ナンニ・モレッティがローマ、シチリア、病院巡る「親愛なる日記」のレストア版公開
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ナンニ・モレッティ監督作「親愛なる日記」のレストア版が、9月23日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺ほか全国で順次公開される。
1993年に製作された本作はモレッティがローマ、シチリアの島々、そして病院を巡る3章立ての物語。モレッティは「ベスパに乗って」にて夏のバカンスシーズンで閑散としたローマ市内や郊外を回り、「島めぐり」では脚本を書くのにいい場所を探して友人とともにエオリエ諸島を船で巡る。「医者めぐり」では原因不明のかゆみに悩まされ、症状の改善を求めてさまざまな医者を訪ねていく。
キャストにはモレッティのほか、ジェニファー・ビールス、アレクサンダー・ロックウェル、カルロ・マッザクラーティ、レナート・カルペンティエリが名を連ねた。音楽は「ライフ・イズ・ビューティフル」「息子の部屋」に参加したニコラ・ピオヴァーニが手がけている。