フリードリヒ・デュレンマットの戯曲に文学座・稲葉賀恵が挑む「加担者」開幕
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オフィスコットーネプロデュース「加担者」より。(撮影:宮本雅通)
オフィスコットーネプロデュース「加担者」が、去る8月26日に東京・駅前劇場で開幕した。
これは、スイスの作家フリードリヒ・デュレンマットの戯曲「加担者」を、文学座の稲葉賀恵による演出で立ち上げるもの。稲葉は「『悲劇は世界に当たって砕ける。喜劇は跳ね返されて尻餅をつき、笑われる。笑うしかない、ユーモアでしか耐えられないような痛みを私は知っています。』デュレンマットが語った言葉。公演を打つこと自体奇跡のようになってしまった今、ノートの片隅のこの言葉を都度見つめながら稽古をしている」と、公演のパンフレットでコメントしている。
出演者には、小須田康人、外山誠二、山本亨、月船さらら、三津谷亮、文学座の大原康裕、内田健介、伊藤公一、喜田裕也が名を連ねた。上演時間は約2時間15分で、公演は9月5日まで。
オフィスコットーネプロデュース「加担者」
2022年8月26日(金)~9月5日(月)
東京都 駅前劇場
作:フリードリヒ・デュレンマット
翻訳:増本浩子
演出:稲葉賀恵
出演:小須田康人、外山誠二、山本亨、月船さらら、三津谷亮、大原康裕、内田健介、伊藤公一、喜田裕也