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「紅の豚」森山周一郎の半生たどるドキュメンタリー「時には昔の話を」公開

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「時には昔の話を~森山周一郎 声優と呼ばれた俳優~」ポスタービジュアル

2021年2月8日に死去した俳優・森山周一郎の半生をたどるドキュメンタリー「時には昔の話を~森山周一郎 声優と呼ばれた俳優~」が、10月21日より東京・アップリンク吉祥寺ほか全国で順次公開される。

「紅の豚」のポルコ・ロッソ役や、ジャン・ギャバン、チャールズ・ブロンソンの吹替などで知られる森山。映画には森山のほか、野沢雅子、大塚明夫、中尾彬、LiLiCo、島本須美、加藤登紀子らが出演した。

本作の監督・小原正至は「俳優であるとともに声優という新しいジャンルを開拓した森山さんの軌跡や想い、そして周一郎の名前の通り、周りを一番に考える男の生き方、後進達に感じる希望、それらを残して伝え続けていきたいという気持ちで本作を作りました」とコメントしている。

YouTubeでは予告編が公開中。

小原正至 コメント

この作品には森山周一郎という一人の人間の歴史が映し出されています。戦争を経験した幼少期。戦後に舞台を通して入った芸能界。収録無しの一発勝負の生放送ドラマや生放送吹き替えに臨んだ現場の数々。失敗できない実力時代を生き抜き、競争率の高く厳しい世界を森山さんは駆け抜けていきました。
俳優であるとともに声優という新しいジャンルを開拓した森山さんの軌跡や想い、そして周一郎の名前の通り、周りを一番に考える男の生き方、後進達に感じる希望、それらを残して伝え続けていきたいという気持ちで本作を作りました。戦後の日本の底力を感じてもらえたり、今まさに俳優・声優を目指している若者達に、力と勇気を持っていただける事を心より願っています。

(c)Seiji Ohara