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「奇想天外映画祭」予告公開、小島秀夫は「リキッド・スカイ」を40年ぶりに“吸引”

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「奇想天外映画祭」ビジュアル

映画史に残る怪作、珍作、奇作を集め紹介することをコンセプトとした「奇想天外映画祭」のメインビジュアルが公開。YouTubeでは予告も公開された。

今年で4回目を迎える「奇想天外映画祭」。4Kレストアされたスラバ・ツッカーマン監督作「リキッドスカイ」のデジタルリマスター版が上映される。そのほかジェーン・バーキン主演「ワンダーウォール」や、生誕110年となるジョルジュ・フランジュの監督作から「顔のない眼」「赤い夜」、グラウベル・ローシャが監督を務めた「狂乱の大地」などがラインナップに並んだ。

また今回の目玉作品である「リキッド・スカイ」に対し、ゲームクリエイターの小島秀夫、作曲家の上野耕路、作曲家・ギタリストのMASASHI(CASCADE)、ラジオDJのジョニー志田、映画評論家の瀧本誠からコメントが到着。かつて同作のVHSを購入し、何度も鑑賞していたという小島は「40年ぶりに吸引してみてわかった。僕の脳内には今も『リキッド・スカイ』が残留し、発光している! 令和の若者たちにも、サブスク映画時代には決して生まれえない真の“カルト作”に陶酔してみて欲しい」と語っている。

「奇想天外映画祭」は9月17日から10月7日にかけて東京・K's cinemaで開催される。

小島秀夫(ゲームクリエイター)コメント

まさか4Kリストア版の“あの空”が観られるなんて! 80年代ニューウェーブなビジュアル、ファッション、ネオンカラー、サウンド! 当時は劇場公開に行けず、ビデオをレンタルしては何度もキメた。いやあ、効いた。好きだったわ。後にVHSを買ったくらい。40年ぶりに吸引してみてわかった。僕の脳内には今も「リキッド・スカイ」が残留し、発光している! 令和の若者たちにも、サブスク映画時代には決して生まれえない真の“カルト作”に陶酔してみて欲しい。

上野耕路(作曲家)コメント

Sex, Drag and Electronic Music
その後何本もの映画/ドラマで共犯者となる同世代の映画監督との初仕事で、参考曲にリキッドスカイのサントラの“Noon”と“Jimmy’s Theme”があった。僕が喜んだのは言うまでもない。One of My Best 80s Films/Fim Musics.

MASASHI(CASCADE)コメント

僕は知らなかった。中性的な主人公、全編に無機質なリズムボックス、サイケデリックなネオンカラーに彩られたオーガズム、究極なまでにコンパクトに表現されたSex&Drug&ViolenceなSFカルトムービーを僕は知らなかった。2022年の今、初めて見た「LIQUID SKY」。この映画が公開された1982年に、嫉妬してます!

ジョニー志田(ラジオDJ)コメント

80sニューヨークのヴィヴィッドなサウンド&ビジョン!
時代を超えた未知との遭遇に思わずレッツ・ダンスだ!

滝本誠(映画評論家)コメント

こういうイ・キ・カ・タがしたい

奇想天外映画祭

2022年9月17日(土)~10月7日(金)東京都 K's cinema
<上映作品>
「リキッドスカイ」
「ワンダーウォール(1968年)」
「顔のない眼」
「赤い夜」
「狂乱の大地」
「昇天峠」
「殺られる」
「サイド・ストリート」
「注目すべき人々との出会い」
「赤い唇」
「マルチプル・マニアックス」