松岡茉優と古川琴音が出演、北村匠海×中川大志のW主演作「スクロール」

北村匠海（DISH//）と中川大志のダブル主演作「スクロール」に松岡茉優と古川琴音が出演する。

YOASOBI「ハルジオン」の原作者・橋爪駿輝のデビュー小説を映像化した本作。理想と現実のギャップに溺れながらも、社会や自分と必死に向き合う若者たちの姿が描かれる。就職はしたものの上司からすべてを否定されSNSに思いをアップすることで自分を保つ〈僕〉を北村、毎日が楽しければそれでいいと刹那的に生きてきたユウスケを中川が演じた。

松岡はユウスケとの結婚が空っぽな心を満たしてくれると信じる菜穂、古川は〈僕〉の書き込みに共鳴し特別な自分になりたいと願う〈私〉役で出演。何者にもなれない4人が、ある友人の死をきっかけに明日への一歩を踏み出していく。

松岡は「ほとんどのシーンがワンカットで進んでいく撮影は1秒も気を抜けず、緊張感の中でどこか興奮していました」と撮影を振り返り、古川は「この作品中、人との関わりにおいて、いつもよりも繊細になっていたように思います。そんな気持ちを、清水監督やスタッフの皆さん、キャストの皆さんと、時にシェアしながら作っていけたのがとても楽しかったです」とコメントした。

清水康彦の監督作「スクロール」は2023年に全国ロードショー。

松岡茉優 コメント

菜穂を演じさせて頂きました。松岡茉優です。
短い期間の撮影でしたが、
北村匠海さん、中川大志さんをはじめ
現場のスタッフ、キャストの集中力は今でも思い出すほどに
鮮明に記憶に残ります。
ほとんどのシーンがワンカットで進んでいく撮影は
1秒も気を抜けず、緊張感の中でどこか興奮していました。
あの瑞々しい時間がどのように映されているのか、楽しみです。

古川琴音 コメント

改めて、自分と周りにいる人たちのことを考えるきっかけになりました。
自分のように近しい人でも見えている世界は違くて、反対に相容れないような人でも同じ世界に生きている。
この作品中、人との関わりにおいて、いつもよりも繊細になっていたように思います。
そんな気持ちを、清水監督やスタッフの皆さん、キャストの皆さんと、時にシェアしながら作っていけたのがとても楽しかったです。是非多くの方に観て頂きたいと思います。

(c)橋爪駿輝／講談社 (c)映画「スクロール」製作委員会