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福井県の各地域の“言葉”で作る映画「福井のおと」、キャストや特報解禁

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「福井のおと(仮題)」

「轟音」「いっちょらい」で知られる監督・片山享の新作「福井のおと(仮題)」のメインキャスト、場面写真、特報映像が公開された。

本作では福井県内の各地を舞台に、その地域で使われている言葉をセリフに用いて、街々に住む人たちの生活を映し出す。キャストには「嵐電」の窪瀬環、「恋するけだもの」の上のしおり、「レッドブリッジ」の葵うたの、「ばちらぬん」の笹木奈美、「まっぱだか」の柳谷一成、そして「ONODA 一万夜を越えて」の津田寛治が名を連ねた。

撮影は今春から行われており、1年にわたって季節と街を巡り、2023年春にクランクアップ予定。完成は2023年夏を予定している。クラウドファンディングも実施中で、完成後の映画祭出品費用などがふるさと納税の対象となる。特報はYouTubeで公開中だ。

片山は「18歳まで福井県の鯖江市という地域で育ちました。そこには『鯖江弁』という言葉がありました。そこしかない街と、そこにしかない言葉が相まみえてこそ、そこにしかない生活が生まれます。その生活は愛おしく、これまでの生活とこれからの生活を想像させます。映画『福井のおと』は、時に記憶をくすぐらせ、時にその地域に住んでいるかのようなそんな感覚になれる映画になったらと撮影を進めています」とコメントしている。