岡田将生×中井貴一「ザ・トラベルナース」に菜々緒が外科医役で出演
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左から岡田将生、菜々緒、中井貴一。
「ドクターX ~外科医・大門未知子~」シリーズの中園ミホが脚本を手がけるドラマ「ザ・トラベルナース」に菜々緒が出演することがわかった。
タイトルのトラベルナースとは、看護師不足の病院や施設などに赴任し、一定期間の契約で働くフリーランス看護師のこと。本作は熱き哲学を持った2人のトラベルナースが、患者ファーストで医療現場を改革していく医療ドラマだ。舞台はパンデミックによる職場環境悪化で大量に看護師が辞めてしまった天乃総合メディカルセンター。岡田将生がある事情でアメリカから日本へ帰国し同院で働く那須田歩、中井貴一があちこちの救急病院で働いてきた謎多きスーパーナースの九鬼静を演じるのは既報の通り。
菜々緒が扮するのは、職場での女性差別やパワハラに苦しみながらも、真面目に働く外科医の郡司真都(ぐんじまこと)だ。看護師はあくまで医師の補助的存在だと思っていたが、歩や静のスキルに救われ、考えを改めていく役どころ。真都は外科医としてのプライドを取り戻し、患者第一の治療を実現するため毅然として闘っていく。
菜々緒は「中園ミホさんの脚本はいつも、今までスポットライトが当たらなかった人たちに光を与えてくださいます。コロナもまだ油断できない状況の中、日々頑張ってくださっているお医者さんや看護師さんの姿、そしていろんな人が支え合い、助け合いながら切磋琢磨して成長していく姿に、私も元気や勇気をもらっています。いろんな方に刺激を受けていただける作品だと思うので、ぜひ見ていただきたいです」と語っている。
ドラマ「ザ・トラベルナース」はテレビ朝日系で10月にスタート。毎週木曜21時から放送される。演出には金井紘、片山修、山田勇人が名を連ねた。
菜々緒 コメント
お医者さんの役をいただけて、すごくうれしいと思う半面、実は一番避けたかった役でもあったんですよ(笑)。というのも、お医者さんの役は専門用語がすごく大変というイメージがあって…。「自分にできるかな」という心配や不安がすごく大きかったんです。そんな中、改めて感じたのが衣装の力! 白衣を着るとスイッチが入って、気持ちがピシッとします。医療用語が絡むセリフにはまだ四苦八苦していますけど(笑)、私もこの作品を通してちょっとずつ成長できたらいいなと思いますし、何より看護師さんやお医者さんの応援にもなるようなドラマにしていきたい! 作品を通して、もうちょっと頑張ってみようかなと思ってくださる方が少しでも増えたら…。そのために私も頑張りたいと思います。
主演の岡田将生さんとセリフを交わす芝居でご一緒するのは初めてです。撮影前から、ちゃんと一緒にお芝居をできるのがすごく楽しみでした! 一方、中井貴一さんとは今回が本当に“はじめまして”だったので、初日はすごく緊張しました。なにせ大ベテランの俳優さんですから、覚えていたセリフもリハーサルで全部バンッと飛んじゃうくらい…! でも今では、現場で冗談をおっしゃったり、オチャメな姿を見せてくださる中井さんに心をほぐしていただいたり、岡田さんも自分と同じように中井さんとの共演に緊張していたことを人づてに聞いて「シュッとされてるけど、同じ人間なんだ!」と安心したり…。お芝居の面でも勉強になることがたくさんありますし、現場もすごく和やかで、楽しい雰囲気。こういう現場を共有させていただき、私は本当にラッキーだなって思います。この調子でなんとか皆さんにご迷惑を掛けずに頑張っていきたいです。
中園ミホさんの脚本はいつも、今までスポットライトが当たらなかった人たちに光を与えてくださいます。コロナもまだ油断できない状況の中、日々頑張ってくださっているお医者さんや看護師さんの姿、そしていろんな人が支え合い、助け合いながら切磋琢磨して成長していく姿に、私も元気や勇気をもらっています。いろんな方に刺激を受けていただける作品だと思うので、ぜひ見ていただきたいです!