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八木海莉が笑顔で走り抜けた初ワンマン2DAYS、20歳の幕開け飾った一夜をレポート

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「八木海莉 First One-Man Live -20-」の様子。(撮影:山川哲矢)

八木海莉の初のワンマンライブ「八木海莉 First One-Man Live 19-20」が9月4、5日に東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGEにて行われた。この記事では、八木の20歳の誕生日に開催された5日公演の模様をレポートする。

開演時刻になりステージに登場した八木は、20代の幕開けを飾るライブを「海が乾く頃」で高らかにスタートさせる。「今日は楽しんでいってください」と会場に呼びかけ、「SELF HELP」、6月より行っていた3カ月連続リリースの一環で発表した「刺激による彼ら」「僕らの永夜」を歌唱。続けて神聖かまってちゃん「フロントメモリー」のカバーをはつらつとした声で繰り広げた。

序盤はバンドスタイルでパフォーマンスをしていた八木だが、ここでアコースティックギターを手に「お茶でも飲んで」のアコースティックアレンジバージョンをしっとりと披露。続いて彼女が一度ステージから姿を消すと、ステージ背後のスクリーンに「ぐうたらいぶ」なる映像が流れ出した。これはあらかじめ彼女が撮っていたMCの映像。その中で八木は15歳で故郷・広島から上京してきたことや、20歳を迎えてからも変わらず物作りをしていくことを語ったのち、弾き語りでAdoの「世界のつづき」をワンコーラス披露した。映像内で曲振りまで行いステージに再び姿を現した八木は、テレビアニメ「Vivy -Fluorite Eye's Song-」のオープニングテーマ「Sing My Pleasure」で凜とした歌声を響かせ、オーディエンスを魅了した。

バンドメンバーの紹介を経て、八木はスタンドマイクを使って「君への戦」をパフォーマンス。好きな人への思いを描いた1曲を表情豊かにコミカルに歌い上げ、サビ部分ではキュートな“ハートカウントダンス”も踊ってみせた。「ダダリラ」「Sugar morning」を続けて歌唱した八木は、新曲「健やかDE居たい」を初披露。透明感のある伸びやかな歌声で観客を惹き付ける。その後、ライブの終わりが近付いてきたことを明かした八木は、来年の2月に2ndワンマンライブ「poly dam」の開催が決定したこと、オフィシャルファンクラブ「STUDIO KAIRI」を開設したことをアナウンスする。「これから寒くなる季節に向けて温まってください」とバンドバージョンの「お茶でも飲んで」を先ほどと違った装いのアレンジで歌い上げ、最後にデビュー曲でありテレビアニメ「魔法科高校の劣等生 追憶編」の主題歌「Ripe Aster」をまっすぐな歌声で会場の隅々まで届けた。そして八木は「今日は本当にありがとうございました」と深々と頭を下げ、笑顔で観客に手を振って20歳初ライブの幕を下ろした。

八木海莉「八木海莉 First One-Man Live -20-」2022年9月5日 渋谷duo MUSIC EXCHANGE セットリスト

01. 海が乾く頃
02. SELF HELP
03. 刺激による彼ら
04. 僕らの永夜
05. フロントメモリー
06. お茶でも飲んで(アコースティックver.)
07. Sing My Pleasure
08. 君への戦
09. ダダリラ
10. Sugar morning
11. 健やかDE居たい
12. お茶でも飲んで
13. Ripe Aster