ドラマ「silent」川口春奈の恋人役に鈴鹿央士、“主成分優しさ”の男演じる
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戸川湊斗役の鈴鹿央士。
川口春奈主演のフジテレビ系ドラマ「silent」の初回放送日が10月6日に決定。あわせて、同作に鈴鹿央士が参加しているとわかった。
本作は、主人公・青羽紬がかつて本気で愛した佐倉想と音のない世界で“出会い直す”ラブストーリー。川口が大型CDショップで働く紬、目黒蓮(Snow Man)が18歳のときに若年発症型両側性感音難聴を発症した想に扮する。
鈴鹿は、紬の中学時代からの同級生で周囲から“主成分優しさ”と言われるほど優しい男・戸川湊斗を演じる。想とは高校時代にサッカー部で知り合い、親友だったという間柄だ。紬への思いを胸に秘めていた湊斗は、高校卒業後に紬と想が別れたことを知り、その後同窓会で再会したことをきっかけに紬と付き合う。そして3年が経ち将来のことを考えるようになってきた頃に想が現れ、湊斗の心はざわつき始める。
鈴鹿は「人の心を見つめて優しく汲み取る湊斗に寄り添いながら演じていければ良いなと思っています」と心境を伝え、「見てくださる皆さんに愛してもらえる作品になればうれしいです。俳優部の一人として全力以上で向き合います」とメッセージを送った。
「silent」は毎週木曜22時よりオンエア。生方美久が完全オリジナル脚本を手がけ、「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」の風間太樹、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」の高野舞、「ミステリと言う勿れ」の品田俊介が演出を担う。
※高野舞の高は、はしごだかが正式表記
木曜劇場「silent」
フジテレビ系 2022年10月6日(木)スタート 毎週木曜 22:00~22:54
※初回15分拡大
鈴鹿央士 コメント
出演が決まったときの思い
今回初めてフジテレビ木曜劇場に出演させていただきます。前クールに続き、木曜日です。なんだか木曜日に愛着が湧くようになってきました。川口さんと目黒さんはじめ、素敵なキャストの方々とお会いするのが楽しみです。現場にいる方々からたくさんのことを吸収して、必死に皆さんについて行きたいなと思っています。
台本を読んだ感想
台本に書かれた言葉一つ一つの思いをちゃんとくみ取らないと、少しのニュアンスの違いで違ったものになってしまうし、心情の描き方がとても繊細で、いろんなことを考えながら読んでいてとても楽しかったです。ワンシーンワンカット、大切に紡いでいきたいなと思いました。
戸川湊斗の役柄についての印象、演じるうえで心がけたいこと
劇中に“主成分優しさ”というセリフがあるように、本当に優しい人だと思いました。でも、生きづらそうだなとも思いました。優しさ故に抱え込んでしまうものがあって、一人で悩んでしまうこともあって。そんな湊斗が、自分の好きな二人が再会し、その間に挟まれた時どんな行動をするのか。人の心を見つめて優しく汲み取る湊斗に寄り添いながら演じていければ良いなと思っています。
川口春奈、目黒蓮の印象
お二人とは今回初めてご一緒させていただくのですが、お二人とも笑顔が素敵で、声を聞いていると落ち着く感覚がありました。肌感覚でわかるものがあると思うのでイメージを固めすぎずに、直接お会いして何か話せる機会があればたくさんお話ししていきたいです。
視聴者へのメッセージ
人を好きになること。両思いになること。僕は奇跡のようなことだと思います。親友のことを思う気持ちと恋人を思う気持ち。この間で湊斗がどんな行動をするのか、紬と想がどうなっていくのか。せつなくも優しくて温かい。見てくださる皆さんに愛してもらえる作品になればうれしいです。俳優部の一人として全力以上で向き合います。是非、ご覧ください。
村瀬健(プロデューサー)コメント
湊斗は、みんなから“主成分優しさ”と言われるほどに優しい男です。誰に対しても優しくて、誰からも愛されている。でも、だからこそ、ひそかに内に秘めている思いは当然ある。それがあふれ出してしまったとき、彼は、そして周りの人はどうなるのか? そういうところも含めて、この湊斗という役は非常に演じがいのある役だと思いますし、それだけに誰に演じてもらうかが非常に重要でした。映画「蜜蜂と遠雷」で初めて鈴鹿さんを見たときの衝撃は今も忘れられません。大げさではなく、この世に天使が舞い降りたのかと思いました。そう感じるほどに、あの純粋無垢な天才少年の役を見事に演じきっていました。今回の湊斗も、ある意味であの映画に通じる役だと思います。でも、湊斗は決して純粋無垢ではないし、聖人君子でもない。”主成分優しさ”であるがゆえの苦しみや悲しさまで含めて、あの映画から3年を経た今の鈴鹿さんなら間違いなく演じきってくださると思い、この役をオファーしました。大好きな恋人・紬と、大好きな親友・想、川口春奈さんと目黒蓮さんとの間で、思い、悩み、苦しむ鈴鹿央士に、ぜひ注目して頂きたいです。
(c)フジテレビ