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ONE N' ONLYが挑戦を続けるために大切にしていること「着実に少しずつでもStep Upしていきたい」

音楽

インタビュー

ぴあ

ONE N' ONLY 撮影:奥田耕平

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ダンス&ボーカルユニットONE N' ONLY(ワンエンオンリー)が9月5日に新曲「Step Up」を配信リリースしました。7月には初の海外でのライブも成功させ、常に新たな挑戦を続けている彼らの新曲は聴く人の背中を押すようなエールソングとなっています。そんな楽曲の魅力のほか、6人の今年の夏について、そして、今の「ワンエン」の魅力についてたっぷりとお聞きしました。

メンバーが「Step Up」したな、と思うことは?

左から)KENSHIN、REI、TETTA、HAYATO、NAOYA、EIKU

――とても爽やかな今回の新曲「Step Up」。まずはコンセプトをお聞かせください!

HAYATO ポジティブな歌詞なんですけど、夢や目標に向かって挑戦する人たちに向けてエールを送れたらな、という気持ちを込めています。ゴールに向かって、着実に少しずつでもいいから進んでステップアップしていこうという思いもありますね。

――「Step Up」の楽曲の魅力はどういったところになるでしょう?

EIKU ONE N' ONLYの中では、初のロック調のサウンドです。歌詞も、HAYATOが言ってくれたように、少しずつ夢に向かって進んでいく人たちへのエールソングとなっているので自分自身も勇気をもらえる楽曲ですね。ライブでも今はできないですけど、一緒に声を出したりとか、SWAG(ONE N' ONLYのファンの呼称)と一緒に盛り上がれる曲だな、と思います。

――最初、聴かれたときの印象はいかがでしたか?

EIKU 誰しもが小さくても夢を持っていると思うし、僕らもアーティストとしてやっていく上でいろんな不安もあるんですけど、すごくエールをストレートに伝えていて。今回『デュエル・マスターズ WIN』のOPテーマ曲ということで、お子さん達も聴くと思うので、この曲でエールを送れたらなという思いはありますね。

――アニメのタイアップは初めてなんですよね。

KENSHIN そうですね。僕らの世代でやってたメンバーも多いですし、このタイアップをきっかけに僕らのことを知らない方々にもONE N' ONLYを知ってもらえたら嬉しいです。この曲は、それこそ小学生の子たちも聴くと思うんですけど、小学校の頃ってみんないろんな夢があったと思うんですよ。宇宙飛行士とかパイロットとか。この歌詞でも、「僕らはDreamers dreamers」という歌詞があるんですけど、夢を見るのは素敵なことだと思うし、いろんな夢に向かって頑張りたい、と思っている子供たちに、僕らお兄さんたちからエールを送れたらいいなという思いもあります。

――ダンス面ではいかがでしょう? みなさんも真似できたりとか。

HAYATO サビでは手を結構回すんですけど、難しいということじゃなくて、わりと振り付け全体的に遊び心があるというか、ライブで盛り上がるのを想定した振り付けになっています。ファンの皆さんも、一緒にペンライトを振ってもらいたいですね。

――新曲のタイトルが「Step Up」ということで、最近、皆さんがパフォーマンスでStep Upしたな、と思うところを教えてください。

TETTA 歌ってるときの仕草とか、手振り、手数は意識してます。日頃からいろんなアーティストの方のパフォーマンスを見たり、意識してやったりはしているので、自分の中のレパートリーが前より広がった感じはしてます。ステップアップしてるかどうかは分からないですけど。

HAYATO してるよ。

TETTA あざーっす(笑)。

HAYATO 僕は前より曲の世界観に入り込めるようになったんじゃないかな。最近で言うと、ツアーで全部セトリを並べたときのバランスというか、流れみたいなのもライブによって違うので、流れを解釈して、より世界観に入り込んだりすることは意識的にやっています。前のライブよりもそういう面ではステップアップしていたいな、と思いますね。

NAOYA いい意味で、いろんなことを考えながら、パフォーマンスできるようになったと思います。最近は落ち着いて余裕を持てるようになったというか。そこはステップアップかな。

REI 前よりはライブで冷静にいられるようになったかな、って。自分でやっててわかるんですけど、人前に立つと意外と慌てちゃうんですよ。でも前より、自分らしくいられるようになってきたというか、少しずつですけど、そのきっかけを掴んだかなと思って。5年ぐらいライブやって、やっとそうなれたって感じです。技術的な部分はもちろん大事ですし、今後も伸ばしていかなきゃいけないんですけど、まずはこれをきっかけに来年はもっともっと冷静にやれるようになりたいですね。

KENSHIN 今年の夏はいろいろイベントに出て、一つひとつのステージを経て、ちょっとステップアップしてるな、っていうことは感じています。ブラジルでライブやったり、夏イベントに出たり、エビライがあったり、春ツアーだったりとか、今度は秋ツアーもあります。そのたびに一歩一歩成長しているのかな、ということは感じることもあったりして。お客さんにどうやったら楽しんでもらえるか、どういうふうにやればこの曲が伝わるのかとか、周りから見て、自分がどう見えてるのかな、とか。自分がどうあるべきとか、周りを俯瞰して見る、とか総合的にですけど、ステップアップしてるかな、と思いますね。前は自分の気持ち先行な部分があったんですけど、そこに+αで、客観視ができるようになってきたかな、と。まだまだですけど。

EIKU 曲の世界に浸れるようになったな、と思ってます。1曲1曲、役作りというか、素を見せないように気をつけてるんです。明るい曲は素を見せたりするんですけど、「YOUNG BLOOD」とか「Shut Up! BREAKER」とか攻撃的な曲は、みんなに心でメッセージが伝えられるように、自分の中の役になりきってやってます。そこはより、ライブを積み上げていって、どんどんステップアップしているな、と思いますね。

この3年の成長を見せたかった

――KENSHINさんからも夏のイベントについてお話がありましたが、今年の夏についてお伺いしたいな、と思います。まずは3年ぶりの『EBiDAN THE LIVE 2022 ~EBiDAN AWARDS~』はいかがでしたか?

HAYATO 開催できて本当に良かったな、と思います。エビライと言ったら毎年、年に1回行われる大きなイベント、というイメージがあったんですけど、ここ最近はできていなくて。久々のエビライだったのと同時にDISH//さんの卒業という2つの意味で特別でしたね。

――グループのパフォーマンスとしてはどうでしょう?

HAYATO 僕たちはいつもエビライを見ているみんなをファンにするぞ、という意気込みでやってるんですけど、今回はこの3年の成長をEBiDANのファンの皆さんに知ってもらうことを目標に、1日目と2日目でイメージの違うセトリで、ワンエンらしさをアピールしました。シャッフルも全員出演していて、ワンエンとしてもかなり、爪痕を残したんじゃないかな、と思ってます。あとは先輩たちのライブを見てすごく刺激をもらって、改めてEBiDANの絆、団結力を感じましたね。

――シャッフルのお話もぜひお聞きしたいな、と思いまして。GIRAGIRA★DRAGONにはKENSHINさんが颯さん役で、EIKUさんが彪馬さん役、HAYATOさんがジャンさん役でしたが……。

EIKU 楽しかった。

KENSHIN 楽しかったね。颯くん役だったんですけど、結構プライベートでも仲良くさせてもらっていて。今回、スパドラのメンバーが誰役を誰がやるか、推薦ということだったんですけど、颯くんから「颯役をやってほしい、頑張ってね」って言ってもらって、より嬉しかったです。よし、頑張ろう!って思えました。「Untouchable MAX」という曲も激しいダンスナンバーですけど、それを颯くん役でできたのは、すごく幸せでしたね。

EIKU 僕はエビライに出演させてもらえるようになってからシャッフルへの出演は皆勤賞なんですけど、スパドラさんは2回目でした。今回、個人的にもパフォーマンスが好きな彪馬くん役で。ダンスも歌も色気があるというか。そういうところもすごくリスペクトしてますし、好きだからこそ彪馬くん役やれてよかったな、って思いましたね。僕なりに表現したんですけど、曲自体もすごく激しくて、最後とかめちゃくちゃダンスで魅せる曲で。かなり気合い入れてできました。

HAYATO 「Untouchable MAX」は僕も好きな曲だったので、嬉しかったですね。あと、ジャンくんがラップ担当なので、そこをできてすごく楽しかったです。シャッフルは他のグループの振り付けとか歌を歌うのが醍醐味だな、と思っていて。こんな感じでやってるんだとか、こんな激しい曲なんだ、ということが体感できたのでよかったですね。

――HAYATOさんは弟のFUMIYAさん(BUDDiiS)も一緒でしたね。

HAYATO あっ、そうですね。弟と一緒のグループになった気分が味わえて新鮮でした。

KENSHIN 初めてじゃない? エビライ、シャッフルで兄弟一緒にってあんまり聞いたことない。

HAYATO そうそう。

――SNSでも話題になっていましたよね。

HAYATO そうですね。反応していただいて嬉しいです。

――並んでパフォーマンスしていらっしゃる場面も。

HAYATO そうなんですよね、位置が近かったりする場面もあったんで。本当に何か不思議なひとときでした。

――REIさんは「超快適」でリョウガさん役を。

REI そうですね、超特急さんのガリガリ担当をワンエンのムチムチ担当がやった、ということで、ひたすら衣装が破けないかハラハラしていました(笑)。ちょっと危なかったです。初めてEBiDAN THE LIVEを見たときはやっぱり超特急さんはすでに大きいステージを何度も経験されてて、ずっとすごいな、と思って観てた方たち。超特急さんのシャッフルは1回もやったことなかったので、最初はすごい役が来てしまった、とちょっとビビッちゃってたんです。でも、一緒になったシャッフルユニットの洸希くんとか、太智くん、雅哉くん、MORRIEもそうだったんですけど、みんな優しいし、団結力がありましたね。本当にいい環境でやらせてもらえたなって思います。

――練習のときは結構5人で話し合ったんですか?

REI 一緒に練習することはそんなになかったんですけど、最後の方で5人集まったときに良い雰囲気だったので、それがよかったですね。いいクオリティでできたと思います。

――「HOT M!LK」では山中柔太朗さん役をNAOYAさんが。

NAOYA 「恋がはじまる」は柔太朗の曲と言っても過言ではないぐらい柔太朗が目立つ曲だったので、最初は「マジか~」と思いました。でも、やってみたらめちゃくちゃ楽しくて、気持ち良かったですね。本当にワンエンとは全然違っていて、もうザ・王道なキラキラした感じ。みんなでサビをユニゾンで歌ったりとか、衣装が独特で、面白かったなっていうのもあって。メンツもみんな仲良くて、今回こういう状況下もあってリハーサルがほとんどなかったんですけど、みんなでとりあえず楽しむことに重点を置いてやりました。終わった後は達成感というか、よかったなあと思いましたね。

KENSHIN ウインクもしてね。

NAOYA ウインクもね、したね(笑)。そこも柔太朗のキメがあって、好きなことやっていいよ、個性出していいよ、って言われていたんですけど、普段そういうことしないんで、やろうと思って。

――思わず声が漏れてしまった人も多いと思います。

NAOYA そうですね、そこはかっさらっていきましたね(笑)。だから結構楽しかったです。シャッフルってやっぱりいいなって思いました。

――TETTAさんはいかがでしたか? 今回はDISH//の北村匠海さん役でしたが。

TETTA やっぱり嬉しいですね、尊敬する先輩の役をやらせていただいて。DISH//さんが卒業ということで、おそらく最後のシャッフルユニットになるんじゃないかということで、めちゃくちゃプレッシャーもあったし、相当緊張もしたし、不安もあったんです。でも、一緒になったメンバーが去年のシャッフルユニットのときから一緒だったそのしゅん(曽野舜太)や壮吾、原因は自分にある。の光咲も普段から喋るので、わりと話しやすくて、みんなで話し合ったりして、だいぶ気持ちに余裕ができたのはありました。個人的には、DISH//さんに敬意を持ってやりたいな、という気持ちがあったので、最後に一言、言いたいって、メンバーに自分から相談してメッセージを言わせてもらいました。でも、後から映像みたら、生徒が先生に言っているみたいでちょっと恥ずかしかったです(笑)。あと、実は衣装が、サイズ的に僕は匠海くんじゃなくて、大智くんの衣装を、匠海くんの衣装をそのしゅんが着ていた、という裏話も(笑)。

初の海外でのライブ。現地の熱を感じられた

――他の夏のイベントについてもお聞きしたいな、と。今年は、SUMMER STATION、千葉ロッテマリーンズ公式戦の試合前スペシャルライブ、BUZZ-UP、そして、ブラジルのサンパウロで行われた『Anime Friends 2022』もありました。

TETTA すごいな。

KENSHIN 濃い(笑)。

――やっぱり、ブラジルのお話は伺いたいな、と。

HAYATO 初の海外ライブということでやっぱり印象に残っていますね。飛行機で約30時間かけて行って、全部初めての体験だったんですけど、SNSを通して応援してくれている方たちが実際にライブを観に来てくれているんだ、ということを自分の目で確認することができたので、すっごく嬉しかったです。ワンエンの曲もめっちゃ歌って、盛り上がってくれたので、本当に行ってよかったな、って思いました。

――やっぱり日本と盛り上がりは違いましたか?

KENSHIN ぜんっぜん違いますね。

REI 違うね。

HAYATO 日本はコロナ禍で声が出せないのが大きな違いなんですけど、すごく歌ってくれて、叫んだり。

TETTA 踊ったりもしてくれてたし。

HAYATO 僕たちにライブを本当に全身で楽しんでいることを伝えてくれている気がして、ライブしててもめちゃくちゃ気合いが入ったし、気持ちよかったです。

TETTA たしかに。

HAYATO 早く日本も声出せるようになってほしいな、って思いましたし、また海外のファンの皆さんに会いたいな、って気持ちが大きくなりました。

――盛り上がりもそうなんですけど行かれて、ギャップや驚いたことはありましたか?

EIKU リベルダージという日本の商品を売ってる町や、ジャパンハウスっていう日本の文化を伝える施設もあって、すごく日本は愛されてるな、と思いましたし、日本とは真反対のところにある国でも好きになってくれている子がいて、距離は関係ないんだな、って思いましたね。あとフルーツがめちゃめちゃ安くて。イチゴが日本だと1パック500円ぐらいのものが向こうだと100円くらい。それにびっくりしました。フルーツ大好きなんで、嬉しかったです。

HAYATO あとびっくりしたのは普通にサンパウロを観光して歩いているときにめっちゃ声かけられて。「ONE N' ONLY?」みたいな。そんなことあるんだ、って最初信じられなかったですけど、何人にも声をかけられました。

TETTA 多かったよね。

HAYATO ファンの方とか、TikTokや、YouTubeを見てくれた方もいたし、友達が好きだからとか、娘が好きだから写真撮ってみたいな人もたくさんいて、めちゃくちゃびっくりしました。えーっ、知ってる人いるの? って。

REI 日本より声かけられましたね。

HAYATO ホントそうだよね。

TETTA 日本では全然声かけられないから(笑)。

――ポルトガル語は練習されてたんですか?

TETTA HAYATOがめちゃくちゃ勉強してて、ライブでも全部ポルトガル語でMC引っ張ってくれました。発音も良くて、ブラジルの方たちにも伝わっていて、喜んでもらえたと思います。

HAYATO 全力で答えてくれて嬉しかったですね。拙いポルトガル語だったと思うんですけど。

REI 僕、MCでHAYATOの隣だったんですけど、ちょっと感動したことがあって。HAYATOが途中、ポルトガル語が飛んじゃって、用意していたメモを見て話そうとしていたんですけど、少し手が震えてたんですよ。俺たちのためにこんなに一生懸命やってくれてるんだ、と思って。HAYATOが本当にそれだけグループを引っ張って頑張ってくれてるんだな、というのが改めて伝わってきて、自分も頑張らなきゃ駄目だな、と思いました。

HAYATO せっかくね、30時間かけて行ったら、ちょっとコミュニケーションとりたいな、と思ったんですけど、難しくて。本当に聞き取れないんです。でもボディーランゲージじゃないんですけど、伝わらないなりにもコミュニケーションは取れてたな、というのはありました。

――飛行機の時間長かったと思うんですけど、どういう過ごし方されていたんですか?

REI 『スター・ウォーズ』の1から6をずーーっと観てました。

HAYATO シリーズものの映画観れるもんね。

NAOYA 『ストレンジャー・シングス 未知の世界』を全部観ました。

TETTA 僕は寝てて、映画観ようと思ったんですけど、飽きちゃって。

HAYATO はははっ!

TETTA 暇だったからずっとトイレ行ったりしながらCAさんに話しかけてました。

HAYATO CAさんと!(笑)。

TETTA ブラジルのCAさん、かっこいい系で。本当サバサバしてて。英語話せるわけじゃないんですけど、適当に話して、ずっとあしらわれてました。空気のような存在になってた(笑)。

HAYATO それでもめげないメンタルがすごい(笑)。

――ブラジルでのライブがこの夏の最初のイベントでそのあと、すぐにSUMMER STATIONがあったんですね。

KENSHIN 日本のSWAGとようやく会えた、お持たせっていう気持ちがありましたね。いつも以上にみんなも盛り上がってくれて楽しかったです。SUMMER STATIONは大きなイベントだし、以前からいつか出たいな、と思っていたもののひとつなので、出られたのもすごい嬉しかったです。野外で夜帯だったので、それもすごくよかったですね。

――ロッテ試合前のスペシャルライブのお話は、ぜひREIさんに。

REI そうですね、うーん。

KENSHIN よかったよ。

TETTA 泣いてたね。

HAYATO 泣いてた。

REI 子どものころ、中日ドラゴンズの本拠地のナゴヤドームが近いこともあって、野球を父さんと観に行ったこともあったし、上京してからも友達と行ったこともあったんですけど……。やっぱり夢を与える場所じゃないですけど、野球って最後までどうなるか分からなくて、張りつめた状況をずっと観ていた球場にまさか自分が立つと思わなかったし。それも応援している千葉ロッテマリーンズの試合で、LIVEができるなんて想像もしなかったので、やっぱりいろいろくるものはありました。選手も見てくれてるんですよね。安田選手も僕たちのライブ見ててくれてて。これはやばいなと思いました。だから少しでも音楽で僕らが千葉ロッテマリーンズを愛してますっていうのを伝えられればいいな、と思って。

KENSHIN すごく伝わってましたね。ロッテファンの方のTwitterとか拝見したんですけど、「詳しい人がいる」とか、「本当に応援してるメンバーがいるワンエンいいな」とか。今回のことがきっかけでワンエンをいいなって言ってくれるツイートがあってすごく嬉しかったですね。それはREIくんが引っ張ってくれて。

REI もう本当は千葉ロッテマリーンズの公式応援団になりたいぐらいの(笑)。しかもメンバーが試合きっかけにめちゃくちゃ好きになってくれて。試合中、みんなで張り付いて観てたんです。HAYATOも「あれ、どうなんの!?」「なんであの判定なの?」ってずっと聞いてくれてて。

HAYATO 楽しかったですね。

KENSHIN 楽しかったね~。

REI 1球、1球で盛り上がってて。それを見ていた外野のロッテファンの方たちも「おー、いいね、ワンエン」みたいな。

KENSHIN めっちゃ応援してて、最後の方、相手にホームランを打たれた時にみんな茫然としちゃって。

TETTA もう自分のように悔しかったですね。

KENSHIN 本当にそう。

REI 今度はプライベートでもメンバーと行きたいですし、来年もまたパフォーマンスできたら。そんな光栄なことはないので、頑張っていきたいですね。

――続いては……BUZZ UPですね。これはSUPER★DRAGONと一緒だったんですね。

KENSHIN そうです。僕らがリハやった後にスパドラさんもリハやってたんですけど、実はEBiDANの人たちとイベントで一緒になることがそんなにないから、貴重だなと思ってリハも見させてもらったんです。こういう感じでやってんだとか、みんなで話し合ったりとかしててすごいなあと思いながら見ていました。本番も僕たちのファンの方もたくさんいるし、BLUE(SUPER★DRAGONのファンの総称)の皆さんもたくさんいたし、いろんなアーティストさんのファンの方もいたので、そういう人たちに少しでもワンエンの魅力を知ってもらえたらいいなって思いながら、やらさせてもらいました。楽しかったですね、対バン。

――普段とは違う、別のアーティストのファンの方がいらっしゃるとちょっとプレッシャーを感じたり、逆に楽しんだり。

TETTA 楽しいよね。

EIKU 知らない方に見てもらえるし。自分たちの名前を知ってもらえる良いきっかけなので。

KENSHIN 見よう見まねで踊ってくれたりとか、盛り上がってくれるのを見ると嬉しいな、というのはありますね。巻き込みたいんで、僕らは。

EIKU 気合いも入るよね。

意外? ワンエンのかわいいところ

――この夏、新たにワンエンと出会った方がたくさんいらっしゃると思うのですが、そういう方々に向けて、改めて今のワンエンの良さを伝えるとしたら、どういうところだと思いますか?

TETTA 楽曲じゃない? J-POPとK-POPの融合。僕らが日本人で音楽プロデューサーのJUNEさんが韓国人というところが、JK-POPという新しいサウンドを生み出していて、これは僕らの強みでもあり、他にはない楽曲かな、と思うので。それはデビュー当初から信念を持って、ずっとワンエンはこういうものだ、と見せていますし、いずれJK-POPが世に浸透したらいいな、って思います。

――これから聴いてくださる方に、「この順番で聴いてほしい!」というセットリストを5曲で作っていただきたいです! ワンエン入門編じゃないですけど。

KENSHIN エビライでやった曲がいいかな。それこそワンエンを現している「YOUNG BLOOD」とか「What’s Your Favorite?」とか、大人の色気も出せる曲もあれば、「My Love」や「LUCKY」みたいな曲もあります。幅が広いので、そこは僕らの強みかなと思いますね。デビューしてからは「I’M SWAG」とか「Dark Knight」とか、The ONE N' ONLYという攻撃的な曲で固めたからこそ、今いろいろできるんですよね。今回の「Step Up」はロック調の曲はやったことないけど、歌えているわけだし。幅が広がってるっていう面では、まず「YOUNG BLOOD」。

EIKU うん、「YOUNG BLOOD」いいね。

KENSHIN 入るでしょ。「What’s Your Favorite?」、「LUCKY」、「My Love」……。

TETTA あ、「I’M SWAG」もデビュー曲だから入れたい。

KENSHIN じゃあ、1曲目「I’M SWAG」で、「My Love」で締めましょう。

――この夏にワンエンと出会った方には、まずはそのセットリストで、ということで! 続いて、今度は皆さんのそれぞれかわいらしいところを教えていただけたらな、と。

REI HAYATOはステージのときと違って、プライベートは抜けてる部分があって、そこがギャップというか、いいな、と思います。いい意味でのほほんとしているけど、締めるところは締めるって、リーダーらしいっちゃリーダーらしいんですけど。

――最近の、何か抜けてるエピソードがあればぜひ……。

REI 最近だと……お財布が……ね? 消えましたね。

HAYATO うん……(笑)。

TETTA でも、これ読んでくれてる方が見つけてくれるかもしれないから、言っておかないと!

HAYATO (笑)見つかんないよ、もう1カ月経っちゃうから。もう無理。

――まるっとカード類も全部?

HAYATO (コクリ)

NAOYA ロッテ試合前ライブの日に。

――ええっ!

NAOYA ずーっとライブ行く前、ギリギリまでいろんなところに電話してて。

REI ちょっとかわいそう。

――お尻のポッケとかに入れてて?

HAYATO そうです。

NAOYA もう首から下げておいたほうがいいよ。

HAYATO 首から……!

REI あと、いじりにも結構のっかってくれるところも。やっぱりそういうところ、ひとつひとつがグループをいい雰囲気にしてくれているな、と思いますね。

HAYATO どうも(笑)。

NAOYA EIKUは、みんなでいるときはあんまり感じないんですけど、2人でいるときにめちゃくちゃ弟感があるというか。よく一緒に買い物とか洋服見に行くんですけど、俺が着る洋服を必ず「貸してみ」って言って着てみて「俺の方が似合ってるだろ」って。

一同 はははっ!

NAOYA それがかわいいというか、弟なんですよ。俺もやり返すんですけど。弟感が出てるからこそ、やり返したくなっちゃうんです。そういうかわいいところがあるのは最近、気がつきました。

――EIKUさんは自分が弟感あるな、って思ったり?

EIKU 自覚は全くないです。でも、姉がいるし、この中で末っ子ですし、自然と出ちゃう。

KENSHIN 弟感がね、出ちゃうよね。

TETTA NAOYAは意外と寂しがりやなんですよ。クールそうに見えるんですけど、多分、人が一番好きで。1人よりも人と一緒にいたいっていう感じ。それがどんどん年を追うごとに増していってる。寂しがり屋度が上がっていっていますね。

HAYATO 確かに(笑)。

TETTA 今じゃ1人より、誰かしらといたい感じがします。

――寂しがり屋、ですか?

NAOYA いやー……寂しがり屋っていうか、人といるのが前より好きになりました。一番フッ軽かもしれないです。多分あんまりそうは見えないと思うんですけど。

TETTA 大体みんなでどっか行くときとかもNAOYAが言い出して。今から行っちゃうかみたいなテンションで。

KENSHIN ノリがいいね。

TETTA あと、ここスケジュールあけといて、って言って何か企画したりとか。

NAOYA メンバーといるの好きかもしれないですね。

――それは本当に良いことですね……。

HAYATO KENSHINは結構かわいいところを出してくる。

REI 出すねー。

HAYATO KENSHINは同い年なんですけど、それでもたまにかわいいな、というときがあるんですよね。どういうときだろ?

REI えっ?(笑)。僕が思うに、EIKUじゃないですけど、弟感が強い。ものすごく素直なんですよ。僕に何か良かったよって言うときも、真っ先に言いに来るんです。「REIくんあそこよかった、俺びっくりした!」とか、千葉ロッテのときも「REIくんがいたから成り立ったよ、今日のMC!」とか。

KENSHIN それ言ったわ、確かに。

REI 思ったことをパッと言えるんですよね。もちろん、他のメンバーからも嬉しいんですけど、KENSHINが言うと本当にこう思っていたんだな、って感じますし、忖度なしに言ってくるところは本当かわいいな。やっぱ愛される人なんだな、と思います。

TETTA あと、俺がお菓子食べてると、「なにそれ?一口ちょうだい!」って言うからあげると「うまい」って言って、次の日から全く同じものを買ってきたりするんです。

一同 (笑)

NAOYA めっちゃ影響されてる。

KENSHIN そう、メンバーが食べてるものとか聴いてる曲とか、影響されるんですよね。

HAYATO しれっと買ってきてるよね。

TETTA だからコンビニで買い物してると、KENSHINも同じもの持ってるから、あれっ?俺の?って思うことがある。本当に買ってるものが同じ、みたいなときもありますし。

HAYATO かわいいね。

NAOYA 写真とか撮るじゃないですか、この風景いいな、みたいなとき。必ず同じ写真を撮ってる。

KENSHIN 撮る、撮るわ(笑)。

NAOYA 結構独特なのが好きなんで、みんなが撮らないようなのを撮ったりするんですけど、サッと来て。

REI NAOYAがフィルムっぽく見えるアプリで写真撮ってるんですよ、そしたら、全く同じのをダウンロードしてて。

KENSHIN みんなに影響されるんで(笑)。

――人の良いところを吸収しているんですね。

KENSHIN それはありますね、無意識にやっちゃってます。

HAYATO REIくんはもう……かまちょじゃん。

REI (笑)

HAYATO ほんとかまちょだよね。めっちゃかまってちゃん。

EIKU わんちゃんみたい。

HAYATO めっちゃちょっかい出してくるんですよ。反応が来るまでやり続ける。だから、究極にかまちょだな、と。

TETTA かわいいから、ウザイ、になるぐらいまでやりますね。

REI はははっ!

TETTA この間もバスが隣の席で、1時間ぐらい乗ってたんですけど、そのときも、もうずーっと!最初かわいいな、と思ってたんですけど、だんだんどつきまわそうかな、と思い始めました(笑)。そんぐらいかまちょなんです。

――ちょっと意外です。

REI 妹が2人いて、長男だったんで、そういうのは出来なくて。

――あ、兄妹間ではできなくて。

TETTA だからやってんの?

KENSHIN この中でも最年長なのに。

REI かわいいなと思う場面が多いんですよ、正直に。そういうときにちょっといたずらしてやろうとか。ここの2人(HAYATO、TETTA)には結構してますね。

TETTA 被害が大きい。

HAYATO ちょっとストレスですね、均等に行ってもらって(笑)。

REI 反応がおもしろいんですよね、2人は。普通に無視でいいところを全部拾ってくれる。

TETTA えっ、無視でいいの!?

REI いや、無視は嫌だけど、優しいっていうか。

HAYATO 365日、同じいじりをしてくるんです。やばいよね!?

TETTA レパートリーがひとつしかない。更新しようとしない。平気で身内ネタをよそでやるんで、ついていけないです(笑)。

EIKU みんなポカンとしちゃう(笑)。

REI でも結構ワンエンだと、かまちょのイメージがついてますね。地元の友だちとか、一部の仲良い人もそっちのイメージが強いと思います。

――かまちょになっちゃう人は限定されるんですね。特別というか。

REI そうですね。結構、限定されています。

HAYATO 不名誉ですね(笑)。

TETTA ぜひ外していただいて(笑)。

――(笑)。では最後にTETTAさんのかわいいところをお願いします!

REI TETTAは2人になると、わからないことを純粋に全部聞いてくるところとか、ちょっと不安になってる一面を見せたりとか。結構、寂しがり屋さんのところも出してくるので、そこがかわいいなって思いますよね。

HAYATO あと、何でそれ聞くの?って質問ばっかしてくるんですよ。彼氏と彼女だっけ、みたいな。

EIKU さっきも聞かれた。しかも、肩揉みながら。

NAOYA 明日何時に起きるの?とか昨日の夜ごはん、何食べたの?とか。

TETTA 人の1日のルーティーンが気になる。メンバーが1日ルーティーン動画あげたら絶対見るもん。

REI あと最近は減ったんですけど、人の食べてるもののカロリーを言うんですよ。

――それは嫌すぎる……!

HAYATO 女の子からしたら嫌ですよね(笑)。

TETTA お前が食べてるのは500kcalだ、とか。

HAYATO そうそう(笑)。

――続いては、ご自身のことをお伺いしたいと思います。自分の今の強みはなんだと思いますか?

REI 僕は興味が湧いたことは突き詰めていくタイプで。気になったら勉強したり、深堀りするのが強みかなと思います。ただ本当に自分の性格なんですけど、興味を持たないとなかなかそこまでいけないっていうのはあります。

――お話をお聞きしていると集中力がありそうな。

REI 集中力っていうか興味があるとずっと見ちゃうんですよね。ワクワクしちゃって、次何があるんだろう、とか、あと忘れていることがあるのに気がつくと覚えなきゃ、みたいな。忘れたらもったいないな、というのもあって、自然とやってます。

――EIKUさんはいかがですか?

EIKU 体を動かすことが好きなので、やったことがないことでもちょっと見たらできちゃったりとか。本当感覚でも生きてる人なので、コツをつかむのが早いのは自分の強みかな。初めてやってみたことでもできちゃう、とか、チャレンジ系とかもやってみたいですね。

――何かチャレンジしてみたいものはありますか?

EIKU アーチェリーはやってみたいです。

KENSHIN さっきメンバーにも言われたことなんですけど、吸収しようとするのはあるな、と思って。影響されるのもそうなんですけど、最近はライブも見に行ったりして、「この人のこれいいな」と思ったり、それこそ、EBiDAN THE LIVEでも先輩グループを見て、いい意味で影響を受けました。ここ吸収しようとか、こういう歌い方、話し方とかいいな、と思える。人のいいところに目がいくんだと思います。そういうところに目を向けられる力というか。人と話すときも、自分が気になることを聞いて、知らなかったことをインプットしたり……、そういうのは確かに自分の強みかもしれないです。

――人の優れているところ、良いところを見て嫉妬とか、悔しいは気持ちになったりはしなかったんですか?

KENSHIN そういう感情をバネにするのもすごくいいなと思ったんですけど、それをやってたらキリがないんですよね。それよりは、吸収しよう、という考えにシフトした方がいいかな。でも自分が10代のときは全然そんなことなかったです。そこの部分はちょっと大人になったかもしれないですね。

――そうなってくると常に成長し続けることですね。

KENSHIN そういう自分でありたいし、そういう自分を見せたいですね。

NAOYA 僕は撮影やライブで人前に出たときに、独特な雰囲気が出るのは自分の中では強みかなって思いますね。だからもっと磨いてって、1人で仕事するときにも、もっと出していけたら、いいなって。

――「NYLON JAPAN」でのお兄さんのタクヤさんと共演、拝見しました。

NAOYA ありがとうございます。

KENSHIN めっちゃよかった。

NAOYA 観てくれたの? ありがとう。あれもほんと、独特な雰囲気じゃないですけど、自分の中では大きかったので、楽しかったですね。

KENSHIN 兄弟でやるの、どうだった?

NAOYA いつもとは全然違う気持ち。緊張というかなんだろ、変な感じ。

TETTA 1アーティスト同士って感じ?

NAOYA そんな感じじゃない(笑)。なんだろうな、わかりやすく言うと、有名な方とお仕事するときの感覚に似てますね。

KENSHIN そういう感じなんだ。

――お兄さんと一緒で照れくさいとかはなかったですか?

NAOYA 照れ臭いもありましたけど、でもドキドキというか、変な感じでしたね。いろんな撮影してきてますけど、感じたことないものでした。撮っていくうちに慣れてって、うん、だんだん力を抜けていったんですけど。

――お兄さんからは何か言われました?

NAOYA インタビュー中に言われたのが、まだNYLONの雰囲気が出てないね、って(笑)。自分の雰囲気も磨いていって、頑張りたいですね。

TETTA 僕はポジティブシンキングですかね。

一同 (笑)

TETTA 強いて言うなら、ですけど。うちの母親と妹が俺より元気なんですよ。どっちかと言うと、家に帰ると僕は静か。母親と妹がわいわいやってるんで。僕もうるさいはうるさいんですけど、やっぱ妹とお母さんの方が明るいので、外に行くと「うぇ~い」ってやりたくなっちゃうっていうのがありますね。家でも全然できるんですけど、外でやりたくなっちゃう。それが強みなのかな。

NAOYA うん、強みじゃない?

REI ホテルで相部屋になるんですけど、いつも。全然そんな口数多くないんですよ。

TETTA ホテルに着いて、少し普通の真面目な話して普通にパッと寝る。

REI 俺もTETTAも2人だとね、そんなに喋らない。

TETTA 2人のときは2人でしか話せない話をしたり。2人で「うぇーい」ってやってても……。

NAOYA 逆に俺がうぇーいってしてるからさ。寝かせないように、邪魔したりしてるから。

TETTA こいつめっちゃかわいいんですよ。あれ言っちゃダメ?

NAOYA 何をだよ、やめてくれ、変なこと言うの(笑)。

TETTA かわいいな、と思ったのは、ナオくんもお風呂入ってきて。

NAOYA でも、わりと裸の付き合いしてるよね。

TETTA みんな結構してるね。

――コミュニケーションを取りたくて一緒に入る?

TETTA いやなんかもう単純に時短で。面倒くさいから。1人ずつ入ってたら時間かかるから一緒に入って浴槽1人使って、もう1人はシャワー浴びる、っていう。

――なるほど、時短(笑)。HAYATOさんはいかがですか?

HAYATO 俺は人の心が読めます。アーニャかな、って。

REI ほんと?

KENSHIN ほんとに?

HAYATO 今なおくんが何考えてるか……。

TETTA 言って言って。

HAYATO 「この話して大丈夫だったかな」って……。

NAOYA 全然思ってないです。

REI もう失敗してる(笑)。

HAYATO いや、なおくんは今ちょっと後悔してる。

NAOYA 全然思ってないから。

HAYATO 会話とかしていてそういうふうに考えちゃうっていうか、良くも悪くも。顔色を伺いすぎちゃう。そういう性格なんです。 でも、多分磨けばアーニャになれる。

REI 別にアーニャにはならなくていい(笑)。

KENSHIN ハーニャだよ、ハーニャ。

HAYATO ハーニャになれると思います(笑)がんばります。

自分のペースで挑戦を続けるために大切にしていることは?

――最後に、自分のペースで着実にレベルアップしていく、挑戦を続けるために大切にしていることを教えていただきたいです。人と比べてしまったり、心が折れてしまったり、という人も多いと思うんですが……。

REI 僕は本当に周りと比べるのはやめました。無理があるんですよね。自分が持ってるものとかポテンシャルって絶対あるし、比べた相手に近づこうとすると疲れちゃう。だからいい意味で開き直って、自分のいいところを伸ばしていく方が自分のメンタル的にもやりやすい。あとは素直になればなるほど、良い面が磨かれやすいと思っているので。

――確かに……。

REI だからステップアップするためにはより自分を早く分析した方がいいと思います。特に学生のときって、部活は運動部だ、とか、これはできた方がいいとかいろいろあるじゃないですか。友達が多い方がいいとか、それに越したことはないと思いますけど、固定概念はあんまり持たないで、自分がやりやすい、合ったやり方、周りが評価してくれたやり方をひたすら突き詰めた方がいいと思います。

こうやって言ってても、やっぱりどこかで比較しちゃうことはあると思うんです。でも、それをやっていたら、疲れる。だってスポーツができるって言ったって、オリンピック選手もいますし。歌だってオペラ歌手とか、もっと上手い人がいるし。比較したらきりない。比較と戦っているうちは、多分自分は伸びない。

一同 おー……。

――めちゃくちゃ刺さる言葉ですね……。

REI 僕の個人的な考えですけどね。

――EIKUさんはいかがですか?

EIKU 何でもやってみる、じゃないですか。何かやって火がつくものもあれば、つかないものもあります。それこそダンスしながら歌うなんて、小学校のころなんて思ってなかったし、逆にあんまり好きじゃなかったぐらいでした。でもダンスをやってみて火がついたんですよね。だからこそ、いろんな方のダンスを見たり、家でもひとりで練習してみたりもします。挑戦すればやりたいことが一個でも見つかると思うので、そこから火がついたらそれを自分なりに伸ばしていくのが大切かな、って思っています。

KENSHIN 自分を信じて続けることはすごく大事だなって思ってます。この仕事をしている中で、自信がある時期もあったし、無くしちゃったこともあったけど、続けてれば、絶対にいい景色が待ってる。芸能の活動を高校1年からやってるんですけど、最初は路上ライブをやっていたのが、今では海外でライブやったりしているから、多分続けてれば絶対大丈夫だな、っていうのは思います。周りと比較したり、自信を失ったり、いろいろあると思うんですけど、そういうのも含めて楽しんで続けてもらうのがいいんじゃないかな、と。

NAOYA 考えれば考えるほど自分が追い込まれていくと思うので、いい意味で適当に考えた方がより簡単にもっと近道も見つけられるかもしれないし、発見があると思うので、僕はそこを意識してますね。考えることはめちゃくちゃ大事だと思いますし、考えるときは考えますけど。どうしても、どんどん自分を追い込みそうなときは適当に考えるようにしています。

TETTA ボイスメモで、自分の歌声を録ってその日「よっしゃ!」と思っても、何日後かに聴いたら、あれ? みたいなこともあるし、歌ってて「うわ、うまくいってねぇな」、と思っても何日後かに聴いたらうまくって。そのときの気持ちによっても絶対違うんですよね。イライラしてるときに歌ったら強い歌い方にもなるし、そういうのを記録取ったりとかして、さっきREIも言ってくれたんですけど、歌は特にいろんな人に影響されて、もっと上手くならないと、とか、焦りももちろんめちゃくちゃ出てきます。でも記録を取ってると同じ曲を歌ったときに「ここ変わったな」とか些細な気づきができるんです。それって、多分、やってきた自分でしか気づけないと思うんですよね。その気づきが一つでも増えてくと、やる気の向上になってくるので、ちょっとした嬉しさをたくさん増やしていくと、気づいたら大きくなって、やっててよかったな、と思えるんじゃないかな。すぐに結果を求めようとしたらやっぱどうしても続かないと思うので、少しずつ毎日コツコツと、人によってはかかる時間も全然違うので、焦らず自分のペースでやってくっていうのが、大事だなと思います。

HAYATO いい意味で欲深くなる。自分の人生だから謙虚さとか大事だと思うんですけど、全てを手にしたいって思うので、欲深く生きていきたいと思いますね。

取材・文=ふくだりょうこ
撮影=奥田耕平

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