Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > 真空ジェシカの審査で本田兄妹が優勝、川北「一番最悪で大盛り上がりだった」

真空ジェシカの審査で本田兄妹が優勝、川北「一番最悪で大盛り上がりだった」

ステージ

ニュース

ナタリー

優勝した本田兄妹。

昨日8月25日に東京・さくらホールで「もてあそばれる21組のネタライブ『審査委員長は真空ジェシカ』」が開催された。

このライブは、芸歴1年目のいろはラムネから18年目の本田兄妹まで、芸歴問わず事務所が推薦する芸人たちが挑戦した“賞レース”。優勝者は同日の夜公演「夏ネーター 2022」への出演権を獲得し、ラバーガール、岡野陽一、真空ジェシカ、トンツカタン、吉住、ザ・マミィらと共に名を連ねることができる。

タイトルの通り、審査委員長および審査員は真空ジェシカのみ。川北は開始前からしきりに「先輩であること」が審査基準であると述べ、本田兄妹、リニア、じぐざぐが俄然有利に。また「学ランを着てコントをしない」も条件に追加すると、宣材写真からして学ラン姿を押し出している化石コンパスの優勝が絶望的になった。とある後輩からはカステラの差し入れがあったとも意味深に明かす川北。また大仰天がこの公演後に別のライブが入っていたため優勝しても「夏ネーター」には出られないことから、あえて彼らを選んでどちらのライブにも出られなくさせることもほのめかしてみせた。

出場したのは、いろはラムネ、ソルトレイク、春日向のように、ノーテクノロジー、キャプテンバイソン、パルテノンモード、みたらし祭り、魂ず、おとぎばなし、うちまつげ、じぐざぐ、リニア、本田兄妹、バローズ、ジャンク、あそび、大仰天、化石コンパス、なかよし、バイオニの20組。各ブロックごとに加点タイムも設けられ、大喜利的なコーナーでそれぞれアピールした。

エキシビションとして岡野陽一と吉住のユニット・最高の人間がコントを披露したあと、結果発表へ。川北が「優勝は、ネギゴリラ!」と爆笑問題・太田が今年5月放送の「ツギクル芸人グランプリ」(フジテレビ)でやってみせたようなボケを発し、一同が一斉にコケてみせると、そのわちゃわちゃをかきわけて出演者ではないネギゴリラが登場。「夏ネーター」出演のために会場入りしていた彼らは「ツギデル芸人」ということでいったん退場したが、優勝者のコールから全員でのコケ、ネギゴリラ登場、そして「ツギデル芸人」までの1セットが3度繰り返された。

真の優勝者として本田兄妹の名前が挙がると、誰より驚いたのは本人たち。「夏ネーター」に出られるとは思わず、インパクト満点のお下劣な新ネタで挑んだのだというが、川北は「一番の先輩が一番最悪で、大盛り上がりだった」と選出理由を語り、総評を述べながら言い終わらないうちにステージから姿を消した。

好評につき、この公演のアーカイブ配信が決定。本田兄妹をはじめ、出場者がどんなネタを披露しているのか確認してみては。配信開始日などチケットの詳細は決まり次第プロダクション人力舎のオフィシャルサイトでアナウンスされる。なお「夏ネーター2022」の配信はない。