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古典芸能の名作を朗読×日本舞踊で、Tales of Love「阿国」に瀬戸かずや・綾凰華

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ナタリー

朗読舞踊劇 Tales of Love「阿国-かぶく恋、夢の果て-」出演者

朗読舞踊劇 Tales of Love「阿国-かぶく恋、夢の果て-」が9月28日から10月2日まで東京・サンシャイン劇場で上演される。

与田想が上演台本、中屋敷法仁が演出を手がける本作は、日本の古典芸能作品にある恋の物語を現代人にもわかりやすく伝えることを目指した“朗読×日本舞踊”シリーズ。第2弾となる今回は、出雲阿国とかぶき者の名古屋山三、阿国を支えた女方・三十郎の恋模様が描かれる。

本作では瀬戸かずや、綾凰華が阿国と三十郎役をWキャスト、回替わりで演じるほか、名古屋山三役で声優の竹内栄治、土屋神葉、石谷春貴、高木渉が日替わりで出演する。また、花柳幸舞音、藤間涼太朗が舞踊を披露する。瀬戸、綾、幸舞音のコメントは以下の通り。

瀬戸かずやコメント

宝塚歌劇では体を大きく動かしながら表現してきたので、声と立ち姿だけでお客さまを劇世界へお連れする朗読劇は新たなチャレンジです。在団中はずっと男役でしたので、女性の阿国を演じることに少し不安もありました。

ただかぶき踊りを生み出した阿国も男装しながら舞い踊っていたと聞き、自分との共通項を感じます。「阿国や三十郎を踊りに突き動かすものって何だったのだろう?」と問いかけながら、キャスト・スタッフの皆さんと役を深めて参ります。

綾凰華コメント

瀬戸かずやさんと回替わりでスイッチしながら出雲阿国、そして彼女の弟子であった三十郎をWキャストで演じます。二人で同じ役をさせていただくからこそ、お客さまには異なる阿国像・三十郎像を両バージョンお楽しみいただきたい。そのためにキャスト・スタッフの皆さんとたくさん対話を重ねながら、私なりの人物像を確立していきます。どちらを演じるにせよ、「阿国をリスペクトする気持ち」をベースに役人物を深掘りしていけたらいいですね。

花柳幸舞音コメント

この朗読舞踊劇シリーズは「言葉を具現化した存在」として、舞踊家が読み手と同じステージ上にいるのが大きな特徴。今回は阿国として舞い踊るので、彼女を取り巻く環境を紐解いた本を読みながらイメージを膨らませているところです。インプットした知識と瀬戸さん・綾さんがそれぞれ立ち上げた阿国像を掛け合わせながら、朗読とシンクロするような舞台を務めて参ります。お二人の阿国にどんな違いが表れるか楽しみにしながら、稽古に参加したいですね

朗読舞踊劇 Tales of Love「阿国-かぶく恋、夢の果て-」

2022年9月28日(水)~10月2日(日)
東京都 サンシャイン劇場

上演台本:与田想
演出:中屋敷法仁
音楽監督:KOHKI
振付:花柳幸舞音

出演

朗読:瀬戸かずや、綾凰華 / 竹内栄治(9月28日)、土屋神葉(9月29日)、石谷春貴(9月30日)、高木渉(10月1・2日)、寺内淳志、蓮井佑麻
舞踊:花柳幸舞音、藤間涼太朗
演奏:KOHKI、大河内淳矢、飯野和英