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岩永洋昭、純烈 新メンバーに 『スーパー戦闘 純烈ジャー 追い焚き☆御免』公開初日舞台あいさつでサプライズ発表

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映画『スーパー戦闘 純烈ジャー 追い焚き☆御免』が9月1日に公開初日を迎え、初日舞台あいさつを実施。白川裕二郎、小田井涼平、後上翔太、酒井一圭、本宮泰風、佛田洋監督に加え、スペシャルゲストのダチョウ俱楽部の肥後克広、寺門ジモン、純烈 新メンバーの岩永洋昭が登壇した。

「夢は紅白!親孝行!」をスローガンに2010年にデビューしたムード歌謡グループ・純烈。スーパー銭湯における地道なライブ活動を通じマダム層を中心に支持をあげ、2018年には念願のNHK紅白歌合戦への出場を果たす。そして、2021年9月には、もう一つの悲願であった主演映画『スーパー戦闘 純烈ジャー』が公開。彼らが世を忍ぶ仮の姿を持ち、皆の憩いの場である温泉施設を守るヒーロー・純烈ジャーとして、温泉の平和を乱す悪と戦うという設定で話題となり、ファンの中で映画2回以上観る「追い焚き」をというワードが誕生するなど、ステージからスクリーンに場所を変え観客を熱狂させる純烈現象を全国各地で引き起こした。『スーパー戦闘 純烈ジャー 追い焚き☆御免』はその続編となる。

初日舞台あいさつでは、“ネタバレなし”の見どころを語ることに。白川は「前作では怪我でアクションシーンがなかなかできませんでした。今回は体を100パーセント、ふんだんに使ってアクションシーンをやっているので、そちらを見どころとさせていただきます」とニッコリ。続く小田井は「前作は怪我でなかなかうまくいかなかったので…」と白川をマネてコメントし、会場の笑いを誘う。さらに「ネタバレに気をつけてというけれど、隣に本宮さんが立っている段階でネタバレちゃうん?」とMCにツッコミを入れつつ、「いろいろなものがスケールアップしているので、1作目を観た方も新鮮な気持ちで楽しめる作品になっています!」と胸を張った。

後上は「現実の(純烈の)活動でのゆかりある場所も登場します。現実にリンクする形で登場するのでチェックしてみてください」と笑顔で呼びかけた。撮影を振り返り酒井は「撮影はちょうど昨年の今頃でした」としみじみ。「この4人での『純烈ジャー』は最後になる、そこが見どころです。そして、今回は巨大ロボも登場します。強烈な敵を演じるのは本宮さんです。佛田組の特撮パートも大きな見どころとなっています」と強調した。

純烈との撮影について本宮は「普段はステージで活躍し、役者仕事からは離れていると言いながら、純烈のみなさんの(役者としての)勘は素晴らしかったです」と絶賛。続けて佛田監督の演出に触れ、「いろいろなことをやらされました」と苦笑いしながら「無になってやってたので、記憶がなくなったりしています。そうしないと精神が保てませんでした」と語る本宮に場内は大爆笑。劇場に集まった純烈ファンに向けて本宮は「“無”がポイントです。僕がすすんでやったわけではないということだけは、覚えておいてください。(映画に登場するのは)僕であって僕じゃない。(その姿を)観たことは忘れてください。純烈が活躍している映画ということだけを覚えて帰ってください!」と呼びかけ、会場を爆笑の渦に巻き込んだ。そんな本宮のコメントに、「つたない演出ですみません」とニヤニヤしながらお詫びした佛田監督は、前作、今作を経てやり残したことを訊かれると「1作目は小林幸子さんが、2作目は誰かが巨大化します。3作目があるとしたら、演歌界、歌謡界の大御所を巨大化させ、紅白歌合戦のようなものをやってみたいです。でも、予算がキャスト費でなくなっちゃうな」としょんぼり。すると酒井が「次回から上映料を18000円にすれば大丈夫かな?」とすかさず実現に向けてのアイデアを提案して笑わせた。

イベントには、スペシャルゲストとして、純烈と6人組ユニット「純烈♨ダチョウ(じゅんれつ おふろ だちょう)」を結成し、「プロポーズ」「白い雲のように」を配信中のダチョウ倶楽部の肥後克広と寺門ジモンが応援ゲストとしてサプライズ登場。温かい拍手に包まれ満面の笑みを浮かべた肥後は「純烈さんの愛に包まれていますね」と会場を見渡し「ずっと(みなさんの前に)出たかったし、歌いたかったです」とコメント。肥後の「歌いたかった発言」に会場から期待の拍手が沸き起こると「今日は歌えないけれど…、いつか機会があったらぜひ!」と笑顔を浮かべていた。映画監督経験もあるジモンは本作のおすすめポイントを「ジモンポイント」として紹介。「ジモンポイント」は白川の役者魂と酒井のカメラ目線を挙げ「あっという間に終わってしまうくらい楽しめる!」と本作の出来栄えを絶賛していた。ダチョウ倶楽部のふたりは、お馴染みの「ヤー!」で純烈ファンの心を掴み、さらに、ジャンプ芸(地面を踏むと周囲の人がジャンプする)では取材に詰めかけたマスコミも巻き込み、会場を笑顔でいっぱいにした。

和やかなムードでイベントが進行する中、酒井が「朗報を持ってきています」と切り出し、ダチョウ倶楽部のふたりに「新作のアレ、持ってきてください!」と促し、肥後とジモンがステージを降りる場面も。会場がザワザワする中、再登場した肥後とジモンが連れてきたのは、2023年よりグループに加入する新メンバーの岩永洋昭。岩永の登場については酒井以外は知らなかったため、ステージ上で驚きのあまりポカンとするメンバーも。

「かっこいい!」「すごくいい!」という声も飛び交う中、岩永は「歌もダンスもレパートリーも入れている最中です。ファンのみなさんによろこんでいただけるようにがんばりたいです」とフレッシュに挨拶。そんな岩永の姿に小田井は「真面目やな。でも、きっと2年後は下ネタ言うようになるで」とニヤリ。白川は「ヒゲキャラだからいいかも!」と小田井との共通点に触れながら笑顔を見せ、酒井が「今日、岩永が着ている衣装は小田井のものです!」と説明すると「ピッタリ!」「似合ってる!」という声が飛び交っていた。

最後の挨拶で後上は「これからも末長く愛していただけたらうれしいです」とファンにお願い。小田井は「『純烈ジャー』パート2を純粋に楽しんで下さい!」と映画をしっかりアピール。白川は「大きなスクリーンで観ると圧倒されるものがあります。最後まで堪能してください」と笑顔を浮かべ、酒井は「去るメンバー、入るメンバー、そして純烈♨ダチョウも揃うステージはここしかないと思いました」と、今回のサプライズ発表に触れ、『純烈ジャー』シリーズについては「パート1には後上が変身して岩永が敵役で出演、パート2では白川が怪我から復帰して演じています。そしてパート3は小田井の殉職シーンから始まるのがいいのかな?」とニヤニヤ。小田井が「殉職せんでいい、海外に飛ばすくらいでいいやん!」と提案し、会場は再び大きな拍手に包まれる。すると、酒井が思い出したように、「純ブルーが去り、純オレンジが入ります」とメンバーカラーも発表。「新たな純烈は、銀座線、半蔵門線、千代田線、丸の内線になります」と語り、イベントを締めくくった。

『スーパー戦闘 純烈ジャー 追い焚き☆御免』
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