ちこたえて、楽しいライブができました。だから結局、何もしなくても大丈夫な気がするので、またスタジオまで車で行こうかな(笑)。

遠藤 ダメじゃん(笑)!

――9月のライブだと、まだ暑いかと思いますが、夏バテ対策でしていることもありますか?

奥井 私はスイカをめっちゃ食べています。子どもの頃から好きで、血管に良いみたいで体調も整うので。コンビニで切ってあるのを買って、1日に1回は食べます。あとは日ごろから、暑くても適度に陽に当たるようにしたり。

遠藤 JAMは熱い歌が多いので。暑いときに辛いものを食べて汗をかくのと一緒で、逆に涼しくなると、自分に言い聞かせながら歌います(笑)。

――改めて、お互いのユニットの音楽に関して、どんなことを魅力に感じますか?

遠藤 GRANRODEOさんはギターヒーローですね。今の子たちはギターソロを飛ばして聴いたりもする中で、e-ZUKAくんのリフとかがすごくカッコイイ曲がいっぱいあって。それと、毎回新しいことにチャレンジしているのが、素敵だなと思います。ちょっと前にもボカロみたいな曲があったり。

e-ZUKA お客さんのために曲を作っていて、「ビックリさせたい」というのはあります。「エーッ!?」というものをやりたくなっちゃうんです(笑)。どんな曲をやっても、KISHOWが歌えばGRANRODEOっぽくなるだろうから、NGは設けていません。唯一やらないのが、ギターが入らない曲(笑)。僕が要らなくなっちゃうから。それ以外はジャンル関係なく、いろいろなことにチャレンジしていきたいですね。

きただに きーやんとは同郷なんです。同じボーカリストで、この世界に少ない山口出身。その繋がりは結構大きくて。見せ方もカッコイイし、声優としても素晴らしい。お互い良いライバルでいたいですね。

奥井 e-ZUKAさんの曲は程良くロックで、程良くキャッチー。私好みの音楽なんです。栗林みな実ちゃんの曲も作られてきて、私は最初そこから入って、GRANRODEOさんの曲も聴きやすい。JAMとは路線が違いますけど、クリエイターとしてすごく好きです。

きただに 年代も近いし、KISSとかLOUDNESSとか聴いてきたルーツも似ていますから。

――e-ZUKAさんからJAM Projectを見ると?

e-ZUKA 暑苦しいですね(笑)。

きただに 正解(笑)!

奥井 本人たちもそう思っているから(笑)。

e-ZUKA 濃いなー、って感じがします。シンフォニックメタルをやられたときは、ちょっとズルいなと思いました。僕らもやってみたいけど、こんなにいっぱいハモれないから。『JAM FES.』でも、1曲目でみんなでハモリをするのは、やっぱり鋼のハートだなと(笑)。生であんなに難しいことをできるのは、勇気もテクニックもあるから。それぞれの個性がちゃんとまとまるのがすごいし、まとまるとやっぱり暑苦しい(笑)。それと、奥井さんも楽器をやられるんでしたっけ?

奥井 私はピアノです。

e-ZUKA 全員楽器ができて、曲を作れるのも強いですね。バラエティに富んでいて良いなと。歌詞も書ける5人で、集まると最強です。

――JAM Projectの皆さんは、今回の『スーパーロボット大戦OG』の楽曲をフィーチャーするライブの話を聞いたときは、どう思われました?

遠藤 前から『スパロボ』しばりのライブはしたいと思っていたので、いい機会になって良かったです。

――e-ZUKAさんは今回の対バンは、ワンマンと違う心持ちで臨むことになりそうですか?

e-ZUKA 僕らはフェスに弱いことで有名なんです(笑)。2人とも内弁慶で縮こまってしまって、自分たちのことを知らないお客さんの前でやるのは苦手。だからブルエンのファンの方には、おじさんたちにやさしくしてほしい(笑)。でも、ツイッターでエゴサすると「推しと推しでライブをやってくれて嬉しい」とか、よく見るので良かったです。誰かと間違えてないかとも思いつつ(笑)、楽しみにしています。

Text:斉藤貴志

<ライブ情報>
『HIGHWAY STAR PARTY 〜GRANRODEO VS LIVE Ramble Scramble〜』

9月17日(土) 日比谷野外音楽堂
開場16:00 / 開演17:00

出演アーティスト:GRANRODEO / BLUE ENCOUNT
チケット料金:全席指定7,700円

『HIGHWAY STAR PARTY 〜JAM Project STRONG LIVE feat.SRW OG〜』

9月18日(日) 日比谷野外音楽堂
開場16:30 / 開演17:30

出演アーティスト:JAM Project
チケット料金:全席指定8,800円

公式サイト:
https://www.highwaystarparty.com/

8月22日(月) 23:59まで先行受付実施中!
一般発売は8月27日(土) 10:00から
■チケットはこちら

プロフィール

GRANRODEO
“KISHOW”こと、声優でボーカリストとしても注目されている“谷山紀章”と、メロディアスな曲からハードなギターサウンド曲でJ-POP、アニメーション、ゲーム音楽に幅広く楽曲を提供し、ギタリストとして活躍中の“e-ZUKA”こと“飯塚昌明”の2人組ユニット。

公式サイト:
https://granrodeo.net/

YouTube:
https://www.youtube.com/c/GRANRODEOOFFICIALYouTubeChannel

BLUE ENCOUNT
Vo. Gt.田邊駿一、Gt.江口雄也、Dr.高村佳秀、Ba.辻村勇太の熊本発、都内在住4人組。
熱く激しくオーディエンスと一体になり、ダイレクトに感情をぶつける熱血なパフォーマンスが話題のエモーショナルロックバンド。2014年9月にEP『TIMELESS ROOKIE』でメジャーデビュー。
これまで『銀魂(第3期)』のオープニングテーマ「DAY×DAY」や『BANANA FISH』第2クール オープニング・テーマ「FREEDOM」、『僕のヒーローアカデミア』の主題歌「ポラリス」などがアニソンに起用されている。
10月2日(日)より2023年春以降、アメリカを拠点として活動する辻村渡米前ラストツアー『BLUE ENCOUNT TOUR 2022-2023』がスタートする。

公式サイト:
https://blueencount.jp/

YouTube:
https://www.youtube.com/user/blueencountSMEJ

JAM Project
「アニソン界」を代表する実力派シンガーによるスーパーユニット。メンバーは、影山ヒロノブ、遠藤正明、きただにひろし、奥井雅美、福山芳樹。世界に誇る進歩した日本のアニメーションに見合う主題歌を作り歌っていきたいと集結。アニメやゲームに付随した主題歌文化に磨きをかけていきたいという欲望をもって「アニソン」というジャンルの中で独自の地位を築いている。
2022年10月8日(土)より全国6カ所を巡る『JAM Project LIVE TOUR 2022 THE JUDGEMENT』をスタートさせる。

公式サイト:
https://jamjamsite.com/

YouTube:
https://www.youtube.com/c/jamproject

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