そして「世界で活躍するボーイズグループ」を発掘するため、私財を投じてオーディション『THE FIRST BOYS GROUP AUDITION 2021』を開催。そのサバイバルの中から、7人組ダンス&ボーカルグループ「BE:FIRST」(SOTA、SHUNTO、MANATO、RYUHEI、JUNON、RYOKI、LEO)が2021年8月に誕生し、その実力の高さとたゆまぬ努力によって、ボーイズダンス&ボーカルシーンの中で中心的な存在となっている。
また、オーディションの中で音楽的才能を見いだされたAile The Shota、edhiii boi、トレーニーとして研鑽を積むRAN、REIKO、RUI、TAIKI。そしてBMSGの立ち上げ時からレーベルに所属し、キャリアを重ねるラッパーのNovel Core。
そのままNovel Core、Aile The Shota、edhiii boi、RAN、REIKO、RUI、TAIKI、そしてSKY-HIがステージに登場し、BMSGフルメンバー15人での「Brave Generation -BMSG United Remix-」で、ライブのテンションは冒頭からトップギアに。客席内を走るトレーラーにメンバー全員が乗り込み、観客により近い形で披露された「Snatchaway」の「こんなイケてるチームなんざ他にない」という言葉や、「ナナイロホリデー」の「歓びにあふれてる」という歌詞は、BMSGメンバーの、そして会場にいる全てのリスナーの感情を代弁しただろう。
ライブのメインアクトはNovel Coreに移り、「JUST NOISE」や「BABEL」をソロで披露。現在21歳ながら、ティーンエイジャーの頃から作品をリリースし、BMSGに移籍してからは「A GREAT FOOL」、そして今年8月には「No Pressure」とコンスタントなリリースを続け、その才能を開花させている彼らしい、タイトかつエネルギッシュなライブで観客を沸かせる。そして「まだ前半戦だろ!踊れるかい!?ここで大親友を呼び込もう!」という言葉で呼び込まれたAile The Shotaとともに「HAPPY TEARS feat. Aile The Shota」をステージの張り出しで二人でエモーショナルに歌い上げ、そのコンビネーションの良さをリスナーに届けた。
3人がステージを降りると、ランウェイにはTHE FIRSTの最終審査「クリエイティブNEO」でSOTA(BE:FIRST)、MANATO(BE:FIRST)、Aile The Shotaが結成したユニット「Show Minor Savage」が登場。「No Cap Navy」に加え、新曲となる「Thinkin' bout you」をパフォーマンスし、特に「THE FIRST」オーディションから追いかけているファンを大いに喜ばせた。
そのままAile The Shotaがメインとなるライブパートへ移行し、「常懐」や「Like This」などを丁寧に歌い上げ、その甘やかな歌声でオーディエンスを魅了。「俺にとってBMSG、そして仲間は誇りです。そんな存在、居場所を新しい次のステージに連れて行くのは俺です。今に見ておいてください」という力強いメッセージから、「IMA」や「AURORA TOKIO」に展開し、その言葉を証明するようなアーティストとしてのポテンシャルを、パフォーマンスとして形にした。
ダンスボーカルグループとしての凄みを見せつけたBE:FIRST
そしてステージにはSKY-HI、JUNON(BE:FIRST)、LEO(BE:FIRST)、Aile The Shotaの「寅年生まれ」の4人が登場し、新曲となる「Tiger Style」。そのままSKY-HIがステージに残り、BMSGへの思いや、エンターテインメントを担う決意を楽曲に込めたメッセージが印象的な新曲「I am」を披露した。
そしてステージにはSKY-HIの2014年に結成したハウスバンド「THE SUPER FLYERS」が登場し、「スマイルドロップ」「愛ブルーム」と、ド派手なセッションで観客を圧倒、観客の熱気は最高潮へ。また違った意味で観客を圧倒したのは「何様」だろう。そのシリアスな内容と鬼気迫るパフォーマンスに観客は手を振ることすら忘れ、SKY-HIの「飛べるか!」という言葉があるまで、魅入られたように彼を見つめる姿は、SKY-HIのライブならではの光景だろう。
そして「Double Down」で発射された水しぶきで、観客同様びしょ濡れになったSKY-HIは、Aile The Shotaを呼び込み「Bare-Bare」、RANを迎えてタオルを会場一体となって振った「Tumbler」、スクリーンに写った1年前に撮影されたMVとはティーンエイジャーチームの顔つきとパフォーマンスがガラッと変わったことも印象的な「14th Syndrome feat. RUI, TAIKI, edhiii boi」、REIKOのソウルフルな歌声が会場に響きわたる「One More Day feat. REIKO」と、コラボ楽曲を連続披露し、この日のフェス感をより高めていく。BMSGの結成直後に発表され、MVは富士急ハイランドで撮影されたことからも、楽曲自体がこの日のフェスへの伏線でもあったNovel Coreとの「SOBER ROCK -Remix- feat. SKY-HI」では、SKY-HIとNovel Coreが目を合わせながらパフォーマンスを展開。その友情の深さと、有言実行ぶりを感じさせる。
「昔は誰も認めてくれないと思っていたときもあった。でも今日ですべてが報われた気がする。あなた達と出会えて本当に嬉しい。命を賭けて俺がお前を応援するぜ!」とオーディエンスに呼びかけ、SKY-HIパートのラストは「To The First」のパフォーマンス。人差し指を立てたSKY-HIにピンスポットがあたり、その姿に大きな拍手が巻き起こる。
その拍手に送られるようにSKY-HIとTHE SUPER FLYERSがステージをあとにすると、明かりの落ちたランウェイにはBE:FIRSTの7人の姿が浮かび上がる。そして曲のラストバース「その炎を燃やせ」という言葉をJUNONが受け継ぎ、BE:FIRSTのライブは「Shining One」で幕をあけ、横一列に並んだメンバーも、高々と人差し指を掲げた。
「いろんなフェスで披露させていただきましたが、このBMSGフェスで一番盛り上げましょう!」というMANATOの言葉に続いて、UKのプロデューサーであるジョナス・ブルーとのコラボ曲「Don't Wake Me Up feat. BE:FIRST」、そしてライブ初披露の「Message」では再びトレーラーに乗り、感慨深げに会場の観客に視線を合わせながら歌う7人の表情が記憶に残る。
M01. Brave Generation
M02. Brave Generation -BMSG United Remix-
M03. Snatchaway
M04. ナナイロホリデー
M05. Mr. Psycho
M06. PANIC! feat. SKY-HI
M07. JUST NOISE
M08. BABEL
M09. WAGAMAMA MONDAIJI
M10. 独創ファンタジスタ
M11. HAPPY TEARS feat. Aile The Shota
M12. THANKS, ALL MY TEARS
M13. 118
M14. Anytime, Anywhere
M15. Nightmare
M16. No Cap Navy
M17. Thinkin' bout you
M18. 常懐
M19. so so good
M20. Like This
M21. IMA
M22. AURORA TOKIO
M23. Tiger Style
M24. I am
M25. スマイルドロップ
M26. 愛ブルーム
M27. Sky's The Limit
M28. 何様
M29. Double Down
M30. Seaside Bound
M31. Fly Without Wings
M32. Sexual Healing
M33. Bare-Bare
M34. Tumbler
M35. 14th Syndrome feat. RUI, TAIKI, edhiii boi
M36. One More Day feat. REIKO
M37. SOBER ROCK -Remix- feat. SKY-HI
M38. カミツレベルベット
M39. To The First
M40. Shining One
M41. Be Free
M42. Move On
M43. Betrayal Game
M44. Scream
M45. Don't Wake Me Up feat. BE:FIRST
M46. Message
M47. Kick Start
M48. Greatful Pain
M49. Bye-Good-Bye
M50. Gifted.
M51. New Chapter