「土を喰らう十二ヵ月」予告公開、サン・セバスティアン国際映画祭への出品も決定

沢田研二が主演を務める「土を喰らう十二ヵ月」の予告編がYouTubeで公開された。

人里離れた長野の山荘で実やきのこを採り、畑で育てた野菜を料理して、季節の移ろいを感じながら原稿をしたためる作家ツトムの姿を描く本作。沢田がツトム、松たか子がツトムの担当編集者であり25歳下の恋人・真知子を演じ、西田尚美、尾美としのり、瀧川鯉八、檀ふみ、火野正平、奈良岡朋子もキャストに名を連ねる。水上勉によるエッセイを原案に、「ナビィの恋」の中江裕司が監督と脚本を担当した。

予告編には、ツトムと真知子の日々を収録。なお今作の料理は土井善晴が手がけている。

現地時間9月16日から24日にかけてスペインで開催される、サン・セバスティアン国際映画祭のキュリナリー・ シネマ部門への出品も決定した。9月21日のプレミア上映後には、スペインのレストラングループ・NOMOで活躍する萩野谷尚之によるディナーが提供される。

さらに9月13日から19日に東京・松屋銀座8階のイベントスクエアにて開催される「銀座・手仕事直売所」で、映画の世界観を楽しめるショップが展開。器や関連本を購入できるほか、「ツトムの台所」と題したフォトスポットも用意される。

「土を喰らう十二ヵ月」は11月11日より東京・新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国でロードショー。

(c)2022『土を喰らう十二ヵ月』製作委員会