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貫地谷しほり×和田正人が「オレンジ・ランプ」W主演、認知症の夫と家族の軌跡描く

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ナタリー

左から貫地谷しほり、和田正人。

貫地谷しほりと和田正人が映画「オレンジ・ランプ」でダブル主演を務めることが明らかになった。

実話をもとに認知症の本人と家族の9年間の軌跡を映画化した本作。貫地谷が39歳で若年性アルツハイマー型認知症と診断された夫を支える妻・真央、和田が夫の只野晃一を演じる。「村の写真集」「しあわせのかおり」の三原光尋が監督を務め、金杉弘子と山国秀幸が脚本を手がける。

また本作には、晃一のモデルであり、現在は自らの経験を語る講演などで活躍している丹野智文が企画協力に参加した。丹野は「この映画をとおして、認知症と診断されてからの葛藤や周りの人達の関わりから認知症と診断されても笑顔で前向きに過ごす事が出来ることを知ってもらえると思います。なぜ、9年経っても笑顔で認知症の啓発活動ができているのか、これから認知症の人に接するヒントになると思います」と語っている。なお本作はクラウドファンディングを実施中。詳細は公式サイトで確認してほしい。

「オレンジ・ランプ」は2023年に公開。

丹野智文 コメント

今回、私のことが映画になるのは嬉しさと恥ずかしさが入り混じった気持ちです。
私の役を和田正人さん、そして妻の役の貫地谷しほりさん、2人とも優しい雰囲気で聞いた時にはよかったと思いました。
この映画をとおして、認知症と診断されてからの葛藤や周りの人達の関わりから認知症と診断されても笑顔で前向きに過ごす事が出来ることを知ってもらえると思います。なぜ、9年経っても笑顔で認知症の啓発活動ができているのか、これから認知症の人に接するヒントになると思います。
ぜひ、多くの人達に見てもらいたい映画です。

(c)2022 『オレンジ・ランプ』製作委員会