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ディズニー100周年記念アニメ「ウィッシュ」日本でも2023年冬に公開

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「ウィッシュ」

ディズニーの創立100周年を記念したアニメーション映画「ウィッシュ」が2023年冬に公開決定。ヒロインが描かれたファーストルックが到着した。

ウォルト・ディズニーが兄とともに1923年10月に設立したディズニー・ブラザーズ・カートゥーン・スタジオ。これが今日まで続くウォルト・ディズニー・カンパニーの始まりで、ミッキーマウスのスクリーンデビュー作「蒸気船ウィリー」をはじめ、世界初のフルカラー長編アニメ「白雪姫」など、数々のアニメーション作品を世に送り出してきた。その数は11月23日に封切られる「ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界」を含め61作品に及ぶ。

「願い」を意味する「Wish」が原題となる100周年記念映画は、アメリカ現地時間9月9日にディズニーのファンイベント「D23 EXPO」で製作が発表された。舞台はどんな“願い”も叶うというロサス王国。主人公は前向きで明るい17歳のヒロイン、アーシャだ。リーダーの素質があり、王国の人々を大切に思う彼女が、ある出来事によって王国に隠された秘密を知り、恐ろしい敵と対峙する物語となっている。

アーシャに声を当てるのは、「ウエスト・サイド・ストーリー」のアニータ役で第94回アカデミー賞の助演女優賞を受賞し、クィアを公表した有色人種の俳優として初めてオスカーを手にしたアリアナ・デボーズ。「D23 EXPO」のプレゼンテーションでは、アーシャが王国の危機を知り、星に強く願うシーンで歌われるという劇中歌「More for Us(原題)」を歌唱した。音楽は楽曲「ア・ハー」で知られ、「シュガー・ラッシュ:オンライン」に楽曲を提供していたソングライターでアーティストのジュリア・マイケルズが担う。

監督を務めるのは「アナと雪の女王」のクリス・バックと、本作が監督デビュー作となるファウン・ヴィーラスンソーン。ヴィーラスンソーンはこれまで「ズートピア」「ラーヤと龍の王国」のストーリー制作に関わってきた。脚本は「アナと雪の女王」で女性として初めてディズニー映画の共同監督に抜擢され、現在はスタジオのCCOを務めるジェニファー・リーが担当する。

日本公開の配給はウォルト・ディズニー・ジャパン。全米では2023年11月22日に封切られる。

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