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行方不明になった兄妹は…ブルーエゴナクの10周年記念公演「バスはどこにも行かないで」

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ブルーエゴナク10周年記念公演「バスはどこにも行かないで」チラシ表

ブルーエゴナク10周年記念公演「バスはどこにも行かないで」が10月7日から9日まで、福岡・北九州芸術劇場 小劇場で上演される。

ブルーエゴナクの10周年記念公演となる本作では、代表の穴迫信一が作・演出を務め、有馬和樹が音楽を担当する。劇中では、とある地方都市を舞台に、行方不明となった兄妹の姿が描かれる。

穴迫は公演に向けて、「拠点とする北九州の街をモチーフとした、架空の地方都市が舞台の〈喪失と修復〉の物語です。一度死んだ女性が自身の人生のやり直しに奔走しながら、いくつもの喪失に向き合うストーリーとなっています。小さな街を舞台とした群像劇でありながら、死生の円環を感じられる作品だと自負しています」とコメントした。出演者には、悠太、小関鈴音、なかむらさち、溝口竜野、高山実花、青木裕基、溝越そら、日高啓介が名を連ねる。

穴迫信一コメント

本作は、拠点とする北九州の街をモチーフとした、架空の地方都市が舞台の〈喪失と修復〉の物語です。

一度死んだ女性が自身の人生のやり直しに奔走しながら、いくつもの喪失に向き合うストーリーとなっています。

小さな街を舞台とした群像劇でありながら、死生の円環を感じられる作品だと自負しています。

戦争や感染症によって〈どこかの誰かの1人の死〉は、より身近になり、より見過ごされつつあります。

改めて喪失とその修復に向き合い、フィクションの力を借りることで強く実感する手立てを尽くしています。

魅力的な俳優の皆様、信頼の置けるスタッフの皆様のお力によって今作も力強い世界が立ち上がっています。

また音楽は、敬愛するバンド「おとぎ話」の有馬和樹さんに制作いただきます。

モチーフとなっている僕の生活拠点の北九州は、30年住んでいますがお世辞にも綺麗な街ではありません。

むしろ汚いというか、路上にはタバコの吸い殻と吐瀉物とゴキブリと、いや、でもどこか嫌いになれないような街です。

しぶとい街です。生き抜くという言葉が合う街です。ブルーエゴナクにオリジナリティがあるとしたら、一つはこの街の匂いや風景に支えられていると思います。

その迫力は、本作品からも感じていただける気がしています。

全国から、ぜひ北九州までお越し頂けたら幸いです。

ブルーエゴナク10周年記念公演「バスはどこにも行かないで」

2022年10月7日(金)~9日(日)
福岡県 北九州芸術劇場 小劇場

作・演出:穴迫信一
音楽:有馬和樹
出演:悠太、小関鈴音、なかむらさち、溝口竜野、高山実花、青木裕基、溝越そら、日高啓介

※日高啓介の「高」ははしご高が正式表記。